コーヒーの国ベトナムで、日本産の高級抹茶を一杯ずつ点てて出す──Nagocha Matcha(ナゴチャ抹茶)は、日本産の抹茶を主役にした和カフェだ。宇治・鹿児島をはじめ日本各地の茶葉を直輸入し、濃い緑色の抹茶ラテやほうじ茶ラテ、抹茶スイーツを揃える。コーヒー一辺倒だったベトナムのカフェシーンに、和の選択肢を持ち込んだ存在として観光客にも在住日本人にも支持されている。
| ジャンル | 抹茶 |
|---|---|
| 創業 | 2023年(ニャチャンの前身店「Chakokoro」から) |
| 展開エリア | ホーチミン・ハノイ |
| 店舗数 | 9店舗 |
| 看板メニュー | 宇治と鹿児島産抹茶ラテと和菓子が看板メニュー |
| 公式サイト | https://nagocha.com/ |
Nagocha Matchaとは|日本産抹茶にこだわる和カフェ
創業のストーリー
Nagocha Matchaは、ベトナムで本格的な日本式抹茶を提供する専門店チェーン。スタートは海岸都市ニャチャンに開いた前身店「Chakokoro(チャココロ)」で、ベトナムで初めての抹茶専門ティーハウスとして2023年に立ち上がった。その流れを汲んで「Nagocha」のブランドへと育ち、ニャチャンからハノイ、ホーチミンへと展開している。
店名の「Nagocha」は、沖縄の地名「名護(Nago)」と「茶(Cha)」を組み合わせた造語とされ、日本とベトナムの文化を結ぶ姿勢が込められている。ホーチミンではランドマーク81内に出店し、2024年12月にはベンタイン市場の玄関口にも店を構えるなど、観光客が立ち寄りやすい立地を選んで拡大してきた。
「本物の日本抹茶」をベトナムで点てる
Nagocha の核は、抹茶の品質に振り切った姿勢にある。宇治や鹿児島をはじめ、福岡・静岡など日本各地の名産地から茶葉を取り寄せ、儀式用にも使われるグレード(セレモニアルグレード)の抹茶を一杯ずつ点てて提供する。ベトナムでは現地産の抹茶を使う店も増えているが、Nagocha は「日本産・日本式」を前面に出すことで差別化している。
店内は竹や木材、障子を思わせる仕切りなどを使った和テイストの落ち着いた空間。コーヒーが主流のベトナムにあって、抹茶を主役にした和カフェ体験ができる店は珍しく、日本好きのベトナム人や在住日本人、観光客が静かに一服できる場として機能している。
Nagocha Matchaの看板メニューと味わい
メニューは抹茶を中心に、ほうじ茶や抹茶スイーツまで幅広い。日本産の茶葉を使った深い緑色と香りが特徴で、和カフェらしいラインナップが揃う。
抹茶ラテ(Matcha Latte)
Nagocha の看板。日本産の抹茶を点ててミルクと合わせた一杯で、深い緑色と抹茶らしい渋み・甘みのバランスが楽しめる。抹茶の濃さを選べる店舗もあり、しっかりした抹茶の味を求める人にも、まろやかに飲みたい人にも対応する。日本の抹茶カフェに近い感覚で味わえるのが魅力だ。
ほうじ茶ラテ(Hojicha Latte)
抹茶と並ぶ人気が、香ばしいほうじ茶を使ったラテ。焙じた茶葉の香りとミルクのコクが合わさり、抹茶の苦味が得意でない人にも飲みやすい。和の喫茶らしい落ち着いた一杯として、抹茶ラテと飲み比べる楽しみがある。
そのほかの人気ドリンク
| ドリンク | 特徴 |
|---|---|
| 抹茶(点て立て) | ミルクを加えず抹茶そのものを味わう一杯。茶葉の個性を感じたい人向け |
| アイス抹茶ラテ | 看板の抹茶ラテを冷たく仕立てた一杯。暑い日でも抹茶の風味を楽しめる |
フード・スイーツ
ドリンクだけでなく、抹茶を使ったケーキやティラミスなど和洋折衷のスイーツが揃う。抹茶ラテやほうじ茶ラテと組み合わせれば、ちょっとした休憩からカフェ滞在まで楽しめる。
口コミで評判の一杯
旅行・グルメサイトの口コミで繰り返し名前が挙がる、評判のメニューをまとめた(複数のレビューで好評の品を中心に紹介)。
| メニュー | 口コミで評判のポイント |
|---|---|
| 薄茶・濃茶(Usucha / Koicha) | matcha専門店として、カフェメニューにとどまらず本格的な薄茶・濃茶まで用意している点が抹茶好きのレビューで評価されている。京都・鹿児島・福岡など日本の産地から仕入れた抹茶の、濃くて雑味の少ない味わいを褒める声が多い |
| 抹茶ラテ(Matcha Latte) | TripAdvisorやLemon8などの口コミで、香りと苦味のバランスが取れた一杯として繰り返し言及される定番。ミルクと合わせても抹茶の風味が薄まりにくいと評判 |
| ほうじ茶ラテ(Hojicha Latte) | 焙じ茶の香ばしさが楽しめる一杯として、抹茶系と並んで勧める口コミが見られる。抹茶の苦味が得意でない人向けの選択肢として挙げられることが多い |
Nagocha Matchaの店舗展開とおすすめの立ち寄り方
規模と展開エリア
ホーチミンを中心に9店舗ほどを展開し、ハノイにも進出している。ホーチミンではランドマーク81内の店舗や、ベンタイン市場の玄関口に位置する店舗など、観光や買い物の動線上で立ち寄りやすい場所を選んでいる。
もともとはニャチャンの前身店から始まったブランドで、海岸リゾートの街から主要都市へと広がってきた経緯がある。各地でアクセスの良い立地を押さえているため、旅程に組み込みやすい。
この店が楽しめる主な街:ホーチミン・ハノイ。各都市の観光情報は街ページからチェックできる。
Nagocha Matchaの店内の雰囲気と過ごし方
内装・デザインの特徴
店内は竹・木材・障子風の仕切りなどを取り入れた和テイストのミニマルな空間。落ち着いた照明とナチュラルな素材使いで、コーヒーチェーンとは違う静けさがある。抹茶を点てる様子を眺めながら、ゆっくり過ごせる雰囲気が作られている。
SNS映えする抹茶ドリンクの色合いもあって、撮影目的で訪れる若い世代も多い。和の意匠とベトナムの都市カフェらしさが同居した内装が、写真にも収まりやすい。
Wi-Fi・電源と長居のしやすさ
Wi-Fiと電源を備える店舗が多く、静かな環境で作業や打ち合わせに使う人もいる。コーヒーチェーンの賑やかさが苦手なときに、落ち着いて過ごせる場所として選びやすい。観光地内の店舗は混雑する時間帯もあるので、ゆっくり作業したいなら空いている時間を狙うとよい。
Nagocha Matchaの価格目安と支払い
| メニュー | 価格目安 |
|---|---|
| 抹茶ラテ | 75,000〜95,000ドン(約520〜650円) |
| ほうじ茶ラテ | 65,000〜85,000ドン(約450〜580円) |
| 抹茶スイーツ | 65,000〜95,000ドン(約450〜650円) |
日本産の茶葉を直輸入して点てる分、ベトナムの一般的なカフェよりは高めの価格帯。それでも日本の抹茶カフェと同等か、やや割安に感じられる水準だ。支払いは店舗によって現金・カード・QR決済に対応する。
価格は店舗や時期によって変わることがある。最新は店頭または公式メニューで確認したい。
Nagocha Matchaのテイクアウト・お土産
店頭では抹茶パウダーやほうじ茶、抹茶ティーバッグなどを販売しており、家庭で抹茶を楽しみたい人や、日本好きのベトナム人への土産にも向く。日本産の茶葉を使った商品が、ベトナムで手に入る点がユニークだ。
Nagocha Matchaの地図・アクセスと注文のヒント
ハノイ・タイ湖(西湖)沿いのタイホー店は、湖を望む落ち着いた立地で写真映えする店内として知られている。
注文で使えるベトナム語
現地で役立つ基本フレーズをまとめた。指差しでも通じるが、ひと言添えると注文がスムーズになる。
| ベトナム語 | 意味 |
|---|---|
| Cho tôi một … | 〜をひとつください |
| nóng / đá | ホット/アイス |
| ít đường | 甘さ控えめ |
| không đường | 無糖 |
| ít đá | 氷少なめ |
| mang đi | テイクアウト |
| ở đây | 店内で |
| tính tiền | お会計 |
| nóng / đá | ホット/アイスを選べる |
最新のメニュー・価格・営業時間・店舗一覧は公式サイトで確認できる。
Nagocha Matchaを訪れる前に知っておきたいこと
賢い楽しみ方
本格的な日本抹茶を味わえる店として、滞在中に抹茶が恋しくなった在住者にも、和カフェ体験をしたいベトナムの若い世代にも合う。まずは看板の抹茶ラテ、次にほうじ茶ラテという順で頼むと違いがわかりやすい。
ランドマーク81やベンタイン市場の近くの店舗は、観光の合間に立ち寄りやすい。混雑を避けたいなら、平日の昼前後など比較的空いている時間帯がおすすめだ。
注意点
抹茶の濃さを選べる店舗もあるので、苦味が苦手なら控えめに、しっかり味わいたいなら濃いめにと、注文時に好みを伝えるとよい。冷たいドリンクが中心なので、体調に合わせて温かいメニューを選ぶのも手だ。
店舗ごとに営業時間や取り扱いメニューが少し異なる。確実に目当ての一杯を狙うなら、公式サイトや各店のSNSで事前に確認しておくと安心だ。
📖 Nagocha Matchaの歴史や背景、楽しみ方は読み物コラム「Nagocha Matchaをもっと詳しく」でも紹介しています。
🗺️ ほかのカフェとも比べたいなら、ベトナムの人気カフェ30店 徹底比較ガイドで一覧から探せます。
よくある質問
- Nagocha Matchaの特徴は?
-
日本産の高級抹茶を一杯ずつ点てて出す、ベトナムでは珍しい日本式の抹茶専門店。宇治・鹿児島など日本各地の茶葉を直輸入している。
- どこの抹茶を使っていますか?
-
宇治・鹿児島をはじめ、福岡・静岡など日本各地の産地から取り寄せた茶葉を使い、儀式用にも使われるグレードの抹茶を提供している。
- 看板メニューは何ですか?
-
日本産抹茶を点てた抹茶ラテと、香ばしいほうじ茶ラテ。抹茶を使ったチーズケーキやティラミスなどのスイーツも人気。
- どの街にありますか?
-
ホーチミンを中心に、ハノイにも展開。ホーチミンではランドマーク81内やベンタイン市場の玄関口など、立ち寄りやすい立地に店を構えている。
- 値段は高いですか?
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抹茶ラテで75,000〜95,000ドン(約520〜650円)ほど。日本産の茶葉を使う分やや高めだが、日本の抹茶カフェと同等かやや割安に感じられる。
