ベトナム中部クアンガイ省の海で、砂に埋まった石像を引き揚げた男性がいる。ヒンドゥー教の猿神ハヌマンの坐像で、高さ84センチ、重さ約150キロ。見に来た人のなかには20億ドン(約1,200万円)を出すと言った人もいたが、男性はこれを断り、2023年に省の博物館へ引き渡した。2026年9月27日、クアンガイ省文化体育観光局は、省人民委員会委員長が男性に表彰状を出す決定をしたことを明らかにした。ベトナムを旅する日本人にとってこの話が面白いのは、金額の大きさではない。11世紀か12世紀に彫られたヒンドゥーの神像が、いまも漁の合間に海底から出てくる国だという点にある。そして出てきた像は、旅行者が行ける町の博物館へ渡る。
本記事の円換算は2026年9月28日時点の1ドン=約0.0061円(1万ドン=約61円)で計算し、すべて概数で示す。ベトナムの通貨単位は tỷ が10億、triệu が100万にあたる。
海から出た石像に20億ドンの値がついた
タンニエン紙が2026年9月27日に伝えたところによると、クアンガイ省文化体育観光局は、省人民委員会委員長がズオン・ディン・ルック氏に対し、古物であるハヌマン像を発見・引き渡したことを理由に表彰状を出す決定を出したと明らかにした。同紙はルック氏を66歳、クアンガイ省ヴァントゥオン社在住と記している。VnExpress は同じ人物を65歳と書いており、年齢の表記は媒体によって分かれる。
これに先立ち、文化体育観光省がルック氏への報奨金の支給を決めている。金額は9,287万ドン(約57万円)で、VnExpress によれば決定書はホアン・ダオ・クオン次官が9月16日に署名した。タンニエン紙はこれを「9,300万ドン近く」と丸めて書き、支給は省文化体育観光局が2026年中に行うよう求められていると伝えている。つまり今回は、省からの表彰状と、省をまたいだ中央からの報奨金という二つの動きが重なった局面にあたる。
買い取りを申し出た人がいたという話は、報奨金の金額を横に置くと意味が変わる。提示額の20億ドンに対し、国からの報奨金は9,287万ドン。割合でいえば約4.6%、倍率でいえば提示額は報奨金の21.5倍になる。ただしこの報奨金は価値に一律の率を掛けた額ではない。計算の仕組みは後で見る。ルック氏が売らなかった理由として報じられているのは金額ではなく、像が霊的なものだと考えたからだという点だ。
2021年の発見から2026年の表彰まで何があったか
経緯は5年以上にわたる。ルック氏は2021年初め、ズンクアットの海にあるヴンブオンという場所へ釣りに出たとき、割れた陶片がいくつも沈んでいるのに気づいた。気になって水深3〜4メートル、岸から約50メートルの地点まで潜り、砂の層から石像の一部が突き出ているのを見つけた。引き揚げたのは同年3月で、親族と一緒に作業し、クレーン車を雇って自宅まで運んだ。像は約150キロあり、運搬には手間がかかったとされる。
| Period | 起きたこと |
|---|---|
| 2021年初め | ズンクアット沖ヴンブオンで釣り中に陶片を発見。水深3〜4m、岸から約50mで石像の一部を確認 |
| 2021年3月 | 親族とともに引き揚げ、クレーン車を雇って自宅へ運搬 |
| What came next | 見物人が訪れ、20億ドンの買い取りを申し出る人も出た。ルック氏は売却を拒否 |
| 2023 | 行政の働きかけを受け、保存のためクアンガイ省総合博物館へ引き渡す |
| 2025年8月 | グエン・ゴック・サム省人民委員会副委員長が全人民所有権を確立する決定に署名。博物館が受け入れ・保管を担当 |
| September 16, 2026 | 文化体育観光省が9,287万ドンの報奨金支給を決定(VnExpress) |
| 2026年9月27日 | 省人民委員会委員長による表彰状の決定を省文化体育観光局が公表 |
引き揚げから引き渡しまでに2年、引き渡しから所有権の確立までにさらに2年、報奨と表彰までに1年かかっている。海底から出たものが博物館の収蔵品になるまでの時間が、この年表からそのまま読める。
なぜヒンドゥーの猿神がベトナム中部の海底にいたのか
ハヌマンはヒンドゥー教の神で、猿の姿で表される。叙事詩『ラーマーヤナ』では主人公ラーマに仕え、さらわれた妃シーターの捜索で大きな役割を担う存在として描かれる。南アジアから東南アジアにかけて広く信仰の対象になってきた神格だが、いまのベトナム中部は仏教と土着の信仰が濃い地域で、ヒンドゥーの神像が海から出てくると聞くと違和感を覚える人もいるだろう。
その違和感を解くのがChampaである。ベトナム中部から南部にかけて栄えた王国で、ヒンドゥー教を受け入れ、のちにイスラームの影響も受けた。存続期間の区切り方は研究者によって異なり、192年ごろの成立から1832年の併合までを一つの枠に収める整理もある。ベトナム観光総局のデータベースは、クアンガイにおけるチャンパ文化の時期を2世紀から14世紀と記している。いずれにしても、ベトナムという国名から連想する景色より、ずっと長くヒンドゥーの世界に属していた土地が中部にある。
今回の像について、クアンガイ省総合博物館は鑑定委員会を立ち上げて評価している。素材は細粒の砂岩で、高さ84センチのうち八角形の石の台座が14センチ、身体部分が70センチ。坐った姿勢をとる。VnExpress は鑑定結果として、丸い頭、飛び出した目、高い鼻梁、広い口といった造形に加え、腹部をめぐる円形の文様や鈴房状の飾りがあり、チャンパ彫刻の後期様式にあたるとともにクメール美術の影響を受けていると伝えている。
どこから海に入ったのかについては、タンニエン紙が研究者の見方として、クアンガイのチャンパ遺構であるチャンロー塔の廃址に由来する可能性を挙げている。ここで注意しておきたいのは発掘年の記述だ。タンニエン紙もトゥオイチェー紙も、チャンロー塔から数百点のチャンパ彫刻が発掘されたのを1927年としている。ところが同じタンニエン紙が2023年に載せた特集記事は、フランス人建築家・考古学者アンリ・パルマンティエが1904年に同地を発掘し、1998年にベトナム考古学院が追加調査を行い、出土品は100点近い、と書いている。年も点数も一致していない。チャンロー塔の出土品はダナンのチャム彫刻博物館にクアンガイの部屋として並び、一部がクアンガイ省総合博物館にも置かれている。
いつ海に入ったのかについては、別の手掛かりが出ている。2026年9月23日に省文化体育観光局が公表した分析結果として、ダンチー紙は、像に付着していた二枚貝や牡蠣を放射性炭素で測ったところ海に落ちたのは19世紀末から20世紀初頭ごろと推定された、と伝えている。彫られたのが11〜12世紀だとしても、その間ずっと海の底にあったわけではない。陸のどこかに据えられていたものが、100年ほど前に海へ入ったという順序になる。引き揚げ地点の周りに割れた陶片が散っていたことも、この読み方と合う。
20億ドンは現地の収入で何年分にあたるか
20億ドンという数字は、日本の感覚では家1軒ぶんの話に聞こえる。ベトナムの統計で置き直すと、もう少し重い意味を持つ。ベトナム統計当局が全国約4万7千世帯を対象に行った2025年の生活水準調査では、1人当たりの月間所得は600万ドン(約3万7千円)で、前年から10.9%増えた。都市部は740万ドン近く、農村部は520万ドン近くとされる。
| 比較対象 | 金額(ドン) | Approximate yen conversion | 20億ドンとの関係 |
|---|---|---|---|
| 買い取りの提示額 | 20億 | 約1,200万円 | ― |
| 国からの報奨金 | 9,287万 | 約57万円 | 提示額の約4.6% |
| 報奨額から逆算した算定根拠の価値(VnExpress) | 約23億3,700万 | 約1,426万円 | 提示額の約1.17倍 |
| 全国の1人当たり月間所得(2025年) | 600万 | 約3万7千円 | 約28年分 |
| 農村部の1人当たり月間所得(2025年) | 520万近く | 約3万2千円 | 約32年分 |
桁を検算しておく。tỷ は10億なので2 tỷ は20億ドン、triệu は100万なので92.87 triệu は9,287万ドンになる。20億ドンを月600万ドンで割ると約333か月、年に直して約28年。農村部の水準で割れば約32年分だ。ただしこの600万ドンは1人当たりの世帯所得で、働き手1人の給料ではない。子どもも働いていない人も分母に入り、農業や商いの収入、給付も含む。ヴァントゥオン社はズンクアットの工業地帯に隣接する沿岸の集落だが、社の単位の所得データはなく、ルック氏本人の水準を示す数字でもない。それでも、20億ドンが個人の手元で回る額ではないことは伝わる。それを霊的なものだからという理由で断った判断が、ここにある。
9,287万ドンという半端な額にも仕組みがある。VnExpress とダンチー紙によれば、偶然見つけて自ら引き渡した人への報奨は、政令77/2025/NĐ-CPの第94条に沿って、資産価値に一律の率を掛けるのではなく、段階ごとに率を変えて積み上げる。最初の1,000万ドンに30%、次の9,000万ドンに15%、1億ドン超から10億ドンまでの部分に7%、10億ドン超から100億ドンまでの部分に1%、100億ドンを超える部分に0.5%で、いずれも所得税を引く前の額だ。VnExpress はこの式に9,287万ドンを当てはめ、報奨の算定根拠になった像の価値は約23億3,700万ドン(約1,426万円)になると計算している。結果として、計算の土台に置かれた額はルック氏が断った20億ドンより高いことになる。
数字の出所は明記しておく。所得のデータはベトナム統計当局の2025年生活水準調査で、金額はいずれも報道が伝えた値だ。23億3,700万ドンは鑑定評価額として公表されたものではなく、報奨額からVnExpressが逆算した数字であり、20億ドンは個人が口にした提示額として報じられている。
年代を11〜12世紀と見る鑑定、800年と語る研究者
像の年代については、報道のあいだで幅がある。VnExpress とトゥオイチェー紙は鑑定結果として11〜12世紀と書いた。一方でタンニエン紙は、クアンガイの文化研究者の見方として約800年にわたる歴史的価値を持つとし、チャンパ-ダイベトの文化空間における地域史の流れに結びつくものだと伝えている。2026年から800年をさかのぼると13世紀で、11〜12世紀とはずれる。もっとも12世紀末なら830年ほど前なので、「約800年」は丸めた言い方とも読める。対立する2つの説というより、精度の違いと見るほうが近い。省人民委員会が2025年8月に出した所有権確立の決定でも、年代は約800年と記されている。旅先で説明板を読むときも、チャンパ彫刻の年代は幅を持って示されることが多いと知っておくと受け取りやすい。
研究者の評価としてもう一つ挙げられているのが、保存状態と大きさだ。クアンガイで見つかったこの像は、サイズが大きく完全な形で残っており、チャンパ彫刻の比較研究の材料として特別な価値があるとされている。同じ研究者の言葉として、チャンパ文化の遺物であり、チャンパ石彫の特徴を備えるとともに、インドから影響を受けた宗教に関わる内容を表しているという整理も紹介されている。
行政側の動きも一つの反応として読める。省人民委員会は全人民所有権を確立する決定を出し、受け入れと保管を省総合博物館に委ねた。一方でルック氏本人の側には、売らなかった理由として霊的なものという言葉しか出てこない。VnExpress が載せた本人提供の写真では、像は自宅の池の中の岩の上に据えられている。霊験のあるものとして手元で祀っていた、ということだ。同じクアンガイ省のリーソン島には、漁師が祀ってきた全長22メートルのクジラの骨が残っている。海から上がったものを祀る習慣がこの沿岸にあること自体は確かだが、ルック氏の判断がそこから来ていると本人や報道が語っているわけではない。
旅行者はチャンパ彫刻をどこで見られるか
ニュースを読んで像そのものを見たくなったとき、旅程に落とせる場所は限られている。確認できた情報だけを並べる。
| Location | Location | 開館・入場 |
|---|---|---|
| チャム彫刻博物館 | ダナン市 2 Thang 9通り2番地 | 公式サイトの記載は毎日7:00〜17:00、1人1回6万ドン(約370円) |
| ミーソン聖域(世界遺産) | 旧クアンナム省、2025年7月からダナン市 | 公式サイトの料金表で外国人15万ドン(約920円)、ベトナム人10万ドン(約610円)。見学料とサービス料込み |
| クアンガイ省総合博物館 | クアンガイ市レー・チュン・ディン通り99番地 | 1989年設立、収蔵1万5千点超。開館時間は電話(0255 382 3849)で確認したい |
| Po Nagar Towers | ニャチャン、カインホア省 | 公式の料金・時間を確認できなかったため金額は記さない。現地掲示で確認 |
| ホアライ塔 | バータップ集落、トゥアンバック社、カインホア省(旧ニントゥアン省) | 国道1号沿い。特別国家遺跡。料金・時間は現地で確認 |
ハヌマン像そのものはクアンガイ省総合博物館が受け入れて保管しているが、常設展示に出ているかどうかまでは今回の報道では確認できなかった。像を目当てに向かうなら、行く前に博物館へ電話を入れるのが確実だ。
チャンパ彫刻を1か所でまとめて見たいなら、ダナンのチャム彫刻博物館が入口になる。チャンロー塔の出土品がクアンガイの部屋として並んでいるので、今回のニュースと同じ系譜の彫刻をそこで見られる。ダナン自体はロンリープラネットの2027年版で50選に入った都市で、そこからミーソン聖域までは日帰りの範囲だ。2025年7月の行政区再編で旧クアンナム省がダナン市に統合されたため、ミーソンの所在地表記が「クアンナム省」から「ダナン市」に変わっている点は、宿やツアーを探すときに引っかかりやすい。
チャム塔の保護区に高速鉄道の計画線が重なっている
今回の像の話は、一人の判断で終わる出来事ではない。チャンパの遺構をどこまで守るかという問題は、2026年のベトナムでインフラ計画と正面から接している。
ホアライ塔をめぐる動きがその例だ。同塔は8〜9世紀、パンドゥランガ期の初期に建てられたとされる3基の塔群で、国道1号沿いにある。文化遺産局の記載では保護区域Iが1万4,871.7平方メートル、保護区域IIが3万4,423.2平方メートルで、合わせると約4万9,300平方メートル(約4.9ヘクタール)になる。2016年12月22日の首相決定2499号で特別国家遺跡に指定された。ところが南北高速鉄道の計画路線が、この遺跡の保護区域IIの一部と重なることがわかり、2026年6月、カインホア省人民委員会が中央政府と関係省庁に対し、路線を保護区域IIの外へ完全に移すよう求めた。省が示した案は、東へずらすのではなく、既存の国道1号の回廊に沿って西へ寄せる方向だった。
制度の側も変わっている。2024年の文化遺産法(45/2024/QH15)は2025年7月1日に施行され、ベトナムの陸地・島・内水・海域の地中および水中にある文化遺産は全人民所有と定められている。全人民所有の古物は売買や交換、贈与などによる所有権移転ができない。今回の像について省が所有権確立の決定を出したのは2025年8月で、新法の施行直後にあたる。報奨金の根拠は、国有財産の所有権確立の権限と手続きを定めた政令77/2025/NĐ-CPの第94条だと報じられている。段階ごとに率を下げていく計算方式はこの条文による。
報奨金が提示額の約4.6%にとどまる、という読み方だけでは足りない。段階式からさかのぼると、行政が算定の土台に置いた価値は約23億3,700万ドンで、断った20億ドンより高い。それでも手元に入るのは9,287万ドンである。認める価値が高くなるほど受け取る割合は下がる設計で、10億ドンを超える部分の率は1%まで落ちる。海底や地中から出たものは国のものだという枠組みがあり、引き渡した人には報奨が出る。それでも金額の差は残る。この差をどう埋めるかは、ベトナムの博物館と行政がこれから抱え続ける課題になる。なお今回の表彰状にも省の表彰基金から賞金が付いたとティエンフォン紙は伝えており、金額を伴わない評価というわけではない。
クアンガイへはツアーがなく、鉄道か車で南へ下る
クアンガイは日本人向けのツアー商品がほとんど組まれていない土地だ。ダナンやホイアンから南へ下る移動になり、クアンガイ市は南北を貫く鉄道の停車地に含まれる。ズンクアット地区にもっとも近い空港はチューライ空港で、2025年7月の再編により行政上はダナン市に属する。ヴァントゥオン社はズンクアットの工業地帯に隣接する沿岸部で、観光地として整備された場所ではない。像が見つかった海に行くことを目的にするより、クアンガイ市の省総合博物館を軸に組むほうが現実的だ。
行政区再編は旅程の組み方にも影響する。クアンガイ省は2025年7月1日付でコントゥム省を統合したため、いまは沿岸から中部高原までが一つの省になっている。高原側のマンデンも同じクアンガイ省内で、紫のムア花が咲く茶畑が9月に見どころを迎える。海のチャンパ彫刻と高原の景色を同じ省内でつなげられる形になったのは、この再編の副産物だ。クアンガイ沖のリーソン島も同じ省に属する。
費用の感覚も押さえておきたい。チャム彫刻博物館の6万ドンは約370円、ミーソン聖域の外国人料金15万ドンは約920円で、日本の博物館や史跡と比べれば負担は軽い。一方で移動の時間はかかる。ダナンを起点にミーソンへ行く1日と、クアンガイまで下りる1日は別に見ておくほうがいい。
次の中部旅行に組み込むなら、どこから回るか
今回の出来事から旅行者が持ち帰れるのは、ベトナム中部の海と地面の下に、まだ知られていないチャンパの遺物が残っているという事実だ。水深3〜4メートル、岸から約50メートルという場所に84センチの神像が埋まっていて、それが釣りに来た人の目に留まった。そういう密度の土地を歩くのだと思って行くと、博物館の並びの見え方が変わる。
旅程に落とすなら、北から南へ下る順で考えると無理がない。ダナン滞在にはチャム彫刻博物館の午前を足す。公式サイトの記載では7:00開館なので、早い時間に入れば人が少ない。クアンガイの部屋を探せば、今回の像の由来として名が挙がっているチャンロー塔の出土品に会える。ミーソン聖域は単独の1日として確保したい。所在表記がダナン市に変わっているので、ツアーを検索するときは旧クアンナム省名でも当たってみる。そのうえでクアンガイまで足を延ばすなら、省総合博物館へ事前に電話を入れてハヌマン像の展示状況を聞いておく。番号は0255 382 3849で、見られないまま往復するのを避けられる。
そして、ルック氏の判断が二段構えだったことは覚えておきたい。20億ドンを断った理由は文化財だからではなく、像に霊を感じたからだった。手放したのは、その2年後に行政の働きかけを受けてからである。制度が先に立った話ではない。海から出てきた石を神として扱う感覚が先にあって、その上に報奨と表彰の手続きが乗った。中部の博物館でチャンパの石像の前に立つとき、その順番を思い出すと、ガラスの向こうの石の見え方が少し変わる。
Sources
- Thanh Niên・Người vớt tượng thần khỉ Hanuman giao nộp bảo tàng được tặng bằng khen
- VnExpress・Người giao nộp tượng thần khỉ Champa được thưởng gần 93 triệu đồng
- Tuổi Trẻ・Thưởng gần 93 triệu cho người vớt, giao nộp tượng thần khỉ Hanuman ở Quảng Ngãi
- チャム彫刻博物館(ダナン)公式サイト
- ミーソン世界文化遺産 公式サイト・参観料金
- ベトナム観光総局データベース・クアンガイ省総合博物館
- ベトナム文化遺産局・ホアライ塔
- Thể thao & Văn hóa・Kiến nghị điều chỉnh hướng tuyến để bảo vệ di tích quốc gia đặc biệt tháp Hòa Lai
- Đại biểu Nhân dân・Thu nhập bình quân của người Việt đạt 6 triệu đồng/tháng
- Luật Di sản văn hóa 2024 số 45/2024/QH15(全文)
- Thanh Niên・Tháp Chánh Lộ và những câu hỏi còn bỏ ngỏ(1904年パルマンティエ発掘)
- Dân trí・Lão nông nộp cổ vật được thưởng, tượng rơi xuống biển khoảng 100 năm trước
- Tiền Phong・Người giao nộp tượng thần khỉ ở Quảng Ngãi vừa được thưởng tiền, vừa nhận bằng khen


