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ベトナム航空(Vietnam Airlines)は2026年4月2日、ホーチミン市(タンソンニャット国際空港)とタイ・プーケット(プーケット国際空港)を結ぶ直行便の運航を開始した。エアバスA321型機による週5便体制で、プロモーション往復運賃はエコノミークラスで403万VND(約24,200円)から。CEOのLe Hong Ha氏は「東南アジア域内ネットワークの拡充と、ベトナム・タイ間の旅行需要の成長に応える路線」と位置付けている。
新路線の運航スケジュールは以下のとおりだ。ホーチミンを16時に出発し、プーケットに17時50分(現地時間)に到着。復路はプーケットを18時45分に出発し、ホーチミンに20時55分に帰着する。飛行時間は片道約1時間50分。運航日は月・火・木・土・日の週5日で、水曜と金曜は運休となる。
使用機材はエアバスA321のナローボディ機。ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制で、中距離のレジャー路線としては十分な座席供給を確保している。
| 項目 | 往路(VN621) | 復路(VN620) |
|---|---|---|
| 出発地 | ホーチミン(SGN) | プーケット(HKT) |
| 出発時刻 | 16:00 | 18:45 |
| 到着時刻 | 17:50 | 20:55 |
| 飛行時間 | 約1時間50分 | 約2時間10分 |
| 運航日 | 月・火・木・土・日(水・金運休) | |
| 機材 | エアバスA321 | |
| 運賃クラス | プロモーション往復運賃(税込) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| エコノミー | 403万VND〜 | 約24,200円〜 |
| ビジネス | 1,518万VND〜 | 約91,100円〜 |
プロモーション運賃は2026年4月30日までの発券が条件で、搭乗期間は4月2日〜9月30日。Lotusmiles会員はエコノミークラスで1区間あたり1,000ボーナスマイル、ビジネスクラスで2,000ボーナスマイルを獲得できる(5月31日出発分まで)。
この路線開設の背景には、ベトナムとタイの間で急拡大する双方向の観光需要がある。2025年の実績では、60万人超のベトナム人がタイを訪れ、タイのインバウンド市場で第6位の送客国となった。逆方向では、47万人超のタイ人がベトナムを訪問している。
ベトナム航空のCEO Le Hong Ha氏は「東南アジア域内の旅行需要は引き続き成長しており、ホーチミン〜プーケット路線は当社の域内ネットワーク拡充戦略の柱の一つ」とコメント。両国の観光当局も「タイとベトナムは競合ではなく補完関係にある」という認識を共有しており、1回の旅行で2カ国を回る周遊需要の掘り起こしを狙う。
就航発表後、ベトナムのSNS上ではポジティブな反応が目立つ。
ホーチミン在住の旅行好きユーザーは「これまでプーケットへはバンコク乗り継ぎで半日がかりだった。直行便2時間弱なら週末トリップも現実的」と歓迎。旅行会社のスタッフは「ホーチミン発プーケットのパッケージツアーの問い合わせが、就航発表の翌週から3倍に増えた」と手応えを語る。
タイ側でも反応は好意的だ。プーケットのホテル業界関係者は「ベトナム人観光客は滞在日数が3〜4泊と長めで、ローカルフードやナイトマーケットを積極的に楽しむ。プーケット経済への貢献度が高い客層」と期待を寄せている。
日本人旅行者にとって、この路線の就航は「ベトナム+タイ」の2カ国周遊プランを組む際の選択肢を広げるものだ。
例えば、以下のようなモデルルートが考えられる。
ホーチミンでは先日リオープンしたNoong Oiでベトナム料理を楽しみ、Cafe Show Vietnamで注目された新興カフェを巡ってから、夕方の便でプーケットへ移動する ── そんなスケジュールも無理なく組める。
プロモーション往復運賃24,200円は、日本〜ホーチミンの航空券(ベトジェットエアで往復3〜4万円台)と合算しても10万円以下で2カ国を回れる計算だ。
ホーチミン〜プーケット路線は、ベトナム航空が2026年に進める国際線拡充の一環だ。同社は2025年に14の国際線を新規開設または再開しており、2026年もその勢いを維持している。
注目すべきは、2026年6月にハノイ〜アムステルダムの直行便就航が予定されている点だ。これが実現すれば、ベトナムから欧州への初のノンストップ路線となる。ロンドン・ヒースロー路線の拡充と合わせ、ベトナム航空は欧州とのコネクティビティを大幅に強化しようとしている。
アジア域内では、ベトジェットエアも攻勢をかけており、名古屋・福岡路線の就航をはじめ、ジャカルタ〜ダナン路線(4月29日就航)など東南アジアのネットワークを急拡大中だ。ベトナムのLCC・フルサービスキャリアが揃って路線を増やしている状況は、日本からベトナムへの旅行者にとって追い風となっている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 路線 | ホーチミン(SGN)↔ プーケット(HKT) |
| 就航日 | 2026年4月2日 |
| 運航会社 | ベトナム航空(Vietnam Airlines) |
| 便名 | VN621(往路)/ VN620(復路) |
| 運航頻度 | 週5便(月火木土日) |
| 機材 | エアバスA321 |
| エコノミー往復 | 403万VND〜(約24,200円〜) |
| ビジネス往復 | 1,518万VND〜(約91,100円〜) |
| プロモーション発券期限 | 2026年4月30日 |
| 搭乗対象期間 | 2026年4月2日〜9月30日 |
| ボーナスマイル | エコノミー1,000マイル / ビジネス2,000マイル(5月31日出発分まで) |
| 予約方法 | ベトナム航空公式サイト / 旅行代理店 |
ベトナム航空のホーチミン〜プーケット直行便は、東南アジア2カ国を1回の旅行で効率よく回りたい旅行者にとって待望の路線だ。直行便の飛行時間はわずか1時間50分で、夕方発のスケジュールも使いやすい。
プロモーション往復運賃(エコノミー約24,200円〜)の発券期限は4月30日。ゴールデンウィークや夏休みにホーチミン+プーケットの周遊旅行を計画するなら、期限内にチケットを確保しておきたい。ベトナム航空公式サイトから直接予約できる。