6月はライチ&マンゴスチン最盛期 タインハー産を市場で買う完全ガイド

6月のベトナム北部は、一年でいちばん果物が輝く季節だ。なかでも主役はタインハー産ライチ(vải thiều Thanh Hà)。ハイズオン省タインハー県の名産で、小ぶりの実、鮮やかなピンクの皮、シャキッとした白い果肉、小さな種、そして上品な甘さと独特の香りで「世界の絶品10選」に選ばれたこともある。同じ時期、「果物の女王」マンゴスチン(măng cụt)も最盛期を迎える。露店に山と積まれた旬の果実を、市場で上手に選んで買う——その方法をガイドしよう。

目次

タインハー産ライチが「今」な理由

タインハー産ライチの収穫期は6〜7月。ちょうど今が最盛期だ。ただし2026年は天候不順で主要産地の収穫量が最大50%減と言われ、価格は例年より高め。早摘みの選別品は航空便で南部のスーパーに運ばれ、1kgあたり最高21万VND(約1,260円)に達する場面もある。それでも産地直送の旬を味わえるのは、年に数週間だけ。出回る期間が短いからこそ「買うなら今」なのだ。

ハノイで買うならこの市場

ハノイ市内なら、卸の集まるロンビエン市場(Chợ Long Biên)が品数も鮮度も随一。ほかにギアタン市場(Chợ Nghĩa Tân)タインコン市場(Chợ Thành Công)ハドン市場(Chợ Hà Đông)でも旬のライチが山積みになる。小売価格は品質によって1kgあたり6万〜18万VND(約360〜1,080円)が目安。朝いちばんに行けば、その日入荷したばかりの実を選べる。

おいしいライチの見分け方

枝つきで葉が緑のまま残っているものは鮮度が高い証拠。皮は鮮やかなピンク〜赤で、ハリがありブツブツの突起がやわらかいものを選ぶ。逆に皮が黒ずんで乾いていたり、押すとぶよぶよするものは避ける。香りを嗅いで甘い芳香があれば当たりだ。マンゴスチンは皮が柔らかく弾力があり、ヘタが緑色のものが新鮮。皮が硬いものは古いので避けたい。マンゴスチンも5月に大量入荷し、6月は価格が落ち着いて果肉が最もみずみずしくなる買い時だ。

実用情報

項目 内容
旬の果物 タインハー産ライチ、マンゴスチン(6月が最盛期)
主な購入先 ロンビエン市場・ギアタン市場・タインコン市場・ハドン市場(いずれもハノイ市内)
ライチ価格目安 1kg 6万〜18万VND(約360〜1,080円)/選別品は最高21万VND(約1,260円)
選び方 枝・葉が緑、皮が鮮やかなピンク〜赤、突起がやわらかく甘い香り
季節 ライチ6〜7月/マンゴスチン4月中旬〜6月
買う時間帯 入荷直後の早朝がおすすめ

旬を逃さず味わって

タインハー産ライチが市場に並ぶのは、6月のほんの数週間。皮をむいた瞬間にあふれる果汁と上品な甘さは、産地に近いベトナムだからこそ味わえる贅沢だ。マンゴスチンと食べ比べながら、初夏のベトナムの果物を市場で買い込んでみてほしい。

ベトナムの食材や産地ストーリーはリーソン島の幻のニンニク産地ストーリー×エコ包装が変える2026年のベトナム土産でも掘り下げている。北部ハノイの夜なら眠らない食の通り「タドゥイタン」もあわせてどうぞ。

参考:PasGo 6月の旬果物特集VnEconomy(2026年ライチ相場)

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この記事を書いた人

ベトナム・ホーチミン在住3年目|旅行で来るだけでは知ることができない、現地にいるからこそわかるローカル情報を中心に発信していければと思いベトナム旅行の専門情報サイトを立ち上げました。

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