ベトナム土産に迷ったら、まずはシルクへ。ハノイ旧市街「36通り」のひとつハンガイ通り(Hàng Gai)は、別名「シルクストリート」。わずか250メートルほどの通りに100軒以上のシルク専門店がひしめき、スカーフからアオザイ、刺繍のアート作品まで上質な絹製品が手に入る。スカーフは15万〜50万VND(約900〜3,000円)が相場で、本物のベトナムシルクを買うならここが一番確実だ。シルクを起点に、ベトナム土産が買える通りと市場をまとめて紹介する。
ハンガイ通り=ハノイのシルクストリート
ホアンキエム湖のすぐ北、旧市街の中心にあるハンガイ通りは、ハノイで最も信頼できるシルクの買い場だ。手刺繍のスカーフ、アオザイ、シルクのネクタイ、刺繍アート、上質な生地——どれも職人の手仕事が光る。スカーフは15万〜50万VND(約900〜3,000円)、アオザイは60万〜150万VND(約3,600〜9,000円)、シルクのインテリア小物は20万〜80万VND(約1,200〜4,800円)が目安。午後の時間帯に行くと、店主が値引きに応じてくれやすい。
値切りと「本物」の見分け方
ハンガイ通りでは値段交渉が前提。店主の提示価格は実勢より高いことが多いので、半額からの交渉を目安に、相場の7割を超えて払わないのがコツだ。注意したいのは品質。中国から輸入された安価な生地に「ベトナム製」と偽ラベルを貼った粗悪品も出回っている。手触りが滑らかで光沢に深みがあり、原産地表示がはっきりした店を選びたい。ハンガイ通りの老舗は本物のベトナムシルクを扱う信頼度が高い。ホイアンにも有名なシルク村があるが、ハノイで完結させたいならハンガイ通りで十分だ。
シルク以外も揃う、ベトナム土産の買い場
旧市街にはシルク以外の名産も集まる。漆器(ソンマイ)は旧市街やハタイ漆村が本場で、装飾箱やトレイが18万VND(約1,080円)前後から。陶磁器なら近郊のバッチャン村(Bát Tràng)、編笠(ノンラー)はドンスアン市場(Chợ Đồng Xuân)で手に入る。コーヒー豆はチュングエンやハイランズなどのブランド品が1kg 15万〜30万VND(約900〜1,800円)。ダラットやバンメトートの産地豆を選べば、香りの土産話まで持ち帰れる。
実用情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通り名 | ハンガイ通り(Phố Hàng Gai/シルクストリート) |
| 場所 | ハノイ旧市街、ホアンキエム湖の北側。徒歩圏内 |
| 主な商品 | シルクスカーフ・アオザイ・刺繍アート/漆器・陶磁器・編笠・コーヒー |
| 価格目安 | スカーフ 15万〜50万VND(約900〜3,000円)/アオザイ 60万〜150万VND(約3,600〜9,000円) |
| 営業時間 | 多くの店が朝〜夜(午後が値引き交渉に有利) |
| あわせて寄りたい | ドンスアン市場(編笠)・バッチャン村(陶磁器) |
本物のシルクを持ち帰る
ハンガイ通りのシルクは、ベトナム土産の定番にして外れのない一品。午後にゆっくり店を巡り、手触りを確かめながら一枚を選ぶ時間そのものが旅の思い出になる。シルクを起点に、漆器やコーヒーまで買い足せば、ベトナムの手仕事を丸ごと持ち帰れる。
ベトナム土産選びは産地ストーリー×エコ包装が変える2026年のギフトもあわせてどうぞ。ハノイ旅なら眠らない食の通り「タドゥイタン」やホアンキエム湖畔のウイスキーバー「The Picker」で夜の過ごし方も。
