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ベトジェットがハノイ=静岡便を4月28日就航——富士山への新ゲートウェイで日本・ベトナム間11路線に拡大

ベトナムのLCC大手ベトジェットエアが、2026年4月28日からハノイと静岡を直接結ぶ新路線を就航することを正式発表しました。ノイバイ国際空港と富士山静岡空港の間を週3便(火・木・日)で運航し、片道の所要時間は約5時間。これによりベトジェットの日本路線は合計11路線に拡大し、日本とベトナムの空の玄関口がさらに広がります。

就航の背景と路線概要

今回の新路線は、富士山静岡空港の開港以来、静岡と東南アジアを結ぶ初めての定期便として位置づけられています。ベトジェットはすでに東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)、福岡の4都市とベトナムの主要都市を結んでおり、2026年には同社の日本戦略をさらに加速させています。

項目内容
就航日2026年4月28日
運航便数週3往復(火・木・日)
出発時刻(ハノイ発)02:40 → 09:30 静岡着
出発時刻(静岡発)10:30 → 14:00 ハノイ着
所要時間約5時間
使用機材エアバスA321(予定)

注目すべきはダイヤ設計です。ハノイを深夜2時台に出発する便は、日本到着後にまる1日を観光に充てられる「朝イチ到着型」で、静岡着9時30分という時刻は、そのまま三島や熱海へ移動して温泉旅館にチェックインする時間帯としても絶妙です。逆に静岡10時30分発は、富士山観光を終えた午前中に空港へ戻るスケジュールに組み込みやすく、短期旅行者の利便性が高い設計になっています。

なぜ「静岡」なのか——富士山・お茶・温泉という強力コンテンツ

ベトナム側の報道では、今回の路線開設は単なる航空ネットワーク拡充ではなく「富士山という世界的ブランドへのアクセス路線」として位置づけられています。ベトナム人観光客にとって富士山は依然として憧れの対象であり、桜・雪景色・富士五湖といった景観は特に若年層のSNSで高い人気を誇ります。

静岡空港から富士山周辺までの距離は、東京経由よりも圧倒的に近く、レンタカーや高速バスで1時間半〜2時間程度。これまで「東京入り→富士五湖→新幹線で静岡→関西」という動線が主流だったところに、「静岡インで直接富士山→自由に展開」という新しい選択肢が加わることになります。

ベトナム現地の反応

ベトナム国内の旅行業界関係者からは歓迎の声が上がっています。特にハノイの富裕層・ミレニアル世代にとって、日本は依然として「一生に一度は訪れたい」トップ3の渡航先のひとつであり、直行便の多様化は価格競争を促す要因として期待されています。

ベトジェットは就航記念として、2026年3月1日から12月31日までの搭乗分を対象に、デラックス運賃の20%オフキャンペーンを実施中です。

日本人旅行者への実用情報——逆方向の使い方に注目

この新路線、実は日本人のベトナム旅行者にとっても大きな意味を持ちます。これまで関東圏以外から北部ベトナムへ行く場合、成田や羽田まで国内線で移動してから国際線に乗り継ぐ必要がありましたが、静岡発ハノイ便の開設により、中部・東海エリアからのアクセスが劇的に改善されます。

東海・関東西部から使う場合のメリット

出発エリア従来ルート静岡線活用ルート
静岡市・浜松市新幹線→成田→ハノイ(計8時間以上)自宅→静岡空港→ハノイ(計6時間弱)
長野・山梨新幹線→東京経由で成田車・高速バスで静岡空港直行
名古屋圏中部→ハノイ(現行あり)曜日と価格で使い分け可能

特に週末を挟んだ短期旅行の場合、静岡空港は成田・羽田と比較して駐車場料金が安く、チェックインもスムーズな点が魅力です。金曜夜の便で出発して日曜夜に戻る「弾丸ハノイ」も、火・日運航の便を組み合わせれば現実的なプランとして成立します。

ハノイ到着後の動き方

ハノイ着が14時という時間帯は、市内のホテルにチェックインしてから夕方の旧市街散策、夜はビアホイやナイトマーケットへ繰り出すという黄金パターンに完璧にはまります。逆に日本行き便が深夜2時40分発なので、ハノイ最終日は夜までしっかり遊び、空港には0時前に到着するスケジュール感。

ノイバイ国際空港から市内までは約45分、タクシーで約30〜40万ドン(約2,000〜2,400円)が相場です。空港内にはベトジェットの専用カウンターがあり、深夜便でも比較的スムーズに手続きが進みます。

LCCを活用する際の注意点

  • 預け荷物は事前購入推奨:空港カウンターでの追加購入は割高。オンライン事前購入で20kg約3,500円程度。
  • 機内食は別料金:5時間のフライトなので、事前予約か空港で軽食を購入しておくと安心。
  • 深夜出発便の前日:ハノイ最終日はホテルのレイトチェックアウトを交渉するか、空港近くのカフェで時間を潰す準備を。
  • 静岡空港の駐車場:長期駐車場は1日500円程度と非常にリーズナブル。予約制ではないが余裕を持って到着を。

ハノイ旅行の魅力が再注目されるタイミング

ベトナム北部の首都ハノイは、ホーチミンに比べて日本人観光客の訪問率がやや低いものの、フランス植民地時代の建築、旧市街の活気、周辺のハロン湾・ニンビン・サパといった世界遺産級の自然観光地への拠点として、近年再評価されています。特に2026年は5月にペンワン・ラブマーケットなどの伝統行事も控えており、4月末〜5月にかけてはハノイ入りする旅行者にとってベストシーズンです。

静岡〜ハノイ直行便の就航は、富士山と世界遺産ハロン湾という「両国を代表する景観」を最短ルートで結ぶ画期的な路線。日本から気軽にベトナム北部へ、そしてベトナムから富士山へ——双方向の旅行需要を喚起する起爆剤となりそうです。

ベトナム北部の旅行計画を立てる際は、あわせて最新のベトナムニュースベトナム旅行ガイドハノイ観光情報もぜひチェックしてみてください。

まとめ

ベトジェットエアのハノイ=静岡線は、週3便・約5時間というLCCならではの身軽な設定で、日越両国の旅行者に新たな選択肢を提供します。4月28日の就航を皮切りに、富士山と紅河デルタを結ぶ新しい旅の形が生まれようとしています。静岡空港を拠点に、ベトナム北部の魅力をぜひ体感してみてください。

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