ホーチミン市からベトナムに入る旅行者は、出発前のひと手間が新しい常識になる。タンソンニャット国際空港で2026年4月21日から試験運用が始まった入国前のオンライン健康申告(pre-arrival declaration)が、2026年7月1日から正式に必須化される。スマホで事前に申告を済ませておけば、到着時の手続きがスムーズになる仕組みだ。
現時点で試験運用が先行しているのはホーチミン市(タンソンニャット空港)だが、2026年7月1日からはハノイ・ダナンを含む全国のすべての入国・出国・通過地点で事前申告が必須となる。行き先にかかわらず準備しておく必要がある。
ホーチミン入国前のオンライン申告とは
これは、ベトナムに入国・出国・通過する外国人が、保健省が定める感染症関連の情報をオンラインで事前申告する制度だ。タンソンニャット空港では2026年4月21日からパイロット運用が始まり、当初はおおむね到着前の数日以内に専用フォームから申告する形だった。
2026年7月1日から正式に必須化
試験運用を経て、2026年7月1日からは入国前の申告が正式に義務となる。対象は入国・出国・通過するすべての外国人。申告期限は、移行後の運用で出発・入国の前にオンラインで済ませる形が想定されている。なお、正式運用後の申告プラットフォームの詳細は、当局から追って案内される段階のため、最新の公式情報を出発前に必ず確認したい。
対象空港・都市の整理
| 都市・空港 | 事前申告の対象 |
|---|---|
| ホーチミン市(タンソンニャット空港) | 対象(4/21試験運用→7/1正式必須化) |
| ハノイ(ノイバイ空港) | 7/1から全国的に対象 |
| ダナン | 7/1から全国的に対象 |
| その他の入国地点 | 7/1から全国的に対象 |
旅行者がやるべき準備——QR提示で行列回避
ポイントは、出発前にスマホで申告を済ませておくこと。事前にオンラインで手続きを完了しておけば、到着時に申告内容のQRや控えを提示するだけで、空港での確認が短時間で済む。逆に未申告のまま到着すると、現地で手続きに時間を取られ行列に並ぶことになりかねない。
ハノイやダナンへ入る場合も、2026年7月1日からは同様に事前申告が必須となる。複数都市を回る行程なら、どの入国地点でも確実に事前申告を済ませておくのが安全だ。
まとめ
ベトナム入国前の事前申告は、2026年7月1日からハノイ・ダナンを含む全国のすべての入国・出国・通過地点で正式に必須となる。出発前にオンラインで申告を終えておくことが、到着後の行列回避につながる。行き先にかかわらず、最新の公式情報を確認してから出発しよう。
