カントー

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カントー

カントーはメコンデルタ最大の都市で、デルタ観光の拠点。名物は早朝に開くカイラン水上市場で、川いっぱいに浮かぶ小舟が果物や食材を売り買いする光景はデルタを代表する風物だ。ニンキエウ波止場周辺はカフェや夜市で賑わう。このページでは街の全体像から回り方、定番スポット、モデルコース、グルメ、お土産、最新トピックまでをまとめ、カフェ・ニュース・お土産の個別記事へ案内する。

位置南部・メコンデルタ最大都市
人口約160万人
ベスト時期12〜4月
目安日数1〜2日
言語ベトナム語(観光地では英語も通用)
通貨ベトナムドン(VND)
日本との時差-2時間
目次

カントーはどんな街か

カントー市はメコンデルタ地域最大の都市で、人口約160万人。ホーチミンの南西約170km、メコン川支流のハウ川沿いに位置する水郷都市です。観光のハイライトは早朝開催の水上市場「カイラン市場」。フルーツや野菜を満載した小舟が川面に集まる風景は、メコンデルタを代表する絶景。ニンキエウ波止場周辺は夜のナイトマーケットでも賑わい、観光起点として最適。 カントー市はメコン川支流ハウ川沿いに広がるメコンデルタ最大の都市で、水郷地帯の経済中心地。観光のハイライトは早朝5〜8時に開催される水上市場「カイラン」で、フルーツ・野菜・米を満載した大小の船が川面に集まり、商売・取引が行われる風景はメコンデルタを象徴する絶景。ニンキエウ波止場は夜のナイトマーケットでも賑わい、屋台街・川沿いの夜景・ライトアップされた橋を眺めながらメコンの夜を楽しめます。郊外にはマイダム・カイラン地区の熱帯果樹園が広がり、ドリアン・マンゴー・ランブータンの試食体験も人気。

カントーへのアクセスと回り方

ホーチミンから車で4時間(高速バスで3.5時間)または国内線で50分(カントー国際空港)。空港から市街までタクシーで30分。ホーチミン発の1泊2日ツアーが定番。

中心はニンキエウ波止場で、川沿いの遊歩道と夜市が集まる。水上市場へはここからボートに乗る。市場は早朝が見頃なので、前泊して夜明けとともに出発するのがコツ。

カントーの定番観光スポット

代表的なスポットを早見表にまとめた。動線を組むときの目安に使ってほしい。

スポットメモ
カイラン水上市場早朝5〜7時が活気のピーク
ニンキエウ波止場市街中心・ボート発着&夜市
クメール仏教寺院(ボートゥム寺など)極彩色のクメール様式
カントー橋ハウザン川に架かる斜張橋・夜景
郊外の熱帯果樹園(ミーカイン民俗村など)運河沿いの果物狩り・農村体験

カイラン水上市場

カントー観光のハイライトで、メコンデルタ最大の水上市場。夜明け前から大小の舟が川に集まり、果物・野菜・米・日用品を舟から舟へと売り買いする。売り手は扱う商品を長い竿の先に掲げる「ベオ・ハン(看板棒)」で示すのが習わしで、何を売っているか遠目にもわかる。活気のピークは早朝5〜7時で、8時を過ぎると店じまいが始まるため、ニンキエウ波止場から日の出前にボートを出すのがコツ。麺やコーヒーを商う「動く屋台舟」で川の上の朝食をとるのも体験のひとつだ。ボートは前日にチャーター(1〜2時間)しておくと当日スムーズ。

ニンキエウ波止場

カントー市街の中心を流れるハウザン川(メコン本流の支流)沿いの遊歩道と船着き場。水上市場ツアーのボートはここから出る。夕方になると涼を求める地元の人で賑わい、夜は川沿いにナイトマーケットが立って屋台フードや雑貨が並ぶ。歩行者専用のニンキエウ橋はライトアップされ、川面に映る光が美しい。市場ツアーの前泊拠点としても便利なエリアだ。

クメール仏教寺院(ボートゥム寺など)

メコンデルタにはクメール(カンボジア系)の人々が多く暮らし、カントー市内にも極彩色のクメール仏教寺院が点在する。金色の尖塔、ナーガ(蛇神)の彫刻、細密な装飾はベトナム式の寺院とは趣が異なり、デルタの多民族性を肌で感じられる。参拝は靴を脱ぎ、肩や膝を隠す服装で。静かな境内は街歩きの休憩にも向く。

カントー橋

ハウザン川に架かる斜張橋で、2010年の開通時には東南アジアでも最大級の主塔間スパンを誇った。デルタの町と町を結ぶ大動脈で、夜はライトアップされる。対岸やニンキエウ波止場、川クルーズの船上から眺めるのがおすすめ。デルタの近代化を象徴するランドマークだ。

郊外の熱帯果樹園(ミーカイン民俗村など)

カントー郊外には運河に沿って熱帯果樹園が広がる。季節に応じてドリアン、マンゴー、ランブータン、ロンガンなどの果物狩りや試食が楽しめ、ミーカイン民俗村のように手こぎ舟、伝統音楽の演奏、農村体験を組み合わせた観光農園もある。水上市場とセットで半日コースに組みやすい。

カントーのモデルコース

1日目:午後にカントー着。ニンキエウ波止場の遊歩道を散歩し、夜は川沿いの夜市とカフェで過ごす。

2日目:早朝にカイラン水上市場へボートで向かい、川の上の朝食を体験。市場のあとは運河沿いの果樹園に立ち寄る。

カントーのグルメ・名物

カントーはメコンデルタの川魚・発酵食文化が色濃く、ほかの都市では味わえない郷土料理が揃う。代表的な一皿を表にまとめた。

料理特徴
バインセオ米粉とターメリックの生地をパリッと焼き、エビ・豚肉・もやしをたっぷり包んだ南部風のお好み焼き。カントーでは特大サイズの店が多く、葉野菜やハーブで包んで甘酸っぱいヌクチャムだれで食べる。
ブンマム発酵魚醤(マム)をベースにした濃厚なスープ麺で、メコンデルタを代表する郷土料理。エビ・イカ・川魚・豚肉と茄子が入り、香りが強く食べ応えがある。デルタの川魚文化を最も色濃く映す一杯だ。
ネムヌン(カイラン風つくね焼き)カイラン地区の名物として知られる、串焼きの豚つくね。ライスペーパーに野菜・ハーブと一緒に巻き、特製のたれをつけて食べる。香ばしい炭火の香りとさっぱりした薬味の相性がよい。
川魚の素揚げ・象耳魚メコンの川魚を丸ごと揚げた「カータイトゥオン(象耳魚)」は、身をほぐしてライスペーパーで巻く豪快な一皿。デルタの食堂で味わえる定番だ。

カントーのカフェ

カントーで立ち寄りたいカフェを表にまとめた(店名から個別ページへ)。

店名ジャンル特徴
Yakishime(ヤキシメ)抹茶抹茶を主役にした和テイストのドリンクとスイーツ
Phuc Long Coffee & Tea(フックロン)お茶黄金蓮茶とフィンスアダーが定番の看板メニュー
Trung Nguyên E-Coffee(チュングエンEコーヒー)コーヒーロブスタブレンドとカフェスアダーが看板の名物
Milano Coffee(ミラノコーヒー)コーヒー低価格カフェスアダーとドリップが看板メニュー

カントーで買いたいお土産

ベトナムらしいお土産を品目別にまとめた(品目名から個別ページへ)。

品目ジャンルメモ
ココナッツオイル食品市場・スーパー・空港で購入できる
カシューナッツ食品市場・スーパー・空港で購入できる
ベトナムコーヒー豆食品市場・スーパー・空港で購入できる
ヌクマム(魚醤)食品市場・スーパー・空港で購入できる
カゴバッグ雑貨市場・スーパー・空港で購入できる

カントーの最新トピック

現地の最新の話題は個別記事で深掘りしている。カントーの60歳夫婦、貧しい働き手のための無料食堂を運営フランス人64歳夫婦が義実家のメコンデルタで2ヶ月暮らし——SNSバイラルの『ベトナム嫁姑生活』動画メコンデルタ・カイラン水上市場ガイド|100年超の朝5時マーケットを4月乾季の最終月に体験ベトナム全土にカフェ50万軒超|コーヒー大国の実態をデータで読む燃料不足でベトナム主要3社が大規模減便——Vietnam Airlines・Vietjet・Bamboo Airways、4月10〜15日に回復見込みベトナム航空が4月1日から7路線を運休——燃料費高騰で国際線も値上げ、日本からベトナム旅行前に確認すべきこと、などをチェックしたい。

ベストシーズン・予算・旅の準備

ベストシーズンは乾季の12〜4月。気候が安定し水上市場の見学に最適。雨季の5〜11月は氾濫期で水位が上がるが、果樹園見学には豊作期で楽しめる。

予算1日500〜1,200円。水上市場ツアーは早朝出発(5時台)が必須で、ボート手配は前日にホテルで予約。1艘1,500〜3,000円で2〜3時間の市場巡りができ、フルーツ農園・米麺工房も組み合わされる定番プラン。ホーチミンからは高速バス3.5時間または車4時間で到着し、1泊2日で水上市場・ベンチェ運河を組み合わせるのが定番ルート。

知っておきたい注意点

水上市場は早朝5〜7時頃が活気のピーク。ボートは前夜に手配しておくとスムーズ。川風で朝は冷えることがあるので薄手の上着を。小舟では貴重品を防水袋に入れておきたい。

地図で見るカントー

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この記事を書いた人

ベトナム・ホーチミン在住3年目|旅行で来るだけでは知ることができない、現地にいるからこそわかるローカル情報を中心に発信していければと思いベトナム旅行の専門情報サイトを立ち上げました。

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