ランタンの灯る古都ホイアンが、英Time Outの『世界で最も美しい51都市2026』に選ばれた(51位)。同じリストにはハザンも17位で入った。さらにホイアンは、Booking.comの第14回トラベラー・レビュー・アワードでベトナムで最も親切な街にも選出。賞そのものより、なぜこの小さな街が世界の旅人を引きつけ続けるのか——その理由にこそ価値がある。
「美しさ」と「親切さ」の二冠
Time Outは、黄色い壁の旧市街、ランタンに彩られた夜の空間、そして遺産と現代の暮らしが自然につながる景観を高く評価した。加えてBooking.comの最友好都市選出は、3.7億件超の世界の旅行者レビューに基づくもので、景観だけでなく「人」が旅の満足を支えていることを物語る。マイチャウ、フークイがそれに続いた。
| 評価 | 内容 |
|---|---|
| Time Out 世界の美しい51都市 | ホイアン51位/ハザン17位 |
| Booking.com 最友好都市(越) | 1位ホイアン(3.7億件超のレビュー基準) |
| その他 | アジアの「スロートラベル」目的地上位 |
なぜリピーターが多いのか
仕立て屋、ランタン作り、近郊の陶器村タンハー——ホイアンは「見る」だけでなく「手を動かす」体験が濃い。伝統料理、工芸村、地域の文化行事が、旅行者を住民の暮らしの中へと招き入れる。歩いて回れるコンパクトさと、住民の距離の近さが、再訪の理由になっている。
「スロートラベル」という強み
ホイアンはアジアの「ゆっくり旅する」目的地としても上位に挙がる。慌ただしく名所を巡るのではなく、路地を歩き、川辺で過ごし、職人と話す——その時間の質が評価されている。喧噪を避けたい層にとって、この街の遅さは魅力そのものだ。
読者への影響
世界的な評価が重なるほど、夜のランタン時間帯は混雑する。朝の人の少ない旧市街や、近郊の村での体験を組み込むと、ホイアンの“素顔”に近づける。連泊して「暮らすように過ごす」のが、この街の正しい味わい方だ。
まとめ
美しさで選ばれ、親切さで選ばれる。ホイアンの二冠は、景観と人情が両輪で旅を支える街の底力を示している。急がない旅にこそ、この街は応える。
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