ハイフォンはハノイの東に位置する北部最大の港湾都市。フランス植民地期の街並みと活気ある食文化が魅力で、名物バインダークア(カニ入り汁麺)の発祥地として知られる。ハロン湾やカットバ島への玄関口でもある。このページでは街の全体像から回り方、定番スポット、モデルコース、グルメ、お土産、最新トピックまでをまとめ、カフェ・ニュース・お土産の個別記事へ案内する。
| 位置 | 北部の港湾都市 |
|---|---|
| 人口 | 約466万人(2025年にハイズオン省を統合) |
| ベスト時期 | 3〜4月・10〜11月(海水浴は5〜8月) |
| 目安日数 | 市街1〜2日/カットバ島を含めるなら2〜3日 |
| 言語 | ベトナム語(観光地では英語も通用) |
| 通貨 | ベトナムドン(VND) |
| 日本との時差 | -2時間 |
ハイフォンはどんな街か
ハイフォンはハノイの東、約105kmに位置する北部最大の港湾都市です。フランス統治期の建築が残る市街と、カットバ島やランハー湾といった海のエリアを併せ持ちます。観光都市として売り出してきた街ではないぶん、ハノイやハロン湾に比べると日本人観光客が少なく、値段も落ち着いています。
【要注意】2025年にハイズオン省を吸収して、街の範囲が変わりました
国会決議202/2025/QH15により、ハイフォン市はハイズオン省の全域を統合しました。省が消えて市が残った形です。全国は63省市から34省市に再編され、ハイフォンは6つの中央直轄市のひとつです。
| 現在の面積 | 3,194.72km²(統合により約2倍に) |
|---|---|
| 現在の人口 | 4,664,124人 |
| 経済規模 | 統合後は全国3位(ホーチミン、ハノイに次ぐ) |
| 下位の行政単位 | 114(67の社(xã)+45の坊(phường)+2つの特別区) |
旅行者に直接効いてくるのは住所表記の変更です。2025年7月1日に「区(quận)」が廃止され、ゴークエン区、レーチャン区、ホンバン区といった表記はなくなりました。ところが飲食店やホテルのネット情報は旧表記のままのものが大半です。店を探すときは区名ではなく、通り名と番地で検索してください。この記事でも旧区名は補足として括弧に入れています。
カットバ島も「カットハイ県」ではなく「カットハイ特別区(Đặc khu Cát Hải)」になりました。もうひとつの特別区は、沖合の孤島バクロンヴィです。
市域内に世界遺産が2件ある街になった
統合には思わぬ副産物がありました。旧ハイズオン省にあったコンソン=キエップバックがハイフォン市域に入ったのです。そしてこの遺跡群は2025年7月12日、UNESCOの世界文化遺産に登録されました。
| 世界遺産 | 種別 | 登録 | ハイフォンとの関係 |
|---|---|---|---|
| ハロン湾〜カットバ群島 | 自然遺産 | 2023年9月にハロン湾の範囲を拡張 | カットバ島が含まれる |
| イェントゥ〜ヴィンギエム〜コンソン、キエップバック | 文化遺産 | 2025年7月に新規登録 | 構成資産の一部が市域内(中心部から西へ約50km) |
後者は13〜14世紀のチャン朝とチュックラム禅にまつわる遺跡群で、クアンニン省・バクニン省・ハイフォン市にまたがります。ベトナムで9件目の世界遺産です。日本語のガイド記事にはまだほとんど載っていません。
ハイフォンへのアクセスと回り方
日本からの直行便はない
カットビ空港(HPH)に日本からの直行便はありません。成田・羽田・関西・中部・福岡のいずれからも飛んでいません。ハノイ(HAN)かホーチミン(SGN)で乗り継ぐか、ハノイから陸路・鉄道で入るかの二択です。
カットビ空港の国際線はソウル(仁川)、中国の昆明・麗江・広州のみで、本数もソウル線が月31便という規模です。国内線はホーチミン線が月449便と太く、ダナン、ニャチャン、フーコックなどにも飛んでいます。
なお空港は拡張中で、2025年8月に第2旅客ターミナル(T2)が着工しました。年間旅客500万人規模、総投資額は約2兆6,898億ドン。現ターミナルの設計能力は年200万人で、すでに超過しています。
ハノイからの3つの行き方
| 手段 | 所要 | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 高速道路(CT04)で車 | 約1時間30分〜2時間 | 通行料206,000ドン(12席未満) | 荷物が多い、複数人で割る |
| リムジンバン | 1時間30分〜2時間 | 220,000〜250,000ドン/席 | いちばん手軽。ドアツードアで15〜30分間隔 |
| 鉄道 | 2時間25分〜3時間 | 120,000〜198,000ドン | 時間はかかるが体験として面白い |
ハノイ〜ハイフォン高速道路(CT04)は全長105.5km、6車線(+緊急停車帯2車線)。料金所は2022年から完全ETC化されているので、レンタカーやタクシーで通る場合は対応車かを確認してください。リムジンバンはHải Âu、Sơn Hải、Hoàng Phú などが走っています。
鉄道——フランス期の路線を走る観光列車「火鳳凰」
ハノイ〜ハイフォンの鉄道は全長102km、フランス統治期に敷かれた古い在来線です。所要は2時間半前後で高速道路より遅いのですが、車両は2025年に新しくなっており、北部の田園と町並みを窓から眺められるので、移動そのものを楽しみたい人には有力な選択肢です。
| 列車 | ハノイ発 | ハイフォン着 | 備考 |
|---|---|---|---|
| HP1 | 06:00 | 08:25 | 最速。ジアラム停車、ロンビエン非停車 |
| LP3 | 09:20 | 12:00 | ロンビエン・ジアラム両停車 |
| LP5 | 15:15 | 18:00 | 両停車 |
| LP7 | 18:10 | 20:55 | 週末はロンビエン停車 |
ハノイ側の乗車駅はハノイ駅・ロンビエン駅・ジアラム駅の3つ。旧市街に泊まっているならロンビエン駅が近いです。ダイヤは季節で改正されるので、乗る前に鉄道公社のサイトで確認してください。
この路線は2025年5月10日に車両が一新されました。ハイフォン解放70周年を記念した観光列車「ホアフオンドー(Hoa Phượng Đỏ=火鳳凰)」で、20両が新造されています。上の時刻表のHP1・LP3・LP5・LP7が、この列車です。別の列車が増えたわけではなく、同じ便が観光列車に置き換わりました。
| VIP車 | 34席。インドシナ様式の内装 |
|---|---|
| 上級車 | 56席。180度回転する座席 |
| 一般車 | 64席 |
| 通し運賃(一般) | 120,000〜198,000ドン |
| VIP車 | 300,000〜385,000ドン |
| 割引 | 平日は変動運賃で最大20〜25%引き。4枚で3枚分になるグループ割コードもある |
| 本数 | 1日4往復、週末は5〜6往復 |
| 設備 | 半自動ドア、LEDモニター、無料Wi-Fi |
同じ日にハイフォン駅そのものが「観光地」に指定されました。1902年建造のフランス植民地建築で、大劇場や博物館と同じ系統の意匠です。1946年、ホー・チ・ミンがフォンテーヌブロー会議からの帰国後にこの駅から出発したという史跡でもあります。
カットビ空港から市内
空港から市街までは約8km、20〜30分と近いです。路線バスなら8,000〜15,000ドン(5:30〜19:30、20〜30分間隔)、タクシーで100,000〜150,000ドンが実勢。実務的にはGrabを使うのがいちばん確実です。
ハイフォンの定番観光スポット
カットバ島へ——橋はまだない
先に交通を整理します。ここを誤解している日本語記事が多いところです。
本土からタンヴー〜ラックフェン橋(海上橋梁部分5.44km、取付道路を含む全ルートは15.63km、ベトナム最長の海上橋)でカットハイ島までは車で渡れます。ところがそこから先、カットバ島に架かる道路橋は存在しません。カットハイ島とカットバ島の間は、フェリーかケーブルカーです。計画中の「タンヴー〜ラックフェン2橋」も行き先はカットハイ島までで、カットバ島には届きません。
| 手段 | 区間 | 所要 | 料金 |
|---|---|---|---|
| フェリー(車両も載る) | ドンバイ ⇄ カイヴィエン | 30〜35分 | 徒歩12,000/バイク45,000/乗用車190,000ドン |
| 高速船(旅客のみ) | ベンビン埠頭(市街)→ カットバ島 | 45〜60分 | 約250,000ドン |
| ケーブルカー | カットハイ → フーロン | 約9分 | 要確認 |
フェリーの発着場は2024年3月1日に変わりました。従来の「ゴット埠頭(Bến phà Gót)」は廃止され、ドンバイ埠頭が代替になっています。ネット上には旧名のままの情報が残っているので注意してください。
2026年は車の航送に規制があります。5月9日〜9月30日の週末、9:00〜13:00は島方向への乗用車・トラックの航送が停止されます。車で渡る予定なら午前の早い時間か午後に。
ケーブルカー(Sun World Cát Bà)は2020年6月開業で、支柱の高さ214.8mでギネス世界記録を持っています。ただし全5駅・21kmの計画のうち稼働しているのはカットハイ〜フーロンの1区間(3,955m)だけ。降りたフーロン駅からカットバの町までは約20kmあり、二次交通が必要です。ここを知らずに乗ると足止めされます。
ランハー湾——ハロン湾より空いている
カットバ島の南に広がる湾で、2023年にハロン湾の世界遺産範囲が拡張された際に「ハロン湾〜カットバ群島」として同じ遺産に含まれました。景観はハロン湾と地続きの石灰岩の島々ですが、観光船の数が少なく静かです。
| 入湾料 | 大人120,000ドン/7〜16歳60,000ドン |
|---|---|
| モンキーアイランド込み | 大人150,000ドン |
| 日帰りクルーズ | 600,000〜1,200,000ドン/人 |
| 船中泊クルーズ | 2,200,000〜7,000,000ドン/人・泊 |
| 乗合便 | ベンベオ埠頭発 07:00/09:00/13:30/15:30 |
カットバ国立公園
石灰岩の山と原生林が広がる国立公園で、2004年からUNESCOの生物圏保護区になっています。カットバラングール(Voọc Cát Bà)という、この島にしかいない霊長類の保護区でもあります。世界で最も個体数の少ない霊長類のひとつです。
| 開園 | 7:00〜17:00 |
|---|---|
| 入園料 | 大人80,000ドン/身長1〜1.4mの子ども50,000ドン |
| 主なルート | キムザオ森〜グーラム峰、チュンチャン洞(300m超の鍾乳洞)、アオエック(山中の湿地林) |
日差しが強くなる前の早朝に出るのが歩きやすいです。足元の悪い箇所があるので、トレッキングシューズと水を用意してください。
ドーソン(Đồ Sơn)——市街から20kmの海
市街から約20km、20〜30分。路線バス3番で行けます。ハノイからも約120kmで、週末リゾートとして使われてきた場所です。3つの区域で性格が違います。
| 区域 | 特徴 | 遊泳 |
|---|---|---|
| 第1区(Khu 1) | 岩場が中心。静かでレストランが多い | 不向き |
| 第2区(Khu 2) | 最も人気。砂が細かく遠浅 | ◎ 全年齢向け |
| 第3区(Khu 3) | 小さく人が少ない | ○ 家族向け |
| ドイゾン(Đồi Rồng) | 新しいリゾート複合。1km超の人工白砂ビーチ | ◎ ビーチの質は最良 |
周辺の見どころもまとまっています。ホンザウ島(ハート型の島。ドーソンから船で10分、築100年の灯台がある)、バオダイ邸(1928年築のフランス様式別荘)、トゥオンロン塔(1058年創建)、K15埠頭(南へ武器を運んだ「ホーチミン海路」の起点0地点)など。
市街のフランス建築
ハイフォンの市街歩きは、港町として開かれた時代の建物を見て回るのが中心になります。
- ハイフォン大劇場(28 Trần Hưng Đạo、旧ホンバン区)——1904年着工・1912年完成。パリのオペラ座を範にしたバロック/新古典様式で、建材はフランスから運んだ。2015年に国家級遺跡に指定。7:30〜17:00は入場無料
- ハイフォン大聖堂(46 Hoàng Văn Thụ、旧ホンバン区)——ゴシック様式。長さ47m×幅17m、鐘楼28m。2000年から大規模修復
- ハイフォン駅——1902年建造。2025年に「観光地」指定
大聖堂の建造年は、資料によって記述が食い違っており確定できませんでした。「20世紀初頭のフランス統治期」とだけ理解しておくのが安全です。
火鳳凰の花——5月のハイフォン
ハイフォンには「Thành phố Hoa Phượng Đỏ(火鳳凰の街)」という異名があります。5月になるとホウオウボク(鳳凰木)が一斉に赤い花をつけ、街路が真紅に染まります。
この時期に火鳳凰祭(Lễ hội Hoa Phượng Đỏ)が開かれます。2026年は5月8日夜に開幕し、中心行事は5月7〜13日、関連催事は5月末まで続きました。ハイフォン解放記念日(5月13日)に合わせた、市の年次イベントです。
ハイフォンのモデルコース
ハイフォンは「市街の食べ歩き」と「カットバの自然」で性格がまったく違います。1日で両方は無理があるので、日程で分けてください。
パターンA:1泊2日——市街とドーソン
| 行動 | メモ | |
|---|---|---|
| 1日目 午前 | ハノイから鉄道かリムジンで移動 | 鉄道ならHP1で08:25着 |
| 1日目 昼 | バインダークアで昼食 | Bà Cụ(48 Lạch Tray)など |
| 1日目 午後 | 大劇場・大聖堂・ハイフォン駅を歩く | 大劇場は入場無料 |
| 1日目 夕 | バインミーカイを食べ歩き | 1本2,000〜5,000ドン。何本でもいける |
| 2日目 午前 | ドーソンへ(バス3番で20〜30分) | 海水浴なら第2区 |
| 2日目 午後 | ホンザウ島かバオダイ邸 | 船で10分 |
パターンB:2泊3日——カットバ島を足す
| 行動 | メモ | |
|---|---|---|
| 1日目 | 市街に到着、食べ歩きとフランス建築 | 市街に1泊 |
| 2日目 午前 | ベンビン埠頭から高速船でカットバ島 | 45〜60分 |
| 2日目 午後 | ランハー湾の日帰りクルーズ | ベンベオ埠頭13:30発など |
| 3日目 午前 | カットバ国立公園でトレッキング | 早朝出発が歩きやすい |
| 3日目 午後 | 本土へ戻る | 天候による欠航に注意 |
帰国便の前日にカットバ島から戻る日程は避けてください。5〜10月は台風・荒天の時期で、フェリーも高速船も欠航し得ます。島に閉じ込められると空港に間に合いません。余裕を1日取るか、市街を拠点にした日帰りにするのが安全です。
ハイフォンのグルメ・名物
ハイフォンは食べ歩きの街として、ハノイからの日帰り「フードツアー」が定番化しているほどです。大手旅行会社が商品化しています。
先にひとつ。ミシュランガイド・ベトナムの対象はハノイ・ホーチミン・ダナンの3都市のみで、ハイフォンは対象外です。「ミシュラン掲載店」を謳う情報があれば、それは正確ではありません。
バインダークア(bánh đa cua)——赤い麺のカニ汁麺
この街の看板です。赤褐色の平打ち米麺(bánh đa đỏ)に、田ガニを煮出したスープを合わせます。具はカニみそ、ハスイモの葉で包んだ肉団子(chả lá lốt)、魚のすり身揚げ、豚の脂かす、青菜。麺そのものが他の地域と違う色と食感なので、印象に残ります。
Bánh đa cua Bà Cụ(48 Lạch Tray、旧ゴークエン区)は創業50年を超える店で、カニみそを仕込んだ濃厚なスープとシャコ(bề bề)などの具の多さで知られます。同じ店でバインミーカイも食べられます。
バインミーカイ(bánh mì cay)——指2本分の激辛バインミー
ハイフォン発祥の小さなバインミーです。太さは指2本分、長さは手のひら1つ分。通常のバインミーの3分の1ほどのサイズで、中身はパテだけという潔さです。
決め手はチーチュオン(chí chương)というハイフォン固有の唐辛子ペースト。明るい赤から赤橙色で、とろみは軽く、辛味のなかにわずかな酸味があります。これを付けて食べます。
| 店 | 住所 | 詳細 |
|---|---|---|
| Bánh mì cay Bà Già | 57A Lê Lợi(旧ゴークエン区) | 現店主で3代目、創業約20年。6:00〜20:00。1日1,000本超、週末は2〜3倍。10本束で30,000ドン |
| Bánh mì cay Ông Già Khánh Nạp | 150E Hàng Kênh(旧レーチャン区) | 1981年創業。6:00〜19:00。1本2,000〜5,000ドン |
1本が小さいので、何本か頼むのが前提です。
ネムクアベー(nem cua bể)——四角い揚げ春巻
海ガニの身を使った揚げ春巻で、四角く成形するのがハイフォン流。丸い普通の春巻とは見た目から違います。ブンチャーに添えて出されることが多いです。コーダオ市場(chợ Cố Đạo)のNga Nem Cua Bểが有名で、1皿70,000ドンから。
その他
- Chả chìa Hạ Lũng——豚のあばら骨に肉のすり身を巻き付けて揚げた、ハールン村だけの郷土料理
- ốc(貝料理)——Ốc Thuỷ Dương(30/263 Lạch Tray)など
- ドーソンの海鮮——エビ、カニ、ワタリガニ、シャコ、イカ、ハマグリ、カキ。予算は1人200,000ドンほど
ハイフォンのカフェ
ハイフォンで立ち寄りたいカフェを表にまとめた(店名から個別ページへ)。
| 店名 | ジャンル | 特徴 |
|---|---|---|
| Trung Nguyên Legend(チュングエン・レジェンド) | コーヒー | ベトナム最大手。ウィーゼルコーヒーとG7ブレンドを出す |
| Phuc Long Coffee & Tea(フックロン) | お茶 | 茶が強い地場チェーン。黄金蓮茶とフィンスアダー |
| Trung Nguyên E-Coffee(チュングエンEコーヒー) | コーヒー | チュングエンの小型店舗。ロブスタブレンドとカフェスアダー |
| King Coffee(キングコーヒー) | コーヒー | ロブスタ主体のブレンド。持ち帰り用の豆も並ぶ |
| Starbucks Vietnam(スターバックス・ベトナム) | コーヒー | ベトナム限定のフィンココナッツラテがある |
| Milano Coffee(ミラノコーヒー) | コーヒー | 一杯が安い庶民派。カフェスアダーとドリップ |
ハイフォンで買いたいお土産
| もの | メモ |
|---|---|
| ヌクマム(カットハイ産) | ハイフォン土産の筆頭。カットハイ島産の魚醤で、べっこう色。塩味が穏やか。液体なので機内持ち込みは不可、預け荷物へ |
| バインダーどー(乾麺) | バインダークアに使う赤い平打ち麺の乾麺。軽くて日持ちし、持ち帰りやすい |
| 海産乾物(干しエビ・干しイカ) | ドーソンやカットバの市場で。匂うので密閉を |
| Chả chìa Hạ Lũng | 要冷蔵。当日中に食べる分だけ |
| バインミーカイ | 土産には向かない。その場で食べるもの |
日本へ持ち帰るなら乾麺とヌクマムが現実的です。ヌクマムは瓶なので、割れないよう梱包して預け荷物に入れてください。肉製品は、輸出国政府の検査証明書がなければ日本に持ち込めません(家畜衛生上の規制で、個人の土産でも同じです)。Chả chìa は現地で食べてください。
ハイフォンの最新トピック
ハイフォンに関わる最近の話題は、それぞれ個別の記事で詳しく取り上げています。
ベストシーズン・予算・旅の準備
ベストは3〜4月と10〜11月
ハイフォンは北部なので四季があります。冬はしっかり寒く、夏は暑くて雨が多い。南部のビーチと同じ感覚で行くと外します。
| 時期 | 気候 | 評価 |
|---|---|---|
| 3〜4月 | 20〜28℃前後、雨少なめ | ◎ 街歩き・カットバに最適 |
| 5月 | 暑くなる。海開き。火鳳凰の花と祭り | ○ 花が目当てならこの時期 |
| 6〜8月 | 6月は最高33℃。8月は月378〜473mmの豪雨。台風期 | △ 海水浴はできるが欠航リスク |
| 9月 | 暑さは残るが水温が下がりはじめる | △ |
| 10〜11月 | 涼しく乾いてくる | ◎ 最も快適 |
| 12〜2月 | 1月は最高21℃。乾いて涼しい。海は不可 | ○ 街歩きとグルメ中心なら |
海水浴が目的なら5〜8月(ドーソン)ですが、この時期は最も雨が多く台風も来ます。街歩き・世界遺産・ランハー湾が目的なら3〜4月か10〜11月。こちらのほうがハイフォンの良さは出ます。
船の欠航を日程に織り込む
5〜10月はカットバ行きのフェリー・高速船が天候で止まることがあります。帰国便の前日に島から戻る日程は組まない——これが北部の海を旅するときの定石です。
住所が古いまま出てくる問題
繰り返しになりますが、2025年7月に「区(quận)」が廃止されました。Googleマップやグルメサイトに載っている住所はほとんどが旧表記のままです。検索するときは区名を使わず、通り名+番地(例:48 Lạch Tray)で探してください。
予算の目安
| ハノイからのリムジン片道 | 220,000〜250,000ドン |
|---|---|
| ハノイからの鉄道 | 120,000〜198,000ドン(VIP車は300,000〜) |
| カットバ行き高速船 | 約250,000ドン |
| ランハー湾 日帰りクルーズ | 600,000〜1,200,000ドン |
| バインミーカイ | 1本2,000〜5,000ドン |
| ドーソンの海鮮 | 1人200,000ドンほど |
| 市街のホテル | 4つ星で1泊60ドル前後から |
ハイフォンのホテル・宿泊エリア
ハイフォンは市街・ドーソン・カットバ島で宿の性格がはっきり分かれます。3か所を1泊ずつ回るのは移動が重すぎるので、拠点は1つか2つに絞ってください。
| エリア | 性格 | 価格帯 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 市街地 | 食べ歩きとフランス建築。鉄道・高速道路のアクセス最良 | 4つ星60ドル前後〜/5つ星90ドル前後〜 | グルメ目的、短期滞在 |
| ドーソン | 海水浴と週末リゾート。市街から20km | リゾート150万〜400万ドン/中級50万〜100万ドン/ゲストハウス20万ドン〜 | 5〜8月に泳ぎたい人 |
| カットバ島 | ランハー湾クルーズと国立公園。本土から半日仕事 | 160万ドン〜 | 自然目的。最低1泊、できれば2泊 |
市街の主なホテル
- Pullman Hai Phong Grand Hotel(アコー)——1泊78〜87ドル前後
- Melia Vinpearl Hai Phong Rivera——55〜65ドル前後
- Hotel Nikko Hai Phong——50〜59ドル前後。日系ブランド(日本語スタッフの常駐までは確認できず)
- Mercure Hai Phong(アコー)——62ドル前後
最安帯は1泊11〜25ドルからあります。ハイフォンは観光地価格が付いていないぶん、同グレードならハノイより安く泊まれます。
カットバ島の宿
Flamingo Cat Ba Resortはカットコー1・2ビーチに面していて町の中心にも近く、閑散期なら160万ドンほどから。
もうひとつの高級どころHotel Perle d’Orient Cat Ba – MGalleryは、2025年9月3日から全面改修のため営業を休止しています。再開したかどうかは確認できませんでした。予約サイトに出ていても、直接問い合わせてから決めてください。
地図で見るハイフォン
よくある質問
- ハイフォン観光は何日必要ですか?
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主要観光スポットを巡るなら最低1日が目安です。グルメ・周辺都市への日帰りも組み合わせるなら、もう少し余裕を持った旅程がおすすめ。
- ハイフォンで英語は通じますか?
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主要観光地・ホテル・空港では英語が通じます。ローカル屋台や個人タクシーでは通じないこともあるため、Google翻訳アプリのオフライン日本語パックをダウンロードしておくと安心です。
- ハイフォンでの移動手段は何が便利ですか?
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配車アプリGrab(東南アジア版Uber)が安全・明朗会計で最もおすすめ。流しのタクシーは「Mai Linh」「Vinasun」など信頼できるブランド車のみ利用するのが無難です。短距離はバイクタクシー(Grabバイク)も活用できます。
- ハイフォンでクレジットカードは使えますか?
-
中級以上のホテル・観光客向けレストラン・大型スーパーではVisa/Masterが使えます。ただし屋台・ローカル食堂・市場では現金が基本。1日あたり500,000〜2,000,000ドン(約3,000〜13,000円)程度の現金を持ち歩くと安心です。











