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ベトナム航空が4月1日から7路線を運休——燃料費高騰で国際線も値上げ、日本からベトナム旅行前に確認すべきこと

中東情勢の緊迫化を受けた燃料費の急騰により、ベトナム国内外の航空各社が相次いで運賃値上げや燃料代加算を打ち出しています。ベトナム航空(Vietnam Airlines)は2026年4月1日から7つの国内路線を一時運休すると発表しており、日本からベトナムへの渡航を計画している方は早急に旅程を確認する必要があります。本記事では最新の運休・値上げ情報を整理し、日本人旅行者が今すぐとるべき対応をまとめます。

ニュースの概要 — 燃料費急騰が引き起こす航空業界の激変

2026年3月20日、ベトナム民間航空局(CAAV:Civil Aviation Authority of Vietnam)は国内外の約40社の航空会社を対象に緊急調査を実施しました。その結果、調査対象の60%超がすでに2026年3月中旬から燃料代加算(サーチャージ)の導入または運賃値上げを実施・検討していることが判明しています。

背景にあるのは原油価格の急騰です。2026年3月20〜22日の時点で、ブレント原油は1バレルあたり110〜120ドルと高騰。アジア地域の航空燃料(ジェット燃料)に至っては220〜230ドル/バレルという記録的な水準に達しており、中東の地政学的リスクが直接的な引き金となっています。

ベトナム航空の国内線7路線・週23便が4月1日から運休

この燃料費高騰を受け、ベトナム航空は2026年4月1日から以下の7路線を一時停止すると発表しました。

  • ハイフォン(HPH)〜 ブオンマートゥオット(BMV)
  • ハイフォン(HPH)〜 カムラン/ニャチャン(CXR)
  • ハイフォン(HPH)〜 フーコック(PQC)
  • ハイフォン(HPH)〜 カントー(VCA)
  • ホーチミン(SGN)〜 バンドン(DLI)※ダラット近郊
  • ホーチミン(SGN)〜 ラッジャー(VKG)※キエンジャン省
  • ホーチミン(SGN)〜 ディエンビエン(DIN)

これらの路線では週計23便が影響を受けます。ハイフォン発着路線はフーコック島やリゾート地のニャチャンへのアクセスに使われることが多く、特にハイフォン経由でベトナム中南部へ移動する旅行者には打撃となります。

国際線でも燃料代加算が相次ぐ

国際線では、マレーシア航空・バティックエア・全日本空輸(ANA)・中国南方航空などがすでに1チケットあたり5〜380ドルの燃料代加算を導入済みです。ベトナム系航空会社(ベトナム航空・ベトジェット・バンブー航空など)も2026年4月初旬から国際線への加算を検討中と報じられています。日本〜ベトナム間のフライトも例外ではなく、今後数週間で運賃がさらに上昇する可能性があります。

なお、ハノイで開催される国際旅行博覧会(VITM 2026)に合わせたパッケージツアーを検討している方は、ハノイ国際観光博覧会2026の最新情報もあわせてご確認ください。

ベトナム人読者の反応 — 地元SNS・メディアから

今回のニュースはVnExpressをはじめとするベトナムの主要メディアで大きく報じられ、SNS上でも多くの反応が寄せられました。以下に代表的なコメントを翻訳・引用します。

「ハイフォンからフーコックへ4月に旅行を計画していたのに、突然の運休通知。代替便を探したらベトジェットしかなくて、しかも値段が2倍になっていた。なんとかしてほしい」(Facebookユーザー・ハイフォン在住)

「燃料価格の高騰は理解できるけど、告知から運休まで2週間足らずというのは短すぎる。すでにホテルを予約した人たちはどうすればいいんだ」(VnExpress コメント欄)

「国際線のサーチャージ380ドルって、チケット代よりも高い場合があるじゃないか。もう飛行機に乗れないよ」(Twitterユーザー・ホーチミン在住)

「政府はLCC(格安航空会社)の路線拡大を支援すべきだ。国民が国内旅行にすら気軽に行けなくなっている」(地元ニュースポータルのコメント欄)

「中東情勢が落ち着けば状況は改善するはず。でも旅行シーズンのピーク(4〜5月)にこのタイミングは最悪。ベトナム航空は何かしら補償を考えてほしい」(Zaloグループ・旅行好きコミュニティ)

ベトナム国内では「旅行業界全体への打撃」として捉える声が多く、政府やCAAvへの対策要求も高まっています。

日本人観光客への影響・ポイント — 今すぐとるべき対応

日本からベトナムへの旅行を計画している、またはすでに予約済みの方は、以下の点を至急確認してください。

1. 既存予約の再確認(特に乗り継ぎ便を使う方)

今回運休となる7路線はハイフォン発着とホーチミン発着の地方線です。日本〜ハノイ(HAN)または日本〜ホーチミン(SGN)の直行便自体は現時点で運休の対象ではありませんが、ベトナム国内で乗り継ぎを予定している方(例:ホーチミン→ダラット、ホーチミン→フーコックなど)は旅程が崩れる可能性があります。航空会社の公式サイトやメールで最新の運航状況を確認してください。

2. 代替手段の検討

  • 別航空会社への乗り換え: ベトジェット・エア(VietJet Air)やバンブー航空が同区間で代替便を運航している場合があります。ただし需要が集中して運賃が上昇しているため、早めの再予約が必須です。
  • バス・列車の活用: ベトナム国内の長距離バス(スリーパーバスなど)や列車(SE列車)は燃料価格の影響を受けにくく、特に南北縦断ルートでは有力な代替手段です。
  • 日程の変更: 4月1日以降の燃料代加算が本格化する前(3月末まで)に旅程を完結できる場合は、早期出発も検討の余地があります。

3. 国際線の燃料代加算に注意

日本発ベトナム行きの航空券を購入する際、表示運賃に燃料代加算が含まれているか必ず確認してください。ANA・JAL・ベトナム航空・ベトジェット・バンブー航空などが加算を実施または検討中です。比較サイトで最安値を確認するだけでなく、「最終合計金額」で比較することをお勧めします。

4. 旅行保険の確認

今回のような運休・運賃変更は、旅行保険の「旅行キャンセル費用補償」や「旅行変更費用補償」の対象となる場合があります。加入中の保険の約款を確認し、補償範囲を把握しておきましょう。

5. フーコック・ニャチャンを目指す方へ

フーコック島やニャチャン(カムラン)はハイフォン経由ではなくホーチミンまたはハノイから直行便を利用するのが現実的です。特にフーコック島はホーチミンからの直行便が複数社で運航されており、引き続きアクセス可能です。

なお、ベトナム旅行の際は観光スポットの最新情報もチェックしておくと安心です。たとえば世界的に注目されているホイアンが選ばれた世界51の美しい目的地の記事もご覧ください。

燃料費の急騰は当面続くとみられており、渡航計画は常に最新情報をもとに柔軟に見直すことが重要です。特に4月〜5月のゴールデンウィーク期間中にベトナム旅行を予定している方は、早め早めの対応を心がけてください。

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