世界遺産の街フエが、6日間だけ音楽であふれかえります。2026年6月13日から18日まで開かれる「フエ国際音楽週間2026」は、香江(フォン川)の水面に浮かぶステージという幻想的な舞台が最大の見どころ。フランス、スペイン、オーストラリア、日本、韓国、そしてベトナムの8団体が集い、フラメンコから現代舞踊、ポップスまで多彩なパフォーマンスを繰り広げます。しかも全公演が無料。古都の夜に響く国際色豊かな調べを、訪れる前に押さえておきましょう。
香江に浮かぶ「浮遊ステージ」
今回のハイライトは、フエ国立高校前の香江の川面に設けられる大型の浮遊ステージです。ゆったりと流れる川を背景に、ライトアップされた舞台でアーティストが踊り歌う光景は、フエならではの詩情に満ちています。観客は川辺に腰を下ろし、水面に映る照明と音楽に包まれながら夜を過ごせます。古都の歴史的景観と現代の舞台芸術が溶け合う、ここでしか味わえない時間です。
6カ国8団体が織りなす多彩なプログラム
音楽週間には、フランス・スペイン・オーストラリア・日本・韓国・ベトナムから、伝統と現代を行き来する8つの芸術団体が参加します。スペインのフラメンコ、コンテンポラリーダンス、ポップス、ファッションショーまで、ジャンルの垣根を越えたステージが連日続きます。6月13日の開幕夜には日本のKawanishi Natsuki、韓国の舞踊団Park Sang-Yong Yung、K-Culture Friends in Chungnam、そしてフエ王宮芸術劇場が登場。国境を越えた表現が一堂に会します。
見逃せない3つの夜
会期中でも特に注目したいのが3つの夜です。13日の開幕公演は各国団体が顔をそろえる華やかな幕開け。14日の夜には、ベトナムの国民的作曲家チン・コン・ソンの楽曲を名だたるアーティストが歌い継ぐ特別プログラムが組まれています。そして18日のフィナーレを飾るのは、ベトナムで絶大な人気を誇るバンドMONO。最初から最後まで盛り上がりが途切れません。
古都フエをあわせて楽しむ
音楽週間の合間には、世界遺産のフエ王宮や歴代皇帝の陵墓、香江の遊覧船など、フエならではの観光も満喫できます。日中は史跡を巡り、夜は浮遊ステージで音楽に酔いしれる——そんな贅沢な過ごし方ができるのもこの時期ならでは。無料公演ゆえに人気の夜は混雑するため、早めに会場入りして良い場所を確保するのがおすすめです。
実用情報
| イベント名 | フエ国際音楽週間2026 |
|---|---|
| 会期 | 2026年6月13日〜18日 |
| メイン会場 | フエ国立高校前の香江(フォン川)浮遊ステージ |
| 参加国 | フランス・スペイン・オーストラリア・日本・韓国・ベトナム(8団体) |
| 入場料 | 全公演無料 |
| 注目公演 | 6/13開幕公演/6/14チン・コン・ソン特集/6/18 MONOによるフィナーレ |
| アクセス | フエ市中心部。ダナンから車で約2〜3時間 |
まとめ
香江に浮かぶステージ、6カ国の芸術、そして無料で味わえる6日間。フエ国際音楽週間2026は、世界遺産の街を舞台にした類を見ない音楽祭です。古都観光と音楽鑑賞を一度に楽しみたいなら、この6月のフエへ足を運ぶ価値は十分にあります。ベトナムの音楽・イベント情報に興味がある方は、以下の記事もどうぞ。
