Nobuホテル&レストラン、ホーチミン1区の40階タワーに2026年開業――デ・ニーロ共同創業ブランドの世界40軒目

ロバート・デ・ニーロ、松久信幸シェフ、メイア・テペルの3人が共同創業した高級ライフスタイルブランド「Nobu Hospitality」が、ホーチミン市1区の40階建て複合タワーに「Nobu Hotel and Restaurant Ho Chi Minh」を2026年中にオープンすると発表した。ベトナム国内ではダナンに続く2拠点目で、世界では記念すべき40軒目のホテルとなる。

開発パートナーはベトナムの不動産デベロッパーViet Capital Real Estate(VCRE)。District 1の中心部に位置するタワーは、上層階に135室の客室とスイート、7階にNobuレストラン、屋上にプールとフィットネス施設を備え、サイゴン川と市街のパノラマを一望できる設計だ。

目次

Nobu Hotel Ho Chi Minh Cityの全容

Nobu Hotel and Restaurant Ho Chi Minhは、現在建設中の40階建て複合ビルのうちホテル部分を占める。低層階にはクラスAオフィスが入り、上層階がホテルフロアという構成だ。客室は全135室で、ミニマルかつ和のエッセンスを取り入れたNobu独自のインテリアが予定されている。

7階に配置されるNobuレストランは、松久信幸シェフが生み出した日本料理×ペルー料理のフュージョンスタイルを提供する。ブラックコッドの味噌漬けやイエローテールのハラペーニョ添えなど、世界中のNobuで愛されるシグネチャーメニューがホーチミンでも味わえるようになる。

屋上階のインフィニティプールからは、サイゴン川と1区のスカイラインを一望できる。最新鋭のフィットネスセンターも併設され、ビジネスとレジャーの両方に対応するラグジュアリーホテルを目指す。

District 1の中心部という立地の意味

ホーチミン市1区は、統一会堂、ノートルダム大聖堂、サイゴン中央郵便局、ベンタイン市場といった観光名所が集中するエリアだ。周辺にはドンコイ通りの高級ブティック街やレタントン通りの日本人街もあり、外国人旅行者とビジネスパーソンの双方にとってアクセスの良い場所に位置する。

Nobuが1区に進出する背景には、ホーチミンのラグジュアリーホテル市場の急成長がある。パークハイアット、ザ・レヴェリー・サイゴンに加え、新規の5つ星ホテル計画が相次ぐ中、飲食ブランドとホテルを一体運営できるNobuモデルは差別化の切り札になり得る。

Nobuブランドの規模と展開データ

項目 数値
創業者 ロバート・デ・ニーロ、松久信幸、メイア・テペル
ホテル数(世界) 40軒(本物件含む)
レストラン数(世界) 76店舗以上
レジデンス 12プロジェクト
ベトナム拠点 ダナン(ホテル+レジデンス)、ホーチミン(本物件)
ホーチミン客室数 135室(スイート含む)
タワー階数 40階建て複合施設
レストラン階 7階
開発パートナー Viet Capital Real Estate(VCRE、2007年設立)

現地と業界の反応

VCREのCEO、ヴォー・タイン・ラム氏は「Nobu Hospitalityは世界的なライフスタイルアイコンに成長した。独自の建築と料理の融合をホーチミンに届けられることを誇りに思う」とコメントしている。

ホーチミンのホスピタリティ業界関係者の間では、Nobuレストラン単体の集客力に注目が集まっている。バンコクやクアラルンプールのNobuレストランは予約が取りにくい人気店で、ホーチミンでも同様の需要が見込まれるとの声がある。

旅行メディア各社も、ベトナムが東南アジアの高級ホテル市場で存在感を増している象徴的な案件として報道。Hotel Designs、Luxury Travel Advisor、Connecting Travelなど複数の業界メディアが取り上げた。

日本人旅行者への影響

ホーチミンは日本からの直行便が成田・関空・中部から毎日運航しており、約6時間で到着できる。1区中心部のNobuホテルは、日本人旅行者がホーチミン滞在の拠点として使いやすい立地だ。

Nobuレストランは日本発のブランドだけあって、日本語メニューや日本人スタッフの配置も期待される。ベトナムで本格的な和食フュージョンを楽しみたい層にとって、選択肢が広がる。CieL Dining世界TOP10のニュースで盛り上がるホーチミンのダイニングシーンに、新たな注目店が加わる形だ。

ホーチミンの高級ホテル競争への波及

Nobuの参入は、ホーチミンのラグジュアリーホテル市場に連鎖的な影響を及ぼす可能性がある。パークハイアット、ザ・レヴェリー、インターコンチネンタルといった既存勢力に加え、KKV旗艦店MINISO FRIENDSの出店ラッシュで小売・ライフスタイル分野が活況を呈する1区に、飲食一体型の高級ホテルが入ることで、エリア全体の価値がさらに押し上げられそうだ。

ダナンではNobuレジデンスの分譲計画も進んでおり、ベトナム全土でブランドの存在感が高まっている。東南アジアのホテル市場において、ベトナムが「次のタイ」として注目される動きを加速させる一手となる。

Nobu Hotel Ho Chi Minh 基本情報

項目 詳細
正式名称 Nobu Hotel and Restaurant Ho Chi Minh
所在地 ホーチミン市1区中心部(District 1)
開業予定 2026年
客室数 135室(スイート含む)
レストラン Nobuレストラン(7階)
主な施設 屋上プール、フィットネスセンター
アクセス タンソンニャット国際空港から車で約30分
最寄りの観光地 ベンタイン市場、ドンコイ通り、統一会堂
公式サイト nobuhotels.com

まとめ

Nobu Hotel and Restaurant Ho Chi Minhは、ロバート・デ・ニーロらが築いた世界的ライフスタイルブランドのアジア展開における重要なピースとなる。ホーチミン1区の40階建てタワー上層階に135室を配し、7階のNobuレストランと屋上プールを擁する本物件は、ベトナムの高級ホスピタリティ市場の成熟を象徴する存在だ。Marou Bonbon Phở金賞に代表されるベトナムの食文化が世界的に評価される中、Nobuの進出はその流れをさらに後押しする。日本からの直行便で6時間、1区中心部という好立地は、日本人旅行者にとっても見逃せない選択肢になるだろう。

引用・参考

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この記事を書いた人

ベトナム・ホーチミン在住3年目|旅行で来るだけでは知ることができない、現地にいるからこそわかるローカル情報を中心に発信していければと思いベトナム旅行の専門情報サイトを立ち上げました。

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