絹糸で一針ずつ描かれたベトナム刺繍は、ポーチやハンカチといった小物から、壁に飾るタペストリーまで幅広くそろいます。ダラット発祥のXQに代表される両面刺繍は、裏も表も同じ絵柄に仕上がる繊細な技で知られます。軽くてかさばらないため、配り土産にも記念の一点物にも向きます。
ベトナム刺繍とは?
ベトナム刺繍の特徴
ベトナム刺繍は絹糸を使った手刺繍が中心で、花や風景を写実的に表現します。ハノイ近郊のクワットドン(Quất Động)村が刺繍の発祥地として知られ、その技を受け継いだXQは布の両面に同じ絵柄を縫う両面刺繍(double-sided)や、写真のような陰影を出すシルク刺繍画で名を知られます。ポーチやハンカチなどの実用小物から、アオザイの装飾、額装のタペストリーまで、用途の幅が広いのが持ち味です。
Why it's chosen as a souvenir
- 軽くてかさばらない——布製で薄く、まとめ買いしても荷物にならない
- 手刺繍の温かみ——手仕事ならではの風合いがあり、贈り物に向く
- 価格帯が広い——ハンカチの手頃な品から一点物のタペストリーまで選べる
- 日常で使える——ポーチや巾着は普段使いでき、ベトナムの記憶が残る
布製で配りやすい定番土産も合わせてどうぞ。

Types and how to choose
刺繍は「使う小物」と「飾る作品」で選び方が変わります。配り土産なら扱いやすい小物、記念の一点なら両面刺繍や大判のシルク刺繍画が向きます。
ベトナム刺繍の種類
| ポーチ・巾着 | 化粧品や小物入れに。花柄が多く配り土産の定番 |
|---|---|
| ハンカチ | 隅に小さな刺繍。軽く安価でまとめ買いしやすい |
| テーブルランナー・クロス | 食卓を彩る布物。蓮や竹の意匠が人気 |
| タペストリー | 額装や壁掛けの作品。両面刺繍やシルク刺繍画が代表 |
| アオザイ・服飾 | 襟や裾に刺繍をあしらった衣装。記念の一着向き |
Points for choosing
- 糸の密度——縫い目が詰まっているほど絵柄がなめらかで、図柄が立体的に見える
- 裏面の処理——両面刺繍は裏も同じ絵柄になるため、ひっくり返して仕上げを確認する
- 布地の質——シルクは光沢と落ち感があり、用途や予算に合わせて綿と選び分ける
- 手刺繍か機械刺繍か——手刺繍は針目に微妙な揺らぎがあり裏の糸始末に手仕事感が残る。機械刺繍は均一で安価。XQなどの専門店は手刺繍を原則とする
- Clarifying the use——日常使いか飾り用かを決め、サイズと額装の有無を選ぶ
Major producing areas and labels
ホーチミンやダラットに専門店やギャラリーがあり、工房ブランドの作品を見られます。ブランドによって作風や得意な技法が異なるため、店頭で見比べると好みが見つかります。
| XQ Hand-embroidery | ダラット発祥。両面刺繍やシルク刺繍画のギャラリーを展開 |
|---|---|
| hansilk | 絹を生かした刺繍小物・服飾を扱うブランド |
| Tan My Design | ハノイの老舗系。刺繍小物やテーブルウェアを手がける |
Recommended ways to use and display
刺繍小物は普段使いでベトナムの記憶を身近に置けます。作品系は飾り方しだいで部屋の印象を変えます。
- ポーチは化粧ポーチやガジェット入れにして、バッグの中で彩りになる
- ハンカチは来客用や贈り物に小分けし、花柄を選ぶと喜ばれやすい
- テーブルランナーは無地のテーブルに敷き、刺繍の色を際立たせる
- タペストリーは直射日光を避けた壁に額装し、間接照明で陰影を楽しむ
手仕事の雑貨つながりで、こんなお土産もどうぞ。


Where to buy and price ranges
ホーチミン・ダラット・ハノイに専門店が集まり、市場や空港でも手に入ります。ギャラリーは作品鑑賞、専門店や市場は実用小物が中心です。
- XQ ガレリア(ホーチミン・ダラット)——両面刺繍やシルク刺繍画を間近で見られる
- ドンコイ通りの専門店(ホーチミン)——小物から作品まで品質の安定した品がそろう
- ハンガイ通り(ハノイ)——伝統工芸街で刺繍小物を見比べられる
- ベンタイン市場・空港免税店——手頃な小物が多く、追加の配り土産に便利
XQ刺繍発祥の街と買い物拠点の歩き方も参考に。


Price range
| ハンカチ | 300〜1,000円ほど |
|---|---|
| ポーチ・巾着 | 500〜2,000円ほど |
| テーブルランナー | 1,500〜4,000円ほど |
| 小判のタペストリー | 3,000〜1万円ほど |
| 両面刺繍・大判作品 | 1万円〜数万円 |
Tips for making it a souvenir
布製で軽い一方、糸の引っかかりや汚れには注意が必要です。梱包と配り分けを意識すると、渡すときまできれいに保てます。
- 刺繍面を内側にして二つ折りにし、薄紙で包むと糸の引っかかりを防げる
- まとめ買いの小物は1点ずつ袋に分け、配るときにそのまま手渡せるようにする
- 布製品は税関で問題になりにくいが、枚数が多い場合はレシートを保管しておく
- ハンカチやポーチは配り土産、両面刺繍やタペストリーは特別な相手にと使い分ける
Frequently asked questions
- 両面刺繍とは何ですか?
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布の表と裏に同じ絵柄を縫い上げる技法で、どちらから見ても完成した図柄になります。XQの代表的な技で、薄い絹に仕立てると光を通して両面が透けて見えます。
- 刺繍小物は洗濯できますか?
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絹の刺繍はデリケートなため、手洗いか専門のクリーニングが安心です。色落ちや糸のほつれを防ぐため、強くこすらず陰干ししてください。
- タペストリーは持ち帰りにかさばりませんか?
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小判の作品なら平らにたたんでスーツケースに収まります。大判は折りジワが残ることがあるため、筒状に丸めて運べるか店で相談すると安心です。
- 配り土産にはどれが向いていますか?
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ハンカチやポーチは軽く価格も手頃で、まとめ買いに向きます。花柄など分かりやすい絵柄を選ぶと、相手を選ばず渡しやすくなります。
