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ベトジェット航空(Vietjet Air)が、2026年4月24日にホーチミン〜名古屋(週4便)、4月25日にホーチミン〜福岡(週3便)の2路線を新規就航する。日本路線は東京・大阪・名古屋・福岡・広島の5都市・週138便体制へ拡大し、ゴールデンウィーク(4月30日〜5月1日のフンキング王記念日・解放記念日連休)の旅行需要に間に合わせた格好だ。
2路線の運航スケジュールと特徴は以下の通り。両路線ともホーチミン市タンソンニャット国際空港を起点とし、4月25日以降は南部ベトナム(ホーチミン・メコンデルタ・フーコック)への直行ルートが、中部・西日本の3空港から確保される。
| 路線 | 就航日 | 運航頻度 | 主要客層 |
|---|---|---|---|
| ホーチミン〜名古屋(中部国際空港) | 2026年4月24日 | 週4便 | 中部圏在住ベトナム人約13万人+日本人観光客+技能実習生 |
| ホーチミン〜福岡 | 2026年4月25日 | 週3便 | 西日本〜九州在住ベトナム人+ビジネス出張+韓国経由トランジット |
今回の2路線追加で、ベトジェットの日本路線は東京(成田・羽田)・大阪(関空)・名古屋・福岡・広島の5都市・週138便体制となる。LCC単体の日本路線数としてはアジア最大級で、特に名古屋・福岡・広島という「成田・関空依存ではない地方拠点」を強化している点が特徴だ。
| 都市 | 主な路線 | 強み |
|---|---|---|
| 東京 | 成田・羽田⇄ハノイ/HCM | ビジネス需要・週末弾丸ツアー |
| 大阪 | 関空⇄ハノイ/HCM/ダナン | 関西圏在住ベトナム人需要・FIT観光 |
| 名古屋 | 中部⇄HCM(4/24新設)/ハノイ | 中部圏ベトナム人約13万人・自動車部品ビジネス |
| 福岡 | 福岡⇄HCM(4/25新設)/ハノイ | 西日本観光・九州〜SEAビジネスハブ |
| 広島 | 広島⇄ハノイ | マツダ系部品取引・地方発アジア路線 |
就航発表に対する旅行業界・SNSの主な反応は以下の通りだ。
4月29日からのゴールデンウィークは、ベトナムも4月30日(解放記念日)・5月1日(メーデー)の連休と重なるため、現地での観光需要も高まるタイミング。今回の名古屋・福岡新規就航は、この時期の南部ベトナム旅行を一気に現実的にした。中部圏・九州圏在住者にとって、これまで関空または成田まで国内線移動が必須だったホーチミン直行アクセスが解消される。
ホーチミン到着後の主な接続オプションは以下の通り:
ベトジェットの今回の動きは、ベトナム航空(Vietnam Airlines)の国際線拡大と並走している。ベトナム航空もロンドン・ヒースロー直行便を3月29日に開設、ハノイ〜ミラノ便(7月1日就航・週3便、初のイタリア直行便)、ハノイ〜モスクワ、HCM〜バリなど欧州・SEA路線を相次いで新設している。
ベトナム政府は2026年に外国人観光客2,500万人(前年比+16%、過去最高)を目標としており、両社の路線拡大はこの数字達成の鍵となっている。日本市場は2026年に向けて+39%という記録的な伸びを示しており、東京・大阪偏重から地方分散への流れが鮮明になってきた。
| 項目 | HCM〜名古屋 | HCM〜福岡 |
|---|---|---|
| 就航日 | 2026年4月24日 | 2026年4月25日 |
| 運航日 | 週4便(火・水・金・日見込み) | 週3便(火・木・土見込み) |
| 所要時間 | 約5時間40分 | 約5時間20分 |
| 機材 | A321ceo/neo(230席前後) | A321ceo/neo(230席前後) |
| 運賃目安 | 往復4万円台後半〜(時期による) | 往復4万円台後半〜(時期による) |
| 予約 | vietjetair.com/主要OTA/旅行代理店 | |
| マイル | SkyJoy(ベトジェット会員)/JCBカード提携でポイント加算可 | |
ベトジェットの名古屋・福岡同時就航は、これまで成田・関空に集中していた日越アクセスを地方発の直行便へと再編する転機となる。中部・九州在住の旅行者・ビジネスパーソンにとっては、国内線乗り継ぎなしでホーチミンに直行できる意味は大きい。
具体的な次のアクションとしては、4月24日就航直後の搭乗が「就航記念運賃」の対象になる可能性が高く、ベトジェット公式サイトでアラート登録するのが第一歩。Sun Group×Marriottのホテル新設と組み合わせれば、フーコック・ブンタウのリゾート滞在が地方発でも現実的になる。2027年APEC前のフーコックは予約難になる見込みで、早期の航空券+ホテル確保が鍵となる。