オランダ人写真家Frank van den Berge氏が1997年6月に撮影したホイアンの写真が、約29年後、現地の人々へ思いがけない記憶を届けました。写真がインターネットで紹介されると、写っている人を自分の家族や近所の人だと気づく住民が現れたのです。
写っていたのは名所より日常
写真には来遠橋やバクダン通りなどの景観だけでなく、川辺で魚を扱う人、小舟で働く人、食べ物を売る人の姿が残されていました。現在のホイアンはランタンや世界遺産の町並みで知られますが、写真の中心にあるのは観光用に整えられる前の生活です。
| Item | Details |
|---|---|
| Photographer | Frank van den Berge氏(オランダ) |
| When photographed | June 1997 |
| Where photographed | ホイアン旧市街と川沿い |
| Response | 住民が写真の人物を家族・知人と確認 |
個人の写真が地域の記録になる
旅先で撮った一枚は、撮影者にとっては風景でも、そこに暮らす人にとっては家族史の一部になり得ます。今回の出来事が印象深いのは、古い町並みだけでなく、名前を持つ人々の暮らしが記録として戻ってきたことです。公開するときは被写体への配慮が必要ですが、撮影年代や場所を残すことの価値も見えてきます。
今のホイアンを歩くとき
ホイアンでは写真映えする場所を探すだけでなく、川沿いの市場、古い商家、生活の続く路地に目を向けてみてください。ただし、人を近くから撮る場合は一声かけ、祈りや仕事の邪魔をしないことが大切です。観光地であっても、誰かの日常の場所であることは変わりません。
Summary
1997年の写真は、ホイアンの変化を示す資料であると同時に、家族へ返ってきた小さなアルバムになりました。次にこの街を歩くとき、建物の美しさだけでなく、そこで暮らしてきた人の時間も想像すると、見える景色が少し変わります。
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Source:VnExpress
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