【2026年最新】ベトナムの物価は安い?食費・ホテル代・お土産代を在住者が解説

物価上昇が続くなか、気軽に行ける海外旅行先として人気なのがベトナムです。

ただ「本当に安いのか?」「日本と比べてどれくらい違うのか?」そんな疑問を抱えている方もいるかと思います。

この記事では、ベトナム在住の日本人の視点から物価の状況、日本との価格比較、旅行で節約するための方法をご紹介します。

目次

在住者が感じるベトナムの物価のリアル

ベトナムの物価は日本の三分の一程度といわれます。

ただし全てが安いわけではなく、安いものもあれば、日本と変わらないもしくは高いと感じるものもあります。

またホテルやレストランの衛生面やサービス面について質の高いものを求めると、安さは期待できません。

ベトナムの経済成長について

ベトナムは近年、GDP成長率約6〜8%と高水準を維持しており、内需も拡大している。自動車や電子機器などの消費財市場は年率5〜10%程度で成長しており、経済拡大の裾野は広い。

引用:ベトナムの現状と今後の動向から見る 有望産業について

人口の中でも、働き盛りの若年層が多く活気にあふれるベトナム。

現地に住んでいると新しいショッピングセンターやマンションがどんどん建設されたり、ベトナム国産の電気自動車を街でよく見かけるようになったりと、数字だけではなく実感として経済成長を感じます。

ベトナムの物価例

水やローカルの料理は安い傾向にありますが、都市部の観光客向けのレストランでは日本と相場が大きく変わらないといった印象です。

数百円でお腹いっぱい食べられると思って旅行に来たのに、クオリティやサービスを重視するあまり「想像していたよりも高い」と思うこともあるかもしれません。

事前に目安の金額を知ることで、予算を立てやすくなります。

日本より安いと感じるもの
  • ミネラルウォーター:7,000~10,000ドン(約42~60円)
  • フォー:40,000~70,000ドン(約240~420円)
  • ローカルのマッサージ:200,000~400,000ドン(約1,200~2,400円)
  • 缶ビール:10,000~20,000ドン(約60~120円)
日本と変わらないと感じるもの
  • カフェで飲むコーヒー:40,000~70,000ドン(約240~420円)
  • 中級~高級店でのランチ:1人あたり200,000~500,000ドン(約1,200~3,000円)

ホテル代

筆者撮影:ホテル

日本と異なり、部屋ごとに料金がかかるシステムです。一部屋ごとの許容人数は決まっていますが、日本と比べると1人あたりのホテル代は安く済むケースがあります。

日本と比べると割安なため、ゲストハウスに泊まって旅費を節約するのもよし、奮発して高級ホテルで一流のサービスを受けるのも旅の思い出になるでしょう。

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エリアグレード料金(1泊1室2人分)
ダナンゲストハウス・ホステル2,000円~6,000円前後
3つ星~4つ星ホテル1万円~3万円前後
5つ星高級ホテル2万円~10万円前後
ハノイゲストハウス・ホステル1,000円~5,000円前後
3つ星~4つ星ホテル1万円~2万円前後
5つ星高級ホテル2万円~5万円前後
ホーチミンゲストハウス・ホステル1,000円~5,000円前後
3つ星~4つ星ホテル1万5,000円~2万円前後
5つ星高級ホテル2万円~4万円前後
2026年6月の情報をもとに記載

ハノイやホーチミンには日系のビジネスホテルが進出しています。日本と同等のサービスを求める場合は宿泊を検討してみましょう。

食事代

筆者撮影:ローカル店の麺料理

ベトナム都市部の食事にかかる費用を、現地在住者の視点でまとめました。

フォーの相場

フォーは、屋外で食べるのか、エアコン付きの観光客が入りやすいレストランで食べるのかによって相場が異なります。

屋台での1食は40,000~60,000ドン(約240~300円)です。

観光地周辺のエアコン付きのレストランではフォーが50,000~70,000ドン(約300~420円)と高めに設定されています。

レストランでの食事代

観光客向けのきれいなレストランでは、1人当たりのランチ代が150,000~250,000ドン(約900~1,500円)ほどになります。

ハノイやホーチミン、ダナンなどの主要都市では焼き鳥や寿司といった日系レストランが多数展開されていますが、ランチ代は800~1,200円が相場です。

カフェでの飲食代

筆者撮影:カフェ

日本のコーヒーチェーン店ではアメリカンコーヒーが300円~500円程度で提供されますが、ベトナムのカフェでもあまり変わらないという印象を受けます。

ベトナムのカフェの相場
  • ベトナムコーヒー:40,000~60,000ドン(約240円~300円)
  • ラテやカプチーノといったイタリアンコーヒー:50,000~70,000ドン(約240~420円)
筆者撮影:路上のお茶屋さんのメニュー

一方、クアンチャダー(quan tra da)とよばれる路上のお茶屋さんでは、コーヒー12,000~18,000ドン(約70~100円)、お茶は4,000~5,000ドン(約25~30円)と安い価格で休憩することができます。

旅行者にとってハードルが高いですが、ベトナム人の憩いのスポットとなっています。

ベトナム旅行中の食費例

ベトナム旅行中の食費はプランによって大きく異なります。ローカル屋台で食事を済ませば安く済みますし、観光客向けの中級~高級レストランでは費用がかさみます。

ローカルの屋台は衛生面について不安を感じることがあります。自身で消毒を行うか、体調に不安がある場合は避けておきましょう。

旅のスタイルや、許容できる衛生面・サービスを考慮し予算を組んでいきましょう。


節約派の食事プラン

どうしても食費を抑えたい場合は1日3,000円以下で過ごすことができます。

  • 朝:屋台でフォー 50,000ドン(約300円)
  • 昼:ローカル屋台 60,000ドン(約360円)
  • 休憩:路上のお茶屋さん 5,000ドン(約30円)
  • 夜:ローカル系レストラン 一人あたり200,000~300,000ドン(約1,200円~1,800円)
観光客向けの店で食事を楽しみたい人の食事プラン

清潔なレストランでも食事を楽しみたい人は1日5,000~8,000円程度が目安です。

  • 朝:エアコン付きの店でフォー 70,000ドン(約420円)
  • 昼:観光客向けベトナム料理レストラン 200,000ドン(約1,200円)
  • 休憩:カフェ 70,000ドン(約420円)
  • 夜:観光客向けベトナム料理レストランや日系レストラン 400,000~700,000ドン(約2,400円~4,200円)

交通費

ベトナムの主要都市は、タクシーかバスがメインの移動手段になります。特にタクシーは日本よりも料金が安く気軽に乗ることができます。

タクシー代

旅行者にとってタクシーは便利な移動手段です。Grabなどの配車アプリを利用すれば事前に請求額が分かるため、ぼったくりなどの被害に遭う可能性を抑えられるでしょう。

Grabの価格は、時間帯や日によって変動しますが、おおよそ5kmで50,000~60,000ドン(約250~360円)です。

大型連休や雨の日などタクシーの配車が少ない日は、価格が高くなる可能性があります。

バス代

行先やバス停を調べる必要がありますが、移動費を節約したい場合はバスがおすすめです。

距離に応じて7,000〜20,000VND(約42円〜120円)、市内の一般路線は10,000VND(約60円)前後が目安です。

その他のベトナム旅行でかかる費用

お土産代

お土産の量や買うものによって異なりますが、自分の分とバラマキ用のお土産で5,000円あれば足りるでしょう。

予算が限られている場合は、WinmartやLotteMartといった現地の大型スーパーでまとめ買いをすると費用を抑えられます。

お土産と価格例
  • インスタントのベトナムコーヒー:50,000〜70,000ドン(約300〜420円)
  • インスタントフォーや調味料:30,000~70,000ドン(約200~420円)
  • ドライフルーツ:50,000〜70,000ドン(約300〜420円)
  • バッチャン焼き(市場で購入する場合):マグカップ 120,000~150,000ドン(約700~1,000円)

通信費

ベトナム旅行にかかせないのがSIMの設定です。空港でSIMカードを購入する方法と日本で事前にeSIMを購入し設定する方法があります。

eSIM:約600円~(1日5GB利用できるプラン)
空港でSIMカードを購入:150,000~200,000ドン(約900~1,200円)(1日5~7GB利用できるプラン)

またベトナムではレストランやカフェ、ホテルなどではフリーWi-Fiが用意されています。それらを駆使すれば自分の容量を使わなくても済みます。

ベトナムのカフェではレシートにWi-Fiのパスワードが書いてあることが多いです。書いていない場合は店員さんに聞いてみましょう。

賢く節約するための実践テクニック

筆者撮影:オフシーズンのダナン

さらに費用を抑えたい方向けに、具体的な節約術を紹介します。

オフシーズンを狙う

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エリア安い時期高い時期
ハノイ5月~8月(GW・夏休み除く)GWや年末年始などの連休
ダナン9月~2月(夏休み除く)GWや年末年始などの連休
ホーチミン5月〜10月(GW・夏休み除く)GWや年末年始などの連休

どのエリアも雨季にあたる時期は航空券とホテル代が安くなる傾向にあります。

一方、連休は価格が高騰します。日本と同様、ベトナムも4月下旬~5月上旬にかけて大型連休があります。

また日本の年末年始の時期は、他の国からも観光客が多くなるため避けた方がよいでしょう。

どうしてもハイシーズンに旅行をする場合は、早めに予約することで早割を受けられる可能性があります。

ローカル店を積極的に利用

観光客向けのレストランではなく地元の人が通うローカル店を選びましょう。ただし衛生面には十分に注意しましょう。

お土産は、観光地の土産物店と比べて、スーパーでは同じ商品が安く購入できることもあります。

まとめ

ベトナム旅行でローカル店や屋台、バスなどを上手に利用すれば、食費や交通費を抑えながら旅行を楽しめます。一方で、ホテル代や食事代、通信費、お土産代はエリアや旅のスタイルによって大きく変わるため、事前に相場を知っておくことが大切です。

オフシーズンを狙ったり、スーパーやローカル店を上手に活用すれば、満足度を下げずに節約することができるでしょう。

予算と快適さのバランスを考えながら、自分に合ったベトナム旅行を計画しましょう。

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この記事を書いた人

ハノイ在住3年目。ガイドブックには載っていない、もちろんAIも知らない、現地在住だからこそのリアルな情報をお届け。常に美味しいベトナムコーヒーを求めてハノイの街をさまよっています。

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