白木とグリーンで整えた北欧風の店内で、桃とオレンジ、レモングラスが重なった看板ティーを片手にノートPCを広げる──The Coffee House(ザ・コーヒーハウス)は、ベトナムのZ世代が「家のように長居できるカフェ」として選んできた地元発のチェーンだ。コンセントとWi-Fiが当たり前に揃い、観光客にとっても街歩きの合間に腰を落ち着けやすい。
| ジャンル | コーヒー |
|---|---|
| 創業 | 2014年(ホーチミン) |
| 発祥 | ベトナム・ホーチミン |
| 展開エリア | ホーチミン・ハノイ |
| 店舗数 | 93店舗 |
| 看板メニュー | 桃・オレンジ・レモングラスティーが看板メニュー |
| 公式サイト | https://www.thecoffeehouse.com/ |
The Coffee Houseとは|Z世代が育てた地元発の居心地チェーン
創業のストーリー
The Coffee Houseは2014年、ホーチミンで生まれたベトナム発のカフェチェーン。創業者のグエン・ハイ・ニン氏は、それ以前にテイクアウト型のコーヒー店を立ち上げた経験を持ち、その学びを土台に「コーヒーハウス(家のような居心地)」をコンセプトに据えた。価格は一杯数百円台の中価格帯に絞り、若い世代が日常的に通える店として支持を広げた。
創業から数年で全国の主要都市に展開し、ピーク時には150店舗以上を構えるまでに成長。その後は採算と立地を重視した整理を進め、現在は93店舗前後に絞り込んでいる。店舗数を追うより、品質と居心地で選ばれる路線へ舵を切ったブランドだ。
なぜ若者に長く支持されるのか
The Coffee House の強みは、コーヒーの一杯だけでなく「過ごす時間」を設計している点にある。電源やWi-Fiを備えた席、よく効いたエアコン。大学生やノマドワーカーが半日腰を据えても気まずくない空気がある。
メニューもコーヒー一辺倒ではなく、お茶・スムージー・スイーツまで幅広い。コーヒーが飲めない人や甘いものが欲しい人も一緒に入れるため、グループでも使いやすい。観光客にとっては「ベトナムの今どきのカフェ文化」をそのまま体験できる場でもある。
The Coffee Houseの看板メニューと味わい
看板はお茶系だが、ベトナム式コーヒーもスイーツも揃う。価格はおおむね数百円台で、複数人で頼んでもシェアしやすい。
ピーチオレンジ・レモングラスティー(Trà Đào Cam Sả)
The Coffee House の代名詞ともいえる一杯。桃の甘さ、オレンジの爽やかな酸味、レモングラスの清涼感が層になって重なり、暑いベトナムの街歩きにちょうどいい爽やかさにまとまっている。氷を入れた冷たい状態で提供されることが多く、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい。
カフェスアダー(Cà Phê Sữa Đá)
練乳入りのアイスコーヒーというベトナム定番の一杯。深煎りの濃いコーヒーに練乳の甘みが溶け合い、ベトナムらしい味を手軽に試せる。お茶系と並んで外せない定番だ。
そのほかの人気ドリンク
| ドリンク | 特徴 |
|---|---|
| カフェラテ系 | ミルク多めで飲みやすいエスプレッソ系ドリンク |
| スムージー(Smoothie) | フルーツを使った冷たい一杯。食事代わりにもなるボリューム |
| ティラミス系ドリンク | コーヒーと相性のよい甘めの変化球メニュー |
フード・スイーツ
フードはサンドイッチやケーキが充実しており、軽食を兼ねて立ち寄れる。なかでもティラミスやチーズケーキは人気が高く、ドリンクと合わせて長居する客が多い。スムージー系と合わせれば、軽いランチ代わりにもなる。
口コミで評判の一杯
旅行・グルメサイトの口コミで繰り返し名前が挙がる、評判のメニューをまとめた(複数のレビューで好評の品を中心に紹介)。
| メニュー | 口コミで評判のポイント |
|---|---|
| ピーチティー(Trà Đào Cam Sả) | 桃の甘さ、ベトナムオレンジの酸味、レモングラスの香りを合わせた看板ドリンクで、ベストセラーとして繰り返し挙げられている |
| 焙煎ウーロンミルクティー(Trà Sữa Oolong Nướng) | 香ばしく焙煎したウーロンと濃厚なミルク、もちもちのタピオカの組み合わせが評判 |
| アイスミルクコーヒー(Cà Phê Sữa Đá) | ミルクと氷のバランスが他チェーンと違うと口コミで人気の定番 |
The Coffee Houseの店舗展開とおすすめの立ち寄り方
規模と展開エリア
ホーチミンとハノイの都市部を中心に展開し、タオディエン地区や1区中心部、ランドマーク81周辺など若者が集まるエリアには複数店舗が並ぶ。空港や大型モール内にも出店しており、移動の合間にも立ち寄りやすい。
かつては地方都市にも広く展開していたが、近年は採算性を重視して立地を選別している。観光で歩くエリアでは見つけやすく、休憩に使いやすいのが魅力だ。
この店が楽しめる主な街:ホーチミン・ハノイ。各都市の観光情報は街ページからチェックできる。
観光で訪れやすい店舗
ホーチミンでは1区中心部やランドマーク81周辺の店舗が観光動線に乗りやすく、立ち寄りやすい。テラス席のある店舗も多く、暖かい気候のなか開放的に過ごせる。
The Coffee Houseの店内の雰囲気と過ごし方
内装・デザインの特徴
白・木目・グリーンを基調にした北欧風モダンの内装で、SNS映えする明るい空間設計が特徴。落ち着いた色合いと自然光で、長時間いても疲れにくい雰囲気にまとまっている。
テラス席を備えた店舗も多く、ホーチミンの暖かい気候のなか開放的に過ごせる。写真を撮る客も多いので、窓際や自然光の入る席は早めに埋まりやすい。
Wi-Fi・電源と長居のしやすさ
電源やWi-Fi、エアコンを備えた店舗が多く、ノマドワーカーや勉強する学生に人気。半日腰を据える人も多いが、休日の午後は席が埋まりやすいため、作業目的なら平日昼や開店直後の時間帯が狙い目だ。
The Coffee Houseの価格目安と支払い
| メニュー | 価格目安 |
|---|---|
| ピーチオレンジ・レモングラスティー | 55,000〜65,000ドン(約380〜450円) |
| コーヒー系 | 45,000〜65,000ドン(約300〜450円) |
| ケーキ | 45,000〜75,000ドン(約300〜520円) |
観光地価格でも日本のカフェより割安で、複数人でも気軽に頼める。注文はモバイルアプリで事前注文・店舗受取ができ、会員はポイント還元や誕生日特典も受けられる。混雑時はアプリ注文と席取りを並行するとスムーズだ。
価格は店舗や時期によって変わることがある。最新は店頭または公式メニューで確認したい。
The Coffee Houseのテイクアウト・お土産
全メニューがテイクアウト可能。マイボトル持参でドリンクが割引になるキャンペーンも頻繁に実施される。店内にはコーヒー粉やドリップバッグ、ロゴ入りタンブラー・トートバッグなどの物販コーナーがあり、ちょっとした土産にも向く。
The Coffee Houseの地図・アクセスと注文のヒント
ホーチミンでもハノイでも各区に店舗があり、観光の合間に立ち寄りやすいチェーン。
注文で使えるベトナム語
現地で役立つ基本フレーズをまとめた。指差しでも通じるが、ひと言添えると注文がスムーズになる。
| ベトナム語 | 意味 |
|---|---|
| Cho tôi một … | 〜をひとつください |
| nóng / đá | ホット/アイス |
| ít đường | 甘さ控えめ |
| không đường | 無糖 |
| ít đá | 氷少なめ |
| mang đi | テイクアウト |
| ở đây | 店内で |
| tính tiền | お会計 |
最新のメニュー・価格・営業時間・店舗一覧は公式サイトで確認できる。
The Coffee Houseを訪れる前に知っておきたいこと
賢い楽しみ方
確実に座りたいなら、混みやすい休日午後を避けて平日昼や開店直後を狙うとよい。注文はアプリで先に済ませておくと、席を確保してから待つだけで受け取れる。
看板のピーチオレンジ・レモングラスティーから入り、コーヒーが好きならカフェスアダー、甘いものが欲しければティラミスと足していくと満足度が高い。
注意点
お茶やスムージーは甘さがしっかりある場合が多いので、控えめにしたいときは注文時に伝えるとよい。冷たいドリンクが中心のため、体調や好みに合わせてホットを選ぶこともできる。
店舗によって営業時間や混雑具合が異なる。作業や打ち合わせで長居したい場合は、比較的空いている時間帯や店舗を選ぶと快適に過ごせる。
📖 The Coffee Houseの歴史や背景、楽しみ方は読み物コラム「The Coffee Houseをもっと詳しく」でも紹介しています。
🗺️ ほかのカフェとも比べたいなら、ベトナムの人気カフェ30店 徹底比較ガイドで一覧から探せます。
よくある質問
- The Coffee Houseはどんなカフェですか?
-
2014年にホーチミンで生まれたベトナム発のチェーンで、「家のような居心地」をコンセプトにした若者向けカフェ。お茶・コーヒー・スイーツが揃い、SNS映えする内装と長居しやすい設備が人気。
- 看板メニューは何ですか?
-
桃の甘さ・オレンジの爽やかさ・レモングラスの清涼感が重なったピーチオレンジ・レモングラスティー(Trà Đào Cam Sả)。ティラミスやカフェスアダーも定番人気。
- Wi-Fiや電源はありますか?
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電源やWi-Fi、エアコンを備えた店舗が多く、ノマドワークや勉強に向く環境。半日腰を据える人も多い。
- どの街にありますか?
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ホーチミンとハノイの都市部を中心に展開。タオディエン地区や1区中心部、空港・大型モール内など観光動線上にも店舗がある。
- 値段は高いですか?
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一杯おおむね数百円台の中価格帯。観光地価格でも日本のカフェより割安で、複数人でも気軽に利用できる。
