ハノイからハロン湾まで、約30分。そんな未来が国家計画に書き込まれた。ベトナムはハノイ〜クアンニン(ハロン湾エリア)を結ぶ高速鉄道を北部鉄道網の優先プロジェクトに位置づけ、整備を加速させる方針だ。区間は約120km、設計最高速度350km/h。現在は車で2時間超かかる道のりを、将来は約30分で結ぶ構想となる。
ただし、これは計画段階の話だ。具体的な着工日や完成期限はまだ確定しておらず、実際の開通は数年先になる。
ハノイ〜ハロン高速鉄道の構想
このプロジェクトは、首都ハノイとハロン湾を擁するクアンニン省を結ぶ高速鉄道。区間は約120kmで、複線・電化の標準軌として計画されている。設計上の最高速度は350km/hとされ、観光・物流の両面で北部の動脈となることが期待されている。
車で2時間超が将来は約30分に
現在、ハノイからハロン湾までは車で2時間超かかる。これが高速鉄道で結ばれれば、所要は約30分まで短縮される構想だ。日帰りでハロン湾クルーズを楽しむ、あるいは滞在の拠点を柔軟に選ぶといった旅の組み立てが、将来的に大きく変わる可能性がある。
計画のポイント整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | ハノイ〜クアンニン(ハロン湾エリア) |
| 距離 | 約120km |
| 設計最高速度 | 350km/h |
| 方式 | 複線・電化・標準軌 |
| 現在の所要(車) | 2時間超 |
| 将来の所要(鉄道) | 約30分(構想) |
| 位置づけ | 国家鉄道網計画(2030年・展望2050年)に明記 |
旅行者への影響と注意点
実現すれば、ハノイ滞在中にハロン湾を気軽に往復できるようになり、旅程の自由度が一気に高まる。とはいえ現段階では、駅の位置やルートの詳細を当局が詰めている計画フェーズで、着工日や完成時期は確定していない。完成は数年先になる見通しのため、現時点の旅行ではこれまで通り車やツアーバスでの移動が前提となる。今後の進捗を見守りたいニュースだ。
まとめ
ハノイ〜ハロン高速鉄道は、北部の旅を一変させる可能性を秘めた構想だ。約120kmを最高350km/hで結び、車で2時間超の道のりを将来約30分にする計画が国家レベルで優先化された。ただし完成は数年先であり、現時点では計画段階という点を押さえておこう。
