FEATURE
05
ホーチミン市プーニュアン区の静かな路地に、ハノイの伝統スープ料理「Bún Thang(ブンタン)」を提供する注目の食堂が誕生しました。「Bún Thang 50」は、北部ベトナムから1970年代にサイゴンへ移住した家族が1990年代に開業した老舗で、今なお地元客に愛され続けています。
Bún Thangは、澄んだ鶏ガラスープに細いライスヌードルを合わせた、ハノイを代表するヘルシー料理です。エビペースト(mắm tôm)、唐辛子、黒胡椒で風味づけしたスープが特徴で、南部のフォーとは一線を画すやさしい味わいが楽しめます。
トッピングには薄焼き卵、チャールア(豚肉練り物)、鶏肉に加え、南部ではあまり見かけないきくらげと椎茸が使われているのが南北融合の特徴です。店名の「50」は住所の番地から来ており、場所は50 Hồ Biểu Chánh通り、プーニュアン区12区です。
| メニュー | ブンタン・ハノイスタイル |
| 価格 | 40,000VND(約230円) |
| 営業時間 | 6:00〜21:00(年中無休) |
| 住所 | 50 Hồ Biểu Chánh, Phường 12, Phú Nhuận, TP.HCM |
朝食として早朝から提供しており、地元のベトナム人が多く訪れる家族経営の温かい雰囲気が魅力です。観光客が多いベンタイン市場周辺とは異なり、地元の生活感を肌で感じながら食事ができる場所として注目されています。
地元グルメメディア「Saigoneer」が取材したこの店は、ホーチミン市のベトナム人フードライターたちからも高く評価されています。1970年代の北部移民の歴史が詰まった一杯として、「サイゴンの食文化の多様性を象徴する存在」と紹介されました。
ベトナムSNSでも「40,000VNDでこのクオリティは信じられない」「ハノイに行かなくてもブンタンが食べられる」といったコメントが寄せられており、口コミで人気が広がっています。
ホーチミン市を訪れる日本人観光客にとって、Bún Thang 50は「サイゴンで本格ハノイ料理が楽しめる穴場」として非常におすすめです。観光客向けではなく地元客が主役のため、本物のベトナムの朝食文化を体験できます。
ベトナム旅行では、ホーチミン市のグルメだけでなく、ハノイ料理との違いを楽しむのも醍醐味の一つ。ビザについても事前に確認しておきましょう。フーコック島のビザ免除情報はこちら。
現在ベトナムを訪れる日本人観光客は急増中で、ホーチミン市のグルメシーンもますます注目されています。また、4月はグルメイベントも充実しており、サイゴンピザフェスティバル2026(4月18〜19日開催)も見逃せません。
Bún Thang 50は、ホーチミン市でありながらハノイの食文化を体感できる貴重な場所です。観光ガイドに載っていない路地裏の名店を探しているなら、プーニュアン区のこの一軒は外せません。滞在中の朝食リストに加えてみてください。
引用元:Saigoneer – Hẻm Gems: At Bún Thang 50, Unexpected Hanoi Flavors in a Phú Nhuận Corner