ベトナム最大の玄関口、ホーチミンのタンソンニャット空港で、長年の悩みだった混雑が解消に向かっている。2026年2月のTet(旧正月)から本格稼働した第3ターミナル(T3)が国内線の約8割を引き受け、ピーク時には1日約18万人を大きな滞留なく捌いた。
T3稼働で何が変わったか
T3と、関連道路(チャンクオックホアン〜コンホア間)の開通により、空港周辺の慢性的な渋滞・混雑が緩和された。Tetの繁忙期でも、チェックイン・保安検査・到着ホールはいずれも安定した流れを保ち、これまでの「局所的な混雑」は再発しなかった。1日約18万人というピークを捌けたことが、その効果を裏づける。
6社がT3から発着
T3にはベトナム航空、パシフィック航空、バンブー、ベトラベル、Vasco、Sun PhuQuoc Airwaysの6社が入り、国内線旅客の約8割を担う。国際線(既存ターミナル)と国内線(T3)の動線が分かれたことで、乗り継ぎや送迎の分かりやすさも増した。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 稼働 | 2026年Tet(2月)から本格運用 |
| 担当 | 国内線旅客の約8割/6社が発着 |
| ピーク処理 | 1日約18万人(Tet繁忙期) |
| 付帯 | チャンクオックホアン〜コンホア接続道路 |
背景:限界だった旧タンソンニャット
タンソンニャットは長年、容量超過による混雑が常態化し、「乗るはずの便を逃す」リスクすら語られてきた。T3はその構造的なボトルネックを解消する切り札で、国内線の大半を引き受けることで、国際線ターミナルの混雑も連動して緩和された。将来のロンタイン空港開業までの“つなぎ”としても重要だ。
読者への影響
国内線はT3発着が基本になったため、ターミナルの取り違えに注意が必要だ。ホーチミン発着で国内線に乗り継ぐ際は、出発前に利用ターミナルを必ず確認しておくと安心できる。T1・T3間の移動時間も見込んでおきたい。
まとめ
「混む空港」の代名詞だったタンソンニャットが、T3で生まれ変わりつつある。玄関口の改善は、旅全体の第一印象を左右する。
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