ベトナムのスペシャルティコーヒー競技会「Vietnam Amazing Cup 2026」で、ラムドン省のコーヒー生産者「Ant Bee(アントビー)」がロブスタ部門の最高位(同点1位)に輝きました。スコアは85.94点。コーヒーを「産地名で選ぶ」時代が、いよいよ土産選びにも広がろうとしています。
同大会は8年続くベトナムのスペシャルティコーヒーの登竜門。今年は7つのコーヒー産地から81点が出品され、ラムドン省が複数部門で受賞する最大の勝者となりました。
Ant Beeがロブスタ部門の頂点に
ロブスタ部門の1位は、ラムドン省の Ant Bee Tea Coffee と生産者 Nguyen Son Tung が85.94点で同点受賞。Ant Bee は「豆の構造を保ちながら、よりバランスのとれた風味を生む二段階発酵(ダブルファーメンテーション)」でこの評価を獲得しました。同社のTuanNhat氏によれば、出品歴は7年に及びます。
ラムドン省が最大の勝者に
アラビカ部門の1位はザライ省のTamba Production and Servicesでしたが、「最も人気のサンプル」にはラムドン省のVietnam Coffee Cooperativeが選ばれるなど、ラムドン勢が存在感を発揮。ロブスタ部門の人気サンプルもラムドンのBui Coffee Supplyが獲得しました。冷涼な高原気候のラムドンは、産地としての評価を着実に高めています。
受賞の要点
| 部門 | 受賞 |
|---|---|
| ロブスタ 1位(同点) | Ant Bee Tea Coffee/Nguyen Son Tung(ともにラムドン)— 85.94点 |
| ロブスタ 人気サンプル | Bui Coffee Supply(ラムドン) |
| アラビカ 1位 | Tamba Production and Services(ザライ省) |
| アラビカ 人気サンプル | Vietnam Coffee Cooperative(ラムドン) |
| 出品 | 7産地から81点 |
土産選びへの影響——「産地名」で選ぶ時代
ベトナムといえばコーヒーですが、これからは「ラムドン産」「ザライ産」と産地名で選ぶ楽しみ方が広がりそうです。受賞産地の豆をパッケージで探したり、ダラットのカフェでスペシャルティを味わったりと、コーヒー土産の解像度がぐっと上がります。
まとめ
Ant Bee の最高位受賞は、ベトナムコーヒーが「量」から「質と産地」へと進化していることの象徴です。次にベトナムを旅するなら、ラベルの産地名に注目して一杯を選んでみてください。土産話のひとつになるはずです。
関連記事
- Vietnam Amazing Cup 2026、182ロット参加で83%がスペシャルティ到達
- ベトナムのコーヒー首都ブオンマトゥート、ナショジオ「世界の食15選」に
- ダラットの天空カフェ「Horizon Coffee」——雲海を望む丘の庭
