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2026年第1四半期、ベトナムへの観光客数でついに中国が韓国を抜いて首位に返り咲きました。ベトナム国家観光局の最新データによると、ベトナム全体の訪問客数は前年比12%増の676万人と好調で、アジア観光大国としての存在感をさらに高めています。
| 国・地域 | 訪問者数(Q1 2026) | 前年比 |
|---|---|---|
| 中国 | 140万人 | ▼12%減 |
| 韓国 | 132万人 | ▲5%増 |
| ベトナム全体 | 676万人 | ▲12%増 |
中国からの訪問者数は前年比で12%の減少となっているにもかかわらず首位を維持。これは2025年通年で中国からの観光客が520万人(前年比41%増)と急増した勢いが継続している結果です。一方、2025年第1四半期まで首位だった韓国は132万人と5%増加しているものの、中国に逆転を許しました。
VnExpressの分析によると、中国からベトナムへの観光客が増える背景には複数の要因があります。
ベトナムは2026年3月に過去最高の月間200万人超を達成。これは3ヶ月連続でこの水準を超えるという歴史的な快挙です。3月単月の中国からの訪問者数は48万2,000人に達しました。
欧米からの観光客も好調で、欧州からの訪問者が一時落ち込む中でも日本人観光客は39%増という数字が示すように、日本からの注目も高まっています。
観光客数が増加する中、日本人旅行者にとって気になるのは「混雑は大丈夫か?」という点ではないでしょうか。
結論から言えば、ベトナムはまだ十分に「余白」のある旅行先です。観光客の多くはハノイ・ホーチミン・ダナンの主要3都市に集中しており、ハー・ザン省やニンビンといった地方部は比較的静かです。また中国人観光客と日本人観光客では旅行スタイルが異なるため、日本人が好む落ち着いた旅を楽しめるエリアは多く残っています。
ベトナム政府は2026年の年間観光客目標を2,200万人以上に設定しており、インフラ整備や観光地の開発も加速しています。ニンビンには5月に高級ホテル「プルマン・ニンビン」が開業予定など、新たな観光施設も続々登場します。
ベトナムへの訪問を検討している方は、ビザ情報も事前に確認しておきましょう。フーコック島の30日間ビザ免除制度など、日本人に有利な制度が拡充されています。
2026年第1四半期、中国が韓国を抜きベトナム最大の訪問国に返り咲きました。ベトナム全体の観光客数も3ヶ月連続200万人超えと絶好調。日本人観光客にとっても、今のベトナムは「人気上昇中だが、まだ余裕がある絶好のタイミング」と言えます。2026年の旅行計画に、ぜひベトナムを加えてみてください。
引用元:VnExpress International – South Korea no longer Vietnam’s largest source of visitors