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普通のカフェでは物足りない——そんな旅行者の需要に応えるように、ホーチミンでは動物・アニメ・読書テーマなど個性豊かな「コンセプトカフェ」が続々と登場しています。ベトナムのカフェ文化は今、新しいステージへと進化しています。
コーヒー大国ベトナムにおいて、ホーチミン市はカフェ文化の最前線。近年は「コーヒーの味」だけでなく「訪れる体験」を売りにしたコンセプトカフェが若者・観光客から熱い支持を集めています。
アニメカフェ「ザ・アザーパーソン」はフレンチメイドとウサギ耳コスチュームのスタッフが接客する日本式スタイルで話題沸騰。創業者は「お客様を特別な体験でもてなしたい」と話しており、アジア全域に広がるアニメカルチャーの波がベトナムにも到来しています。
ドッグカフェ「ドギコーヒー」(3区)では30種類以上の犬種が常駐し、ワンドリンク付きの入場料は150円相当と手頃。ネコカフェ「アイルキャットカフェ」(フーニャン区)もネコ約20匹に加えハムスターや犬も揃え、ペット愛好家に大人気です。さらに「バボカフェ」ではトカゲ・オウム・ハリネズミ・カエルまで揃う珍しい動物カフェとして注目されています。
「チウ(Chieu)」は1,000冊以上の蔵書を誇るライブラリーカフェ。訪れた常連客は「忙しい日常から切り離されて、ゆったり本と向き合える」と語っており、都市部で増えるノマドワーカーからも支持されています。
ホーチミンのコンセプトカフェに対するベトナム人の反応を紹介します。
「ホーチミンのカフェはどんどん進化してる。動物カフェは子ども連れにも最高!」(ホーチミン在住・20代女性)
「メイドカフェなんてベトナムにもできたの(笑)。友達と絶対行きたい」(ハノイ在住・20代男性)
「ライブラリーカフェは静かで仕事もはかどる。コーヒーの質も本格的だった」(フリーランス・30代)
「ペットカフェは衛生面が心配な人もいるけど、ちゃんと管理されている印象。子どもたちが大喜びだった」(ホーチミン在住・30代母親)
「コンセプトカフェのおかげでベトナムのカフェ文化がより豊かになった。外国人観光客にも人気と聞いている」(旅行ブロガー)
日本のカフェ文化に慣れ親しんだ旅行者にとっても、ホーチミンのコンセプトカフェは新鮮な体験になるでしょう。特にアニメカフェや動物カフェは日本発祥のトレンドがベトナム流にアレンジされており、「逆輸入」感覚で楽しめます。
定番のコンカフェやハイランドコーヒーに加えて、こうしたユニーク系カフェも旅程に組み込んでみてはいかがでしょうか。ベトナムコーヒーの種類を学んでからコンセプトカフェに行くと、味の違いをより楽しめます。
参照:Novelty cafés lure coffee lovers in Ho Chi Minh City(Tuổi Trẻ)