ホイアン近郊のタンハー陶器村が、2025年に来訪者25万1000人超を集めた。その95%が外国人で、2001年の674人から四半世紀で様変わりした。500年続くろくろの村が、観光と伝統工芸の両立で再び息を吹き返している。
674人から25万人へ
2001年にわずか674人だった来訪者は、2025年に25万1000人を超えた。文化・スポーツ・観光省からは同年「最優秀コミュニティ型観光地」に選ばれ、タンハーの焼き物は2019年に国家無形文化遺産に登録されている。ホイアン旧市街からほど近い立地と、実際にろくろを回せる体験が外国人客を呼び込んでいる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2025年の来訪者 | 25万1000人超 |
| 外国人比率 | 95% |
| 2001年の来訪者 | 674人 |
| 無形文化遺産登録 | 2019年 |
| 世帯数・従事者 | 37世帯・約70人 |
若手が挑む「色のある焼き物」
村を担うのは1988年生まれのNguyen Viet Lam氏やTran Thi Tuyet Nhung氏ら若手だ。二人のSon Thuy工房は、無釉の素焼きが主流だった村に釉薬と発色を持ち込み、約1200度で12時間焼き上げる手法を確立した。釉をかけた器は素焼きの3〜4倍の値で売れるという。土の準備から成形、文様付け、釉がけ、焼成まで最低15日を要する手仕事だ。
ホイアン土産に「村で焼いた一品」を
37世帯・約70人が支えるこの村は、ランタンや仕立て服で知られるホイアン観光に、もう一つの体験を加えている。自分でろくろを回し、村で焼かれた器を持ち帰る──土産話と現物の両方が手に入る。日本人旅行者にとっても、旧市街散策の合間に足を延ばす価値がある。
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出典:Nhan Dan
