蓮の実(種)を炒って煎じる薬膳茶。安眠・滋養強壮・血圧安定の効能で古くから愛され、ベトナムでは寝つきが悪い時に飲まれる養生茶。ハス茶とはまた違った香ばしさが魅力。
目次
蓮の実茶とは?
蓮の実茶(チャー・ハット・セン)は、蓮の花の中央にできる種子(実)を乾燥・焙煎して煎じる伝統薬膳茶。ハス茶(花弁の香りを付けた緑茶)とは別物で、煎り豆茶のような香ばしさと甘みが特徴です。ベトナム漢方では「心安神」(心を安らげる)効能があるとされ、不眠・ストレス・更年期症状の緩和に良いと伝統的に飲まれてきました。妊婦さんでも安心して飲めるノンカフェインで、滋養強壮効果も期待されます。
種類・選び方
形状は2タイプ。①生の乾燥蓮の実(自分で焙煎・煮出す本格派)。②既に焙煎済みのティーバッグや茶葉ブレンド(手軽派)。蓮の実だけでなく蓮の心(緑色の芽)を含むものは苦味が強く、より薬膳色が濃い。北部西湖産が高級とされ、自然乾燥・天日干しのものが香り高い。色は淡い黄金色、味は栗を煎じたような優しい甘さで、子供にも飲みやすい点が好まれます。
主要ブランド・銘柄
| Trà Sen Tây Hồ | 西湖産直の高級蓮の実茶 |
|---|---|
| Vinatea | 大手ブランドのティーバッグタイプ |
| Hung Cuong | ハス茶でも有名、蓮の実茶も定番 |
購入できる場所
市場の漢方コーナー(ベンタイン・ドンスアン)、薬局、スーパー健康茶コーナー、空港免税店。ハノイ西湖周辺では蓮農家直売もあり、新鮮な蓮の実が買えます。
価格相場
| 乾燥蓮の実100g | 200〜500円 |
|---|---|
| ティーバッグ20P | 200〜500円 |
| ブレンド茶葉100g | 300〜800円 |
お土産にするときのコツ
虫がつきやすいので密閉容器・冷暗所保管。賞味期限は1年程度。煮出し時間は長めに10〜15分で甘みが出る。
