2026年4月、米国の著名旅行誌「Travel + Leisure」が発表した「世界隠れた名都市ランキング2026」で、ベトナムのホイアンが1位(スコア:92.96)、ダナンが2位を獲得した。ベルギーのブルージュ、モロッコのシャウエンなど欧州・中東の観光地を抑えての上位独占は、ベトナムの観光競争力が世界水準に達したことを示す歴史的な快挙だ。
ランキングの詳細:なぜホイアンが92.96点を獲得したのか
Travel + Leiserの読者投票では、以下の項目が評価される:
| 評価項目 | ホイアンの強み |
|---|---|
| 食の豊かさ | カオラウ・ホワイトローズ・バインミーなど固有の料理文化 |
| 文化遺産 | UNESCO世界遺産・ランタン通り・旧市街の保存状態 |
| ローカル体験 | テーラー・ランタン作り・クッキングクラスなど体験型観光 |
| コスパ | 世界水準の品質を東南アジア価格で体験できる |
| アクセス | ダナン国際空港から車で約30分 |
スコア92.96は、過去の「隠れた名都市」ランキングでも上位圏内の数値だ。読者コメントには「何度訪れても新しい発見がある」「ベトナム料理の本場」「ランタン祭りは世界一ロマンティック」といった声が並んだ。
ベトナム人の反応:誇りと「混雑懸念」が交錯
地元ベトナム人の反応は、誇りと複雑な感情が入り交じっている。VnExpressやTuổi Trẻ(若者)紙のコメント欄では「ようやく世界が認めてくれた」という声が多い一方で、「これ以上観光客が増えたら旧市街が観光地化しすぎる」「地元住民が暮らせなくなるのでは」という懸念も上がっている。
実際、ホイアンは2019年頃からオーバーツーリズムの問題が指摘されてきた。旧市街への入場料制度(15万VND≒約900円)は、観光客数の管理とインフラ維持のために設けられた措置だ。今回のランキング掲載で認知度がさらに高まることで、行政による入場制限強化や予約制の導入も検討されている。
日本人観光客への具体的な影響:今こそ「旬の時期」
Travel + Leiserのランキング発表を受け、日本からのホイアン・ダナン旅行への関心が急上昇している。ダナン国際空港はSkytraxで高評価を得ており、アクセス環境も整っている。
日本人旅行者にとって重要なタイミング情報は以下の通りだ:
| 時期 | ホイアン・ダナンの状況 |
|---|---|
| 4月〜5月 | 雨季前の好シーズン。4月30日・5月連休は混雑必至 |
| 6月〜8月 | ダナンはビーチシーズン全盛。ホイアンは午後から雨が増える |
| 9月〜10月 | 台風・洪水シーズン(特にホイアンは冠水リスクあり) |
| 11月〜2月 | 最適シーズン。ランタン祭りが旧暦14日に開催 |
ランキング発表直後の4月は、まさに「旬の時期」だ。しかし4月30日・5月連休のツアーはすでに多くが完売しており、早めの行動が求められる。ランタン祭り(旧暦毎月14日)は、月に一度しか見られない絶景だ。
ホイアン旅行で絶対に外せない3スポット
Travel + Leiserが「世界1位」と評価したホイアンの魅力を、日本人旅行者視点でまとめる:
- ランタン通り(Hội An Ancient Town):夜のランタン照明が幻想的。旧暦14日のランタン祭りは別格の体験
- カオラウ(Cao Lầu):ホイアン固有の麺料理。井戸水を使った製法でホイアン以外では本物が食べられないとされる
- テーラー街:24時間以内でオーダーメイド衣装が仕上がる。世界中からお土産目的の旅行者が訪れる
「隠れた名都市1位」の称号を得たホイアンと、日本からのアクセス拠点であるダナンのセット旅行は、2026年の旅行プランの筆頭候補だ。フエ・フェスティバル2026と組み合わせれば、ベトナム中部を深堀りする最高の旅程が完成する。
【情報元】
VnExpress English「Hoi An, Da Nang top Travel + Leisure’s world hidden gem cities rankings」(2026年4月14日)
https://e.vnexpress.net/news/travel/places/hoi-an-da-nang-top-travel-leisure-s-world-hidden-gem-cities-rankings-5060904.html
