2026年、ホーチミン市で韓国レストランの出店ラッシュが起きている。高級焼肉「Midam」、ソウルカフェ風「I Hate Monday」、トッポッキ専門「MFTT」、梨泰院クラス着想の「TEBA」、韓国×麻辣の「Sorimmara」と、コンセプトの異なる5軒が相次いでオープン。Threadsを中心にベトナムの若者の間で話題を集めている。
5軒の韓国レストランを一挙紹介
ホーチミン市の1区(ベンゲー地区)とタオディエン地区(2区)に集中して出店が続いている。いずれも韓国料理をベースにしながら、独自のコンセプトで差別化を図っている点が特徴だ。
| 店名 | エリア | コンセプト | 住所 |
|---|---|---|---|
| Midam | 1区 | ドライエイジド高級焼肉 | 2 Thi Sach, Ben Nghe, District 1 |
| I Hate Monday | 2区タオディエン | ソウル風オールデイダイニング | 25A Nguyen Duy Hieu, Thao Dien, District 2 |
| MFTT | 2区タオディエン | トッポッキ専門店 | 26D/4 Thao Dien, District 2 |
| TEBA | 1区 | 梨泰院クラス着想の夜カフェ | 28B Le Thanh Ton, District 1 |
| Sorimmara | 1区 | 韓国料理×麻辣フュージョン | 10AB Thai Van Lung, Ben Nghe, District 1 |
Midam: 5階建てドライエイジド焼肉
1区のThi Sach通りに位置するMidamは、ドライエイジド(乾燥熟成)ビーフを看板に掲げる高級韓国焼肉店。黒を基調としたミニマルなデザインの建物で、上階席からは180度のシティビューが広がる。
メニューの目玉はドライアイスの演出とともに運ばれるBBQビーフセット。サーロイン、テンダーロイン、リブなど部位ごとに熟成期間が異なり、肉本来の旨みが凝縮されている。スタッフが焼き加減をすべて管理してくれるため、焼肉初心者でも安心だ。
- 営業時間: 11:00-23:00(平日15:00-17:00休憩)
- 電話: 028 7300 1595
- 特徴: 個室完備、スタッフによるテーブルサイドグリル、ランチは比較的リーズナブル
I Hate Monday: ソウルのオールデイダイニング
タオディエン地区のNguyen Duy Hieu通りに構える「I Hate Monday」は、ソウルのダイナミックな美学をホーチミンに持ち込んだオールデイダイニング。屋内席、2階席、ガーデン席、個室と、シーンに合わせた使い分けができる。
メニューは韓国の伝統食材と西洋の調理法を融合させたフュージョン路線。看板メニューの「スクイッドゲームパスタ」は名前のインパクトだけでなく味でも評判を呼んでいる。サンドイッチ、メイン12品、サイド4品、デザートとラインナップも幅広い。
MFTT: トッポッキに特化した専門店
「My Favorite Tteokbokki」の頭文字を取った店名のMFTTは、タオディエン地区のコンパクトな一軒。白とシルバーステンレスを基調としたモダンミニマルな空間で、メニューはトッポッキ一筋だ。
- 黒豆ソース、激辛ソース、ダブルソースの3種類
- 各ポーションにロングトッポッキ、韓国おでん、カリカリさつまいもが付属
- サイドにジョルミョン(冷麺)、海苔巻き、スパムなどを追加可能
TEBA: 韓国ドラマ「梨泰院クラス」の世界観
1区のLe Thanh Ton通り(日本人街)に位置するTEBAは、韓国の人気ドラマ「梨泰院クラス」にインスパイアされたレストラン。ネオンライトが映える空間で、韓国映画のスクリーニングも行われる夜型のダイニングだ。
辛ラーメン、ユッケジャン(辛い牛肉スープ)、酢豚、おでん、冷麺、イカのコチュジャン和えなど、韓国の定番料理をカバー。ドラマファンにとっては聖地巡礼的な楽しみ方もできる。
Sorimmara: 韓国×麻辣のクロスオーバー
1区のThai Van Lung通りに登場したSorimmaraは、韓国料理と中国の麻辣スパイスを掛け合わせた異色のフュージョン。メイン5品にはマラタン(韓国式火鍋)とマラシャングオ(スパイシー炒め)をジャジャン味、ローズクリーム味、伝統味の3バリエーションで用意する。
辛さはベトナム人の味覚に合わせて調整されており、フィッシュケーキスープ、グオバオロウ(酢豚風)、カラアゲチキン、トッポッキなどサイドメニューも充実。大盛りポーションでグループ利用に向いている。
Threadsで拡散、若者の「韓国グルメ巡り」が加速
5軒すべてがThreadsプラットフォームで話題になっている点が共通している。ベトナムの若年層はInstagramからThreadsへ移行する傾向が強まっており、新店情報はThreadsの投稿をきっかけに広まるケースが増えた。
ホーチミンのフードブロガーたちは5軒を巡る「韓国グルメマップ」を作成して共有。「1区のLe Thanh Ton通りが韓国料理ストリートになりつつある」という声もあり、日本人街として知られた同エリアの多国籍化が進んでいる。
韓国コンテンツ(K-POP、韓国ドラマ)の人気がベトナムで根強いことも出店ラッシュの背景にある。TEBAが「梨泰院クラス」をコンセプトにしているように、エンタメと飲食の結びつきが集客の柱になっている。
日本人旅行者へのおすすめ
ホーチミン旅行中に韓国料理が恋しくなったとき、これらの店は有力な選択肢だ。特にMidamの高級焼肉は日本の焼肉店と比較しても遜色ないクオリティで、価格は日本の半額程度。ランチ利用ならさらにお得に楽しめる。
Le Thanh Ton通り周辺に3軒(TEBA・Midam・Sorimmara)が集中しているため、1区滞在の際にハシゴも可能だ。
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| 店名 | 住所 | おすすめメニュー | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Midam | 2 Thi Sach, District 1 | ドライエイジドBBQセット | 個室あり・スタッフ焼き上げ |
| I Hate Monday | 25A Nguyen Duy Hieu, District 2 | スクイッドゲームパスタ | ガーデン席・ブランチ可 |
| MFTT | 26D/4 Thao Dien, District 2 | 3種トッポッキ食べ比べ | コンパクト・テイクアウト可 |
| TEBA | 28B Le Thanh Ton, District 1 | 辛ラーメン・酢豚 | ネオン空間・ドラマファン向け |
| Sorimmara | 10AB Thai Van Lung, District 1 | マラタン(3種味) | 大盛り・グループ向け |
ホーチミン市の韓国レストラン出店ラッシュは、単なるブームではなく、ベトナムにおける韓国食文化の定着を示している。ドライエイジド焼肉から麻辣フュージョンまで、コンセプトの多様化が進んでいることがその証拠だ。1区とタオディエンを中心に、ホーチミンの食のランドスケープが確実に変わりつつある。
引用元・参考
