ベトナム旅行に来たのだから、日本にはないカフェチェーンを試したい!
そんな方にはベトナムを代表する国民的カフェチェーン、「ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)」がおすすめです。
「ベトナムのスターバックス」とも称されるこのハイランズコーヒーは、伝統的なベトナムコーヒーを手軽に飲めるカフェチェーンとして店舗を拡大しています。
本記事では、ハイランズコーヒー創業の歴史から、注文すべきおすすめメニュー、直営店で買えるお土産などハイランズコーヒーの魅力を余すところなくご紹介します。
ベトナム最大のコーヒーチェーン「ハイランズコーヒー」とは?

ハイランズコーヒーは、ベトナム最大のカフェチェーンです。
ここでは歴史や店の雰囲気、価格帯をご紹介します。
ハイランズコーヒーがベトナム最大のコーヒーチェーンになるまで
ハイランズコーヒーの物語は、創業者のデビッド・タイ(David Thai)氏によって始まります。
当時、世界屈指のコーヒー生産量を誇っていながら、付加価値の高いブランドとして確立された国内チェーンが存在しませんでした。路上で飲む「ストリートコーヒー」が主流だった時代に、彼は「清潔で、モダンで、かつベトナムの誇りを感じられるコーヒーチェーン」を作ることを決意します。
ハイランズコーヒーは1998年ハノイで創業され、2002年ホーチミン市に最初の店舗を出店します。
2010年代にフィリピンの外食大手ジョリビー・フードグループが資本参加すると出店が加速し、いまや国内に多数の店舗を構える最大手に成長。2026年6月にはハノイで1000店舗目をオープンしています。

都市部では、数百メートルの範囲でハイランズコーヒー2~3店舗を見かけることもあります。
ハイランズコーヒーのメニューや価格帯


カフェスアダー(コンデンスミルク入りコーヒー)が29,000ドン~(約180円)と、ベトナムのカフェとしては中価格帯です。
伝統的なベトナムコーヒーをベースにしたドリンクだけでなく、抹茶系、アメリカーノやラテなどのエスプレッソ系、お茶などバラエティー豊富なドリンクが揃っています。
ベトナム人にとっての憩いの場であるハンランズコーヒー
ハイランズコーヒーは、団らんや勉強、仕事のために普段使いするカフェです。訪れる年齢層は若年層から中高年と幅広く、店内は活気にあふれています。
時間帯や店舗によりますが、談笑する人が増えると賑やかな雰囲気になることが多いです。
日本人観光客にもおすすめ
ハイランズコーヒーは、日本人観光客にも休憩スポットとして活用できます。
- 安定したWi-Fi
- ローカル店よりもベトナムコーヒーを試しやすい
- 英語対応メニュー(日本語メニューはなし)
- 指さし注文可能
- エアコンの効いた空間
- 店舗数が多く見つけやすい
日本にはないコーヒーを楽しみたいけど、衛生面が不安、どこのカフェがいいか分からないという方は、まずはハイランズコーヒーで試してみましょう。
まずはこれを頼んで!ハイランズコーヒーおすすめドリンクメニュー


ハイランズコーヒーのメニューは非常に豊富ですが、以下におすすめの人をまとめました。
- ベトナムコーヒーを楽しみたい場合:カフェフィンシリーズ
- スイーツ系ドリンクを飲みたい場合:Freezeシリーズ
- 馴染みのあるアメリカンやラテを飲みたい場合:Espressoシリーズ
- コーヒーが苦手な場合:Tra(お茶)シリーズ
カフェフィンシリーズ:カフェ・スア・ダー(Phin Sua Da)


ハイランズコーヒーでは、伝統的なベトナムコーヒーをベースにしたドリンクを楽しむことができます。
おすすめメニューはフィン・スア・ダー(Phin Sua Da)。濃厚なロブスタコーヒーに、たっぷりのコンデンスミルク(練乳)と氷を加えたものです。



甘みが強いため、旅行中にエネルギーチャージをしたいときにぴったりです。
ハイランズコーヒーで楽しめるベトナムコーヒーは以下です。
- フィン・スア・ダー:コンデンスミルク入りアイスコーヒー
- フィン・デン・ダー:ロブスタ種の苦みが特徴のベトナム版アイスコーヒー
- フィン・バク・シウ:コンデンスミルクと牛乳に少量のベトナムコーヒーを混ぜたもの
フリーズ(Freeze)シリーズ
ベトナムの若者の中で、人気を誇るのが、氷と一緒にブレンドしたフローズンドリンク「フリーズ」です。
人気メニューは以下です。
- グリーンティー・フリーズ(Green Tea Freeze): 抹茶のスムージーの中に「コーヒーゼリー」が入っています。抹茶の渋みとクリーミーさ、そしてプルプルのゼリーの食感がクセになります。
- クラシック・カフェ・フリーズ: ベトナムコーヒーをスムージー状にし、上に生クリームを乗せたもの。コーヒーの苦味がマイルドになり、暑い午後のリフレッシュに最適です。
ESPRESSOシリーズ
ハイランズコーヒーでは、ベトナムコーヒーやデザート系ドリンクだけでなく、アメリカーノやラテ系のメニューも取り揃えています。
ベトナムコーヒーの濃厚さが重く感じる人もいるので、馴染みのある味をオーダーすると安心します。
お茶シリーズの推しはハス茶(Tra Sen Vang)


コーヒーが苦手な方や、リフレッシュしたい時には、お茶系ドリンクを選びましょう。
「ゴールデン・ロータス・ティー(Tra Sen Vang)」はハス茶(蓮茶)をベースに、甘く煮た「蓮の実」がトッピングされています。
さらに、クリームチーズのような塩気のあるミルクフォームが乗っており、甘じょっぱい絶妙なハーモニーが楽しめます。



見た目からすごく甘そう……と敬遠しがちですが、思ったよりさっぱりと飲めるドリンクです。
実はフードも充実 | おすすめはバインミークエ!


ハイランズコーヒーはドリンクだけでなく、パンやケーキなどのフードメニューも充実しています。
なかでもおすすめの「バインミークエ(Bánh Mì Que)」は、細長いパンにパテなどを挟んだベトナムを代表する軽食です。
一般的なバインミーより小ぶりで食べやすく、ベトナム料理初心者にもおすすめです。コーヒーと一緒に、軽食として楽しんでみてください。
ハイランズコーヒーおすすめのお土産
ハイランズはお土産が充実しています。他のコーヒーチェーンにはないベトナムらしさがつまったアイテムを手にれることができるでしょう。
ハイランズオリジナルタンブラー




ハイランズコーヒーでは、ベトナムらしいデザインのオリジナルタンブラーも販売されています。
ノンラー(ベトナムの伝統的な笠)や街並み、ベトナムをイメージしたイラストが描かれたものもあり、旅行の思い出にぴったり。シンプルなロゴ入りだけでなく、季節によってデザインが変わるため、お気に入りを見つけたらチェックしてみてください。



日本でも使いやすいおしゃれなデザインもあるので、お土産としても重宝します。
コーヒー豆やフィン


ハイランズコーヒーでは、店舗で楽しむドリンクだけでなく、コーヒー粉やインスタントコーヒーなどの持ち帰り商品も販売されています。
店舗によっては、コーヒーを抽出する金属の器具「フィン」も販売されています。
自宅でもベトナムコーヒーの味を楽しめるため、コーヒー好きへのお土産にもおすすめです。
初心者向けハイランズコーヒー注文の仕方とポイント
日本人観光客が安心して利用できるように注文の仕方やポイントをお伝えします。
注文の仕方
基本的にはセルフサービス方式です。
- カウンターで注文し、支払いを済ませる。日本語メニューはありません。
- 呼び出しベル(ブザー)を受け取る。
- ベルが鳴ったらカウンターへ取りに行く。 ※バインミーなどのフードは調理に少し時間がかかることがあります。
覚えておくと便利なポイント
メニューによっては対応できない場合がありますが、甘いものが苦手な場合は、「Less Sugar(レス・シュガー)」と伝えるか、アメリカンコーヒーやカフェラテを頼みましょう。
FREEZEシリーズは、生クリームがのったものが多いので、無しにしたい場合は、「No cream(ノークリーム)」と伝えましょう。
ハイランズコーヒーは日本人旅行者にとってもおすすめの場所
ハイランズコーヒーは伝統的なコーヒー文化を大切にしながら、急速に発展するベトナムのエネルギーを感じられる場所です。
比較的清潔で、気軽にコーヒーを楽しめる場所として日本人観光客の休憩スポットとしても活用できます。
ぜひベトナムを訪れた際には、日本にはないコーヒーチェーン「ハイランズコーヒー」を目指して下さい。癒しの時間とともに、ベトナムの文化に気軽に触れられる場所となるでしょう。


