【2026年最新】ベトナムの物価は安い?食費・ホテル代・お土産代を在住者が解説

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物価上昇が続くなか、気軽に行ける海外旅行先として人気なのがベトナムです。

ただ「本当に安いのか?」「日本と比べてどれくらい違うのか?」そんな疑問を抱えている方もいるかと思います。

この記事では、旧稿の価格例を手掛かりに、旅行時点の総額を調べる方法と、削ってよい費用・削らない方がよい費用を整理します。取材記録のない「在住者の実感」は根拠にせず、表示価格と予約条件で判断します。

目次

在住者が感じるベトナムの物価のリアル

「ベトナムの物価は日本の3分の1」と一括りにはできません。ローカル飲食、輸入品、都市中心部、リゾート、連休では価格の動きが違い、円換算額も為替で変わります。

ただし全てが安いわけではなく、安いものもあれば、日本と変わらないもしくは高いと感じるものもあります。

またホテルやレストランの衛生面やサービス面について質の高いものを求めると、安さは期待できません。

ベトナムの経済成長について

物価は経済成長率だけでは説明できません。為替、燃料・食材、人件費、家賃、観光需要、税やサービス料などが旅行者の支払額に影響します。固定の成長率や市場成長率を旅行予算の根拠にせず、利用日の価格を確認します。

引用:ベトナムの現状と今後の動向から見る 有望産業について

人口の中でも、働き盛りの若年層が多く活気にあふれるベトナム。

都市部では再開発や新しい商業施設が見られますが、旧稿の筆者がいつ・どこで観察したか確認できません。旅行費用はこうした印象ではなく、予約画面、店頭メニュー、公式運賃で見積もります。

ベトナムの物価例

水やローカルの料理は安い傾向にありますが、都市部の観光客向けのレストランでは日本と相場が大きく変わらないといった印象です。

数百円でお腹いっぱい食べられると思って旅行に来たのに、クオリティやサービスを重視するあまり「想像していたよりも高い」と思うこともあるかもしれません。

事前に目安の金額を知ることで、予算を立てやすくなります。

日本より安いと感じるもの
  • ミネラルウォーター:7,000~10,000ドン(約42~60円)
  • フォー:40,000~70,000ドン(約240~420円)
  • ローカルのマッサージ:200,000~400,000ドン(約1,200~2,400円)
  • 缶ビール:10,000~20,000ドン(約60~120円)
日本と変わらないと感じるもの
  • カフェで飲むコーヒー:40,000~70,000ドン(約240~420円)
  • 中級~高級店でのランチ:1人あたり200,000~500,000ドン(約1,200~3,000円)

ホテル代

筆者撮影:ホテル

日本と異なり、部屋ごとに料金がかかるシステムです。一部屋ごとの許容人数は決まっていますが、日本と比べると1人あたりのホテル代は安く済むケースがあります。

日本と比べると割安なため、ゲストハウスに泊まって旅費を節約するのもよし、奮発して高級ホテルで一流のサービスを受けるのも旅の思い出になるでしょう。

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エリアグレード料金(1泊1室2人分)
ダナンゲストハウス・ホステル2,000円~6,000円前後
3つ星~4つ星ホテル1万円~3万円前後
5つ星高級ホテル2万円~10万円前後
ハノイゲストハウス・ホステル1,000円~5,000円前後
3つ星~4つ星ホテル1万円~2万円前後
5つ星高級ホテル2万円~5万円前後
ホーチミンゲストハウス・ホステル1,000円~5,000円前後
3つ星~4つ星ホテル1万5,000円~2万円前後
5つ星高級ホテル2万円~4万円前後
2026年6月の情報をもとに記載

ハノイやホーチミンには日系のビジネスホテルが進出しています。日本と同等のサービスを求める場合は宿泊を検討してみましょう。

食事代

筆者撮影:ローカル店の麺料理

以下の金額は旧稿作成時の例で、現在価格の保証ではありません。都市、店、具材、税・サービス料で変わるため、旅行前と注文前にVND総額を確認してください。

フォーの相場

フォーは、屋外で食べるのか、エアコン付きの観光客が入りやすいレストランで食べるのかによって相場が異なります。

旧稿では屋台のフォーを40,000~60,000VNDとしていました。現在は店と具材で上下するため、固定相場ではなく注文前のVND表示を優先します。

旧稿では観光地周辺の店を50,000~70,000VNDとしていましたが、空調の有無だけで価格は決まりません。メニューの価格、具材、税・サービス料を確認してください。

レストランでの食事代

旧稿では中価格帯ランチを150,000~250,000VNDとしていました。飲み物、税、サービス料が別なら会計は増えるため、注文前に総額を見積もります。

主要都市には日本料理店もありますが、円建ての固定相場は為替と店の価格帯で変わります。VNDのメニューと追加料金を確認してください。

カフェでの飲食代

筆者撮影:カフェ

カフェは路上店、個人店、ホテル、国際チェーンで価格差があります。「日本と同じ」という印象ではなく、VND表示と量、席料や追加注文の条件で比べます。

ベトナムのカフェの相場
  • ベトナムコーヒー:40,000~60,000ドン(約240円~300円)
  • ラテやカプチーノといったイタリアンコーヒー:50,000~70,000ドン(約300~420円)
筆者撮影:路上のお茶屋さんのメニュー

路上のquán trà đáは低価格な場合がありますが、旧稿の12,000~18,000VND、4,000~5,000VNDは現在の保証ではありません。価格を先に聞き、氷や水の衛生、交通との距離にも注意します。

旅行者にとってハードルが高いですが、ベトナム人の憩いのスポットとなっています。

ベトナム旅行中の食費例

ベトナム旅行中の食費はプランによって大きく異なります。ローカル屋台で食事を済ませば安く済みますし、観光客向けの中級~高級レストランでは費用がかさみます。

ローカルの屋台は衛生面について不安を感じることがあります。自身で消毒を行うか、体調に不安がある場合は避けておきましょう。

旅のスタイルや、許容できる衛生面・サービスを考慮し予算を組んでいきましょう。


節約派の食事プラン

1日3,000円以下と固定すると、為替、食事回数、衛生面、アレルギー対応で不足することがあります。1日分は円ではなく、朝・昼・夜・飲料をVNDで積み上げてください。

  • 朝:屋台でフォー 50,000ドン(約300円)
  • 昼:ローカル屋台 60,000ドン(約360円)
  • 休憩:路上のお茶屋さん 5,000ドン(約30円)
  • 夜:ローカル系レストラン 一人あたり200,000~300,000ドン(約1,200円~1,800円)
観光客向けの店で食事を楽しみたい人の食事プラン

清潔さは価格だけでは判断できません。加熱状態、食材の保管、客の回転、直近の口コミを見て、無理に食費を削らないことが大切です。

  • 朝:エアコン付きの店でフォー 70,000ドン(約420円)
  • 昼:観光客向けベトナム料理レストラン 200,000ドン(約1,200円)
  • 休憩:カフェ 70,000ドン(約420円)
  • 夜:観光客向けベトナム料理レストランや日系レストラン 400,000~700,000ドン(約2,400円~4,200円)

交通費

ベトナムの主要都市は、タクシーかバスがメインの移動手段になります。特にタクシーは日本よりも料金が安く気軽に乗ることができます。

タクシー代

旅行者にとってタクシーは便利な移動手段です。Grabなどの配車アプリを利用すれば事前に請求額が分かるため、ぼったくりなどの被害に遭う可能性を抑えられるでしょう。

配車アプリの料金は距離だけでなく、需要、天候、時間帯、車種、空港料金、有料道路で変わります。旧稿の5km当たりの固定額ではなく、配車確定前の見積額と降車地点を確認します。

大型連休や雨の日などタクシーの配車が少ない日は、価格が高くなる可能性があります。

バス代

行先やバス停を調べる必要がありますが、移動費を節約したい場合はバスがおすすめです。

バス運賃は都市、路線、支払方法、空港路線などで異なります。交通事業者の最新案内で運賃と乗車方法を確認し、小額紙幣や対応アプリを準備します。

その他のベトナム旅行でかかる費用

お土産代

土産予算は人数と品目で大きく変わり、5,000円で足りるとは断定できません。配る人数×1個の上限を決め、液体・食品の持込規制と受託手荷物の重量も見込んでください。

予算が限られている場合は、WinmartやLotteMartといった現地の大型スーパーでまとめ買いをすると費用を抑えられます。

お土産と価格例
  • インスタントのベトナムコーヒー:50,000〜70,000ドン(約300〜420円)
  • インスタントフォーや調味料:30,000~70,000ドン(約200~420円)
  • ドライフルーツ:50,000〜70,000ドン(約300〜420円)
  • バッチャン焼き(市場で購入する場合):マグカップ 120,000~150,000ドン(約700~1,000円)

通信費

ベトナム旅行にかかせないのがSIMの設定です。空港でSIMカードを購入する方法と日本で事前にeSIMを購入し設定する方法があります。

eSIMと物理SIMの価格・容量・有効日数は販売元で変わります。「1日5GB」の速度制限後の扱い、テザリング、開通期限、本人確認、サポート、端末のSIMロックを比較してください。

ホテルやカフェのWi-Fiは便利ですが、常に利用できるとは限らず、公開ネットワークで重要情報を送るのは避けます。銀行・決済・パスワード変更は信頼できる回線を使い、自動接続とファイル共有を切ってください。

ベトナムのカフェではレシートにWi-Fiのパスワードが書いてあることが多いです。書いていない場合は店員さんに聞いてみましょう。

賢く節約するための実践テクニック

筆者撮影:オフシーズンのダナン

さらに費用を抑えたい方向けに、具体的な節約術を紹介します。

オフシーズンを狙う

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エリア安い時期高い時期
ハノイ5月~8月(GW・夏休み除く)GWや年末年始などの連休
ダナン9月~2月(夏休み除く)GWや年末年始などの連休
ホーチミン5月〜10月(GW・夏休み除く)GWや年末年始などの連休

雨季でも、都市、連休、催事、週末、台風などで価格は変わり、「どのエリアも安い」とは限りません。安値だけで決めず、洪水、欠航、海況、観光施設の運休リスクと変更可能な予約条件を比べます。

連休や大型催事は需要が増えることがありますが、価格が必ず高騰するとは限りません。旅行年のベトナム祝日、テト、開催地のイベントを確認し、同じ条件で比較します。

また日本の年末年始の時期は、他の国からも観光客が多くなるため避けた方がよいでしょう。

どうしてもハイシーズンに旅行をする場合は、早めに予約することで早割を受けられる可能性があります。

ローカル店を積極的に利用

観光客向けのレストランではなく地元の人が通うローカル店を選びましょう。ただし衛生面には十分に注意しましょう。

お土産は、観光地の土産物店と比べて、スーパーでは同じ商品が安く購入できることもあります。

旅行予算を作る3段階

  • 出発前の固定費:航空券、宿、保険、ビザの要否、空港移動、通信を税・手数料込みで集計する
  • 1日の変動費:食事、飲料、市内移動、入場料をVNDで積み上げ、節約型と快適型の2案を作る
  • 予備費:為替変動、配車の混雑料金、受診、変更手数料に備え、総額の15〜20%を別枠で確保する

円換算は計画日のレートとカードの海外事務手数料で更新します。カード端末やATMで日本円建て換算(DCC)が表示されたら、レートと追加費用を確認し、VND決済と比較してください。安全な飲料水、旅行保険、夜間の移動、必要な医療まで削る節約は勧めません。

まとめ

ベトナム旅行でローカル店や屋台、バスなどを上手に利用すれば、食費や交通費を抑えながら旅行を楽しめます。一方で、ホテル代や食事代、通信費、お土産代はエリアや旅のスタイルによって大きく変わるため、事前に相場を知っておくことが大切です。

オフシーズンを狙ったり、スーパーやローカル店を上手に活用すれば、満足度を下げずに節約することができるでしょう。

航空券やホテル、通信の手配先は、ベトナム旅行の予約まとめで出発前に準備する順に確認できます。

予算と快適さのバランスを考えながら、自分に合ったベトナム旅行を計画しましょう。

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この記事を書いた人

ハノイ在住3年目。ガイドブックには載っていない、もちろんAIも知らない、現地在住だからこそのリアルな情報をお届け。常に美味しいベトナムコーヒーを求めてハノイの街をさまよっています。

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