MIYAEN(ミヤエン)

ベトナムは世界第6位の茶生産国でありながら、長らく「ベトナム抹茶」は日本のような高品質ブランドとして確立されていませんでした。その状況を変えつつあるのが、中央高原ダラットとバオロックに店舗を構える MIYAEN(ミヤエン)です。日本式の和スタイルカフェの空気感を取り入れながら、ベトナム産抹茶の新しい価値を発信しています。

目次

ベトナム中央高原のバオロック産抹茶を主役に

MIYAENが使用するのは、ラムドン省バオロック地域で栽培されたベトナム産抹茶。日本の宇治抹茶や鹿児島抹茶ではなく、現地の茶葉を使った「ベトナム抹茶」を主役に据える点が、Atelier MatchaやNagocha Matchaなど日本産抹茶を軸にする他ブランドとの大きな違いです。

バオロックはベトナムの中でも標高800〜1,000mの高原地帯。年間を通じて涼しく霧が立ちこめる気候が、緑茶の栽培に適しています。MIYAENはこの土地の特性を活かして、産地と消費者の距離を縮めたフードチェーンを実現しています。

ベトナム抹茶の独自の風味

MIYAENの抹茶は、日本の宇治抹茶と比べて明るい緑色・grassy(青葉)な香り・控えめな旨味・わずかな酸味が特徴です。日本の抹茶ファンが飲むと「親しみがあるのに新鮮」な体験ができる、ローカル食材ならではの一杯です。

抹茶ラテ・抹茶ジュレ・抹茶を使ったケーキやプリンなど、ベトナム抹茶を多角的に楽しめるメニュー設計もポイント。日本の抹茶では再現しにくい「軽やかな飲み心地」が、暑いベトナムの気候とよく調和します。

「一杯の茶、一つの縁」が店のテーマ

MIYAENのキャッチコピーは「Một tách trà, một mối duyên(一杯の茶、一つの縁)」。日本の茶道精神「一期一会」をベトナム語で表現したコンセプトで、訪れた客と店、そして茶葉との縁を大切にする思想が空間設計にも反映されています。

店内は和のテイストを基調としつつ、ダラット・バオロックの高原リゾート感を融合した独特の雰囲気。和菓子をベースにベトナムらしいフルーツを取り入れたスイーツも提供されており、日本とベトナムの文化交流を体感できる場になっています。

ダラット店とバオロック店の違い

MIYAENは現在2店舗を展開。ダラット店は観光客の多い市内中心に位置し、バオロック店は産地直送の魅力を打ち出しています。

  • ダラット店:67 Trương Công Định, Đà Lạt(観光と組み合わせやすい立地)
  • バオロック店:280A Trần Phú, Lộc Sơn, Bảo Lộc(茶の産地で味わう特別な一杯)

ベトナム抹茶のルーツに触れたいなら、ダラット観光と合わせてバオロック店を訪れるのがおすすめです。

ベトナム抹茶市場の中での立ち位置

ベトナムの抹茶ブームは2024年頃から本格化し、ホーチミンを中心に専門店が急増しています。Atelier Matcha・Nagocha Matchaが日本産抹茶を主軸とするのに対し、MIYAENは「ベトナム産抹茶」というローカル素材で勝負する独自路線。サステナビリティとフードマイレージの観点からも注目される存在です。

店舗情報

  • ダラット店:67 Trương Công Định, Đà Lạt
  • バオロック店:280A Trần Phú, Lộc Sơn, Bảo Lộc
  • Instagram:@miyaenvietnam
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この記事を書いた人

ベトナム・ホーチミン在住3年目|旅行で来るだけでは知ることができない、現地にいるからこそわかるローカル情報を中心に発信していければと思いベトナム旅行の専門情報サイトを立ち上げました。

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