テラゾーの床と真鍮のアクセント、古いフランス時計を思わせる意匠が並ぶ店内で、看板の「アボカドミルク」を味わう──Katinat Saigon Kafe(カティナ)は、旧サイゴンの面影を現代的に再構築した内装で、ホーチミンの若者を惹きつけてきたベトナム発のカフェだ。「Kafe」という遊び心ある綴りが、サイゴンっ子らしい軽やかさを表している。
| ジャンル | コーヒー |
|---|---|
| 創業 | 2016年(ホーチミン) |
| 発祥 | ベトナム・ホーチミン |
| 展開エリア | ホーチミン・ハノイ |
| 店舗数 | 93店舗 |
| 看板メニュー | アボカドミルクとミルクティーマキアートが看板メニュー |
| 公式サイト | https://katinat.vn/ |
Katinatとは|旧サイゴンの粋を現代に映すトレンドカフェ
創業のストーリー
Katinat Saigon Kafeは2016年、ホーチミンで生まれたベトナム発の若者向けカフェ。店名は、旧サイゴンを象徴する通り「カティナ通り(現ドンコイ通り)」に由来し、フランス統治期の面影が残る街の記憶をブランドの世界観に取り込んでいる。「Kafe」という独特の綴りには、サイゴンっ子の遊び心が込められている。
創業からしばらくは市内中心部の小さな店を数店舗構えるにとどまっていたが、2020年代に入って一気に拡大。洗練された内装と独創的なドリンクが20〜30代、とくに女性のSNS層に刺さり、短期間で多店舗チェーンへと成長した。現在は93店舗規模で、ホーチミンを拠点に主要都市へ広がっている。
なぜSNS世代に刺さるのか
Katinat の魅力は、ドリンクと空間の両方が「画になる」よう設計されている点にある。看板のアボカド系ドリンクをはじめ、見た目にも華やかなメニューが多く、スマートフォンを向ければそのまま投稿したくなる仕上がりだ。
内装も単なる可愛らしさではなく、旧サイゴンのフランス的な意匠を現代風に翻訳した独自路線。店舗ごとに造りが少しずつ異なり、立地に合わせた個性を持たせているため、何店舗か巡る楽しみもある。観光客にとっては「今どきのサイゴンの空気」を体験できる場だ。
Katinat Saigon Kafeの看板メニューと味わい
看板はアボカド系の独創的なドリンク。ミルクティーやコーヒーも揃い、価格は数百円台で日常使いしやすい。
アボカド×ヤングココナッツ(Bơ Già Dừa Non)
Katinat を象徴する一杯。完熟アボカドのスムージーに、ココナッツミルクの甘い香りとコクを重ねた濃厚でクリーミーなドリンクで、香ばしいトッピングが食感のアクセントになる。デザート感覚で飲めるボリュームがあり、とくに女性から高い人気を集めている。
ミルクティーマキアート(Trà Sữa Macchiato)
お茶にミルクを合わせ、上にクリーミーなチーズフォームをのせた二層仕立ての一杯。フォームの塩気とお茶のコクのバランスがよく、アボカド系と並ぶ定番ドリンク。
そのほかの人気ドリンク
| ドリンク | 特徴 |
|---|---|
| 黒糖タピオカミルクティー(Sữa Tươi Trân Châu Đường Đen) | 黒糖の濃厚な甘さとタピオカの食感が楽しめる人気の一杯 |
| コーヒー系(Cà Phê) | ベトナム式の練乳入りコーヒーなど、定番のコーヒーメニュー |
| 季節限定ドリンク | フルーツなどを使い、時期ごとに入れ替わる新作メニュー |
口コミで評判の一杯
旅行・グルメサイトの口コミで繰り返し名前が挙がる、評判のメニューをまとめた(複数のレビューで好評の品を中心に紹介)。
| メニュー | 口コミで評判のポイント |
|---|---|
| ランブータンミルクティー(Trà Sữa Chôm Chôm) | ベトナム産ランブータンを合わせたチェーンの看板ドリンクで、夏向きの味わいだと口コミで人気 |
| 焙煎ウーロンミルクティー(Trà Sữa Oolong Nướng) | 香ばしいウーロンの香りと濃厚なミルクのバランスが良いとベストセラーに挙げられている |
| ピーチティー(Trà Đào) | 地球上で一番と評するレビューもあるほどフルーツティーが評判 |
Katinat Saigon Kafeの店舗展開とおすすめの立ち寄り方
規模と展開エリア
ホーチミンを拠点に密度高く展開し、ハノイやその周辺都市にも進出。現在93店舗規模で、とくにホーチミン1区やタオディエン地区など若者が集まるエリアに集中している。空港や大型モールにも出店しており、観光客の認知度も高まっている。
新作ドリンクを節目ごとに投入し、季節限定メニューやコラボで話題を絶やさない運営が、SNS世代をつなぎとめる原動力になっている。
この店が楽しめる主な街:ホーチミン・ハノイ。各都市の観光情報は街ページからチェックできる。
観光で訪れやすい店舗
ホーチミンではドンコイ通り(旧カティナ通り)周辺や1区中心部の店舗が、店名の由来となった街の文脈とも重なり立ち寄りやすい。タオディエン地区の店舗は地元の若者で賑わうエリアにあり、現地の空気を味わえる。
Katinat Saigon Kafeの店内の雰囲気と過ごし方
内装・デザインの特徴
店ごとに個性があるが、共通するのはテラゾーの床や真鍮のアクセント、古いフランス時計を思わせる意匠など、旧サイゴンのフランス的な記憶を現代風に翻訳したデザイン。コンクリートやガラスといった素材を、丸みのある曲線とアースカラーでやわらかくまとめている。
高い天井や大きな窓から光が差し込む開放的な店舗も多く、写真映えする空間として人気。店舗ごとに造りが異なるため、立地に合わせた個性を見比べるのも楽しみのひとつだ。
Wi-Fi・電源と長居のしやすさ
Wi-Fiや電源を備えた店舗が多く、女子会や勉強、軽い作業にも使える。ただし休日の午後は混みやすいため、ゆっくり過ごしたいなら平日昼や開店直後の時間帯を選ぶとよい。
Katinat Saigon Kafeの価格目安と支払い
| メニュー | 価格目安 |
|---|---|
| アボカドミルク | 55,000〜65,000ドン(約380〜450円) |
| ミルクティーマキアート | 45,000〜55,000ドン(約300〜380円) |
| コーヒー系 | 40,000〜55,000ドン(約280〜380円) |
中価格帯で手頃なため、学生や若い社会人が日常使いしやすい。支払いは現金のほか、店舗によってQR決済やカードに対応する。アプリ会員になると特典が受けられる場合もある。
価格は店舗や時期によって変わることがある。最新は店頭または公式メニューで確認したい。
Katinat Saigon Kafeのテイクアウト・お土産
全メニューがテイクアウト可能。Katinat のロゴ入りタンブラーやキーホルダーなどのグッズもあり、サイゴンの街並みを描いたカラフルなカップはそのままSNS映えする土産になる。
Katinat Saigon Kafeの地図・アクセスと注文のヒント
ホーチミンでは1区ドンコイ通り沿いに旗艦店があり、コロニアル建築と川沿いの雰囲気で写真映えスポットとして知られる。
注文で使えるベトナム語
現地で役立つ基本フレーズをまとめた。指差しでも通じるが、ひと言添えると注文がスムーズになる。
| ベトナム語 | 意味 |
|---|---|
| Cho tôi một … | 〜をひとつください |
| nóng / đá | ホット/アイス |
| ít đường | 甘さ控えめ |
| không đường | 無糖 |
| ít đá | 氷少なめ |
| mang đi | テイクアウト |
| ở đây | 店内で |
| tính tiền | お会計 |
最新のメニュー・価格・営業時間・店舗一覧は公式サイトで確認できる。
Katinat Saigon Kafeを訪れる前に知っておきたいこと
賢い楽しみ方
確実に座りたいなら、カフェ目的の客で混みやすい休日午後を避け、平日午前や開店直後を狙うとよい。新作や季節限定ドリンクが頻繁に入れ替わるので、訪問時のおすすめを店員に聞くのも楽しい。
まずは看板のアボカドミルクから入り、お茶派ならミルクティーマキアートや黒糖タピオカミルクティーと足していくと、Katinat らしい甘く華やかな路線を堪能できる。
注意点
アボカド系や黒糖系のドリンクは甘さがしっかりあるので、控えめにしたいときは注文時に伝えるとよい。冷たいドリンクが中心のため、体調や好みに合わせて選びたい。
店舗ごとに内装やメニュー、混雑具合が異なる。写真目的なら自然光の入る席を、ゆっくり過ごすなら比較的空いている時間帯や店舗を選ぶと快適だ。
📖 Katinat Saigon Kafeの歴史や背景、楽しみ方は読み物コラム「Katinat Saigon Kafeをもっと詳しく」でも紹介しています。
🗺️ ほかのカフェとも比べたいなら、ベトナムの人気カフェ30店 徹底比較ガイドで一覧から探せます。
よくある質問
- Katinatはどんなカフェですか?
-
2016年にホーチミンで生まれたベトナム発の若者向けカフェ。旧サイゴンの「カティナ通り」に由来する店名で、独創的なドリンクと洗練された内装で20〜30代に人気。
- 看板メニューは何ですか?
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完熟アボカドのスムージーにココナッツミルクのコクを重ねたアボカドミルク(Bơ Già Dừa Non)。デザート感覚の濃厚な一杯で、とくに女性から人気が高い。
- 店名の由来は何ですか?
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旧サイゴンを象徴する通り「カティナ通り(現ドンコイ通り)」に由来。フランス統治期の面影が残る街の記憶を、内装やブランドの世界観に取り込んでいる。
- Wi-Fiや電源はありますか?
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Wi-Fiや電源を備えた店舗が多く、女子会や勉強、軽い作業にも使える。休日午後は混みやすいので平日昼が狙い目。
- 値段は高いですか?
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一杯おおむね数百円台の中価格帯。学生や若い社会人が日常使いしやすい価格設定で、看板のアボカドミルクも手頃に試せる。

