「ベトナムコーヒーを飲む」——この体験がベトナム旅行のアイコンになって久しいが、2026年のホーチミンのカフェシーンはさらに多様化・深化している。SNSで話題の定番スポットから、ローカルが愛する路地裏の隠れ家まで、その進化は止まらない。
「ザ・カフェ・アパートメント」——ビルごとカフェになった奇跡の場所
ホーチミン市中心部(1区)にある「ザ・カフェ・アパートメント(The Cafe Apartment)」は、もともと居住用として建てられた9階建てのビルが今や各フロアに個性的なカフェやショップがびっしり詰まった、世界でも珍しい複合施設だ。
1階から上がるたびに雰囲気が変わり、インダストリアルテイストのコーヒーショップ、フォトジェニックなパステルカラーのスイーツカフェ、屋上テラスからのサイゴン川ビューを楽しめる店など、全フロアを制覇するだけで半日過ごせる。
ベトナム人の声:「週末は必ず来る。友達を連れてくるのに最高の場所」「各フロアで雰囲気が全然違うから飽きない」など、地元若者からも根強い人気がある。インスタグラムやTikTokでの投稿数も増加が続いている。
進化するベトナムコーヒー文化——「コンカフェ」「コーヒーハウス」の最新動向
ベトナム最大のカフェチェーン「The Coffee House」と「Cộng Cà Phê(コン・カ・フェ)」は、2026年もエリア拡大を続けている。特にコン・カ・フェはその独特の内装(社会主義レトロ風)と、ライチティー・竜眼ティーなどのフルーツティーで外国人旅行者にも大人気だ。
新しいトレンドとして注目されているのが「スペシャルティコーヒー」専門店の増加だ。ベトナム産コーヒー豆(ダラット産アラビカや中部高原産)を自家焙煎し、サードウェーブコーヒー的な提供スタイルを取るカフェがホーチミン2区・3区などに続々オープンしており、欧米・日本人旅行者の間でも話題になっている。
日本人旅行者が特に感動するポイント
ベトナムのカフェが日本人旅行者に刺さる理由を整理すると:
- 圧倒的なコストパフォーマンス:本格コーヒーが100〜200円程度。ゆっくり作業できる環境が整っている
- WiFi環境の充実:ほとんどのカフェで無料WiFiが使えて速度も安定している
- 空間デザインへのこだわり:SNSで映えるフォトジェニックな内装のカフェが多い
- エッグコーヒー(Cà Phê Trứng):ハノイ発祥の卵黄を使ったクリーミーなコーヒーが南部でも体験できるようになった
カフェ巡りのモデルルート(ホーチミン1日)
効率よくホーチミンのカフェを楽しむためのモデルルートを提案する。
- 朝:ベンタイン市場近くのローカル店でベトナムアイスコーヒー(Cà Phê Sữa Đá)体験
- 午前:ザ・カフェ・アパートメントで各フロアを探索(2〜3時間)
- 昼:1区の路地裏でバインミー+フルーツティー
- 午後:スペシャルティコーヒー専門店でシングルオリジン豆の手淹れコーヒー
- 夕方:屋上テラスカフェでサンセットを眺めながらビアサイゴン
ベトナム旅行計画にはvietnam-gift.comのカフェ特集と旅行ガイドをぜひご活用ください。ベトナム語でのオーダーに困ったときは言葉図鑑が便利です。
