ベトナム中部の古都フエは、かつてグエン朝の都が置かれた、落ち着いた世界遺産の街です。街の真ん中をフォン川(香江)が流れ、北岸には王宮を含む旧市街、南岸には飲食店やホテルが集まる新市街が広がります。観光の拠点をどちらに置くかで、滞在の雰囲気が変わります。
この記事では、フエのホテルを「街なかの新市街」と「フォン川沿い・郊外の隠れ家」に分けて案内します。各エリアで宿の一覧を早見表にまとめ、代表的なホテルを個別に解説します。登場する宿はすべて、Googleマップで評価と営業状況を一軒ずつ確かめたうえで選びました(星の数は2026年7月時点)。予約リンクは貼らず、Googleマップのリンクだけを添えています。
① 新市街(フォン川南岸)── 観光もグルメも動きやすい、街の中心
フォン川の南岸に広がる新市街は、フエ観光の拠点にちょうどいいエリアです。レストランやカフェ、旅行会社が集まり、川を渡れば王宮方面へもアクセスしやすい立地。夜も比較的にぎやかで、はじめてのフエでも動きやすいエリアです。高級ホテルから手ごろな中級まで宿がそろい、王宮や皇帝廟めぐりの起点として便利に使えます。
| Hotel | Type | Googleマップ評価 |
|---|---|---|
| メリア ヴィンパール フエ | 高級(高層・街を一望) | ★4.8・4,413件 |
| ホテル ラ ペルル | ブティック(高評価) | ★4.8・1,011件 |
| エルドラ ホテル フエ | 中級(コスパ) | ★4.4・1,096件 |
メリア ヴィンパール フエ ── 街を見下ろす、新市街の高層ホテル
新市街に立つ高層ホテルで、上層階の客室やプールからフエの街とフォン川を見渡せます。★4.8・4,000件超と評価が高く、設備も新しめ。観光に便利な立地と、眺めのよいホテルステイを両立したい人に向いています。王宮や市場へも移動しやすい場所です。
ホテル ラ ペルル ── 新市街で評価の高い、居心地のよいブティック
新市街にある、★4.8・1,000件超と満足度の高いブティックホテルです。スタッフの親切さや清潔さで評判がよく、価格帯も手ごろ。派手さより居心地を重視する人、コスパよく快適に泊まりたい人に向いた一軒です。
② 川沿いの名建築と、郊外の隠れ家 ── 静けさと古都の風情に浸る
観光の便利さより、古都らしい静けさや上質な時間を大切にしたいなら、川沿いの名建築や郊外の隠れ家リゾートです。フォン川のほとりには歴史を生かした名門ホテルがあり、街を少し出れば緑に包まれたブティックリゾートがある。どちらも、フエののんびりした時間の流れを味わえる宿です。
| Hotel | Type | Googleマップ評価 |
|---|---|---|
| アゼライ ラ レジデンス フエ | 最高級(Le Loi通り・川沿い中心部) | ★4.7・約700件 |
| ピルグリミッジ ビレッジ ブティックリゾート&スパ | 高級(郊外・緑の隠れ家) | ★4.7・2,847件 |
アゼライ ラ レジデンス フエ ── フォン川を望む、旧フランス駐在官邸の名建築
フォン川のほとりに立つ、1930年代に建てられたフランス人高官の邸宅を生かした、アールデコ様式の最高級ホテルです。新市街のレロイ通り沿いにありながら、川沿いのプールやテラスからは対岸に王宮方面を望めます。歴史の趣と洗練されたもてなしを両立した、フエを代表する一軒です。
ピルグリミッジ ビレッジ ── 竹林と庭に包まれた、郊外のブティックリゾート
新市街から少し離れた郊外に、緑と竹林に包まれてたたずむブティックリゾートです。★4.7・2,800件超と評価も高く、スパやプールでゆっくり過ごせます。街の喧騒を忘れて、静かに自分を癒やしたい人に向いた宿です。
エリアが決まったら ── フエの宿選びのコツ
フエは街が比較的コンパクトで、観光スポットも川沿いに集まっています。次の2点を意識すると選びやすくなります。
- 観光メインなら新市街、癒やしメインなら川沿い・郊外:王宮や皇帝廟をめぐるなら移動しやすい新市街、のんびり過ごすなら隠れ家リゾート、と目的で選ぶと外しません。
- 星の数は、口コミ件数とセットで見る:評価が★4.9でも、口コミが数十件なら評価はまだ定まりきっていません。件数が多く、かつ星の高い宿のほうが読みが外れにくいです。
なお、本文の星評価は2026年7月時点でGoogleマップを一軒ずつ確認した数値です。予約前にリンク先で最新の様子を見ておくと確実です。ダナンやホイアンとあわせて中部を旅するなら、ダナンのホテルガイドandホイアンのホテルガイドis also worth a look.
まとめ ── フエの宿は「街なかか、川沿いか」で決まる
フエのホテル選びは、観光の拠点にしたい新市街か、静けさを味わう川沿い・郊外の隠れ家か、で大きく変わります。王宮や皇帝廟をめぐるなら新市街、古都らしい時間の流れを楽しむなら川沿いのリゾート。自分の旅に合うエリアを選べば、あとは予算に合う一軒を選ぶだけです。
地図のピンをたどって、あなたの旅の記憶に残る一軒を見つけてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
