1泊2.5万ドル(約390万円)——そんな価格帯の超高級リゾートが、ベトナムに続々と登場している。狙うのは、世界を巡る富裕層インバウンドだ。プーコックを筆頭に、今後は約30の新規プロジェクトが計画され、ベトナムは「安い旅先」から「最上級も選べる旅先」へと幅を広げている。
“別次元”の客室が生まれる理由
プライベートプール付きヴィラ、専属バトラー、海を独り占めする立地——富裕層が求める体験に応える客室が、ベトナムの海岸線に増えている。背景にあるのは、長く滞在し高く使う客層の流入と、ブランドホテルの相次ぐ参入だ。フーコックは高利回りのリゾート投資の「磁石」と評され、開発が集中している。
プーコックを中心に約30案件
市場は今後、ホーチミン・ハノイに加え、プーコック、カムラン、ハロンなど主要観光地で約30の新規プロジェクトが集中する見通し。Regent、Rosewood、Park Hyattといった高級ブランドが、客室販売とヴィラ分譲を組み合わせた新しい形で進出している。
| 案件 | 内容 |
|---|---|
| 最高価格帯 | 1泊 約2.5万ドル |
| Regent Ho Tram | 220室(スイート110・スカイヴィラ30・ヴィラ80) |
| Meliá Ho Tram「Indochine」 | ホテル193室+レジデンス105戸 |
| 新規案件 | 約30プロジェクト(プーコック・カムラン・ハロン等) |
ブランドの“ヴィラ分譲モデル”
新世代の高級リゾートは、宿泊とヴィラの分譲を組み合わせるモデルが目立つ。Regent Phu QuocやRosewood Hoi Anに続き、Ho Tramでは Regent と Meliá が大型案件を進める。富裕層の「所有して滞在する」需要を取り込み、開発資金を回収する設計だ。
読者への影響
最上級の選択肢が増えることは、その下の4〜5つ星の質も底上げする。記念日やご褒美の旅で「ベトナムで最高級」を選べる時代になりつつある。価格帯の幅が広がるほど、予算に応じた贅沢の段階が選びやすくなる。
まとめ
2.5万ドルの客室は、ベトナム観光の天井が上がった証だ。価格の幅が広がるほど、旅の選択肢も豊かになる。
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