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A sacred site of Da Lat-born specialty coffee
ベトナム中南部の高原都市ダラット(Da Lat)は、標高約1,500メートルの涼しい街であり、アラビカコーヒーの産地でもあります。避暑地を巡る旅に、豆が育つ土地で一杯を飲む時間を加えたい。その候補がLa Viet Coffee(ラ・ヴィエットコーヒー)です。とくにNguyễn Công Trứ通りの店は、コーヒーの加工空間とカフェが同居する点が特徴。甘いミルクコーヒーだけではない、ベトナムのコーヒーの一面を知る入口になります。
創業者のチャン・ニャット・クアン(Trần Nhật Quang)氏は、地元のアラビカ豆の調達に取り組み、2015年半ばにカフェを開きました。会社の設立登記は2013年で、店舗の開業年とは分けて捉えましょう。UCCの2025年の紹介では、ベトナムのコーヒー生産はロブスタが9割以上を占め、アラビカは約5%。La Vietはそのアラビカの産地で、農家との品質向上に取り組んでいます。近年の具体例には、Routineと2024年に始めたTH-A1品種の苗木提供があります。希少な品種名だけでなく、栽培や加工を支える活動まで見るとブランドの考え方が伝わります。
UCCの品質コンテストとの関わりも、店の人気とは別の角度から注目したい点です。2025年4月の大会は生産者のコーヒーを評価するもので、カフェの順位を決めたものではありません。2026年4月23日の第12回大会については、La VietがUCCベトナム、ダラット大学と共同開催したと公式サイトで紹介されています。口コミサイトの順位は時期や集計対象で変わるため、「常に上位」より、最近の投稿で混雑や接客、訪問した支店を確かめる方が、旅行の判断には役立ちます。
Recommended menu
飲み方を決めるなら、ミルクと合わせるラテ、ブラックのエスプレッソやアメリカーノ、豆を選んで淹れる手淹れ、と分けて考えると迷いにくくなります。2026年9月28日に確認したShopeeFoodのNguyễn Công Trứ店掲載では、ラテ45,000VND、カプチーノ40,000VND、アメリカーノ35,000VND。あくまで配達サイトの掲載価格で、店頭価格や他店に共通する料金表ではありません。海外のカフェとの安さ競争より、飲みたい一杯と予算が合うかで選びましょう。
普段からミルク入りを飲むなら、ラテ(Latte)が入りやすい選択です。上記の掲載ではホットもアイスも45,000VND。温かいものは「nóng」、氷入りは「đá」の表記を目印にできます。ダラット産の豆を飲みたい場合は、その日のエスプレッソに何を使っているか聞いてみましょう。焙煎所のある店でも、すべての飲み物が同じ豆、あるいは焙煎直後の豆で作られるとは限りません。気に入ったらブレンド名を控えておくと、あとで豆を買うときにも話が通じやすくなります。
甘いものも一緒に楽しみたいときは、アフォガート(Affogato)があるかを聞いてみてもよいでしょう。一般に、アイスクリームにエスプレッソをかけるデザートで、ブラックをそのまま飲むのとは違う楽しみ方です。ただし、今回確認した同店の配達メニューでは掲載を確認できませんでした。店頭での提供と料金は別途確認が必要です。これを目当てに遠回りするなら先に問い合わせを。なければ、ラテやモカなど、ミルクや甘さを合わせる飲み物から選ぶ方法もあります。
豆の違いを知りたい人は、手淹れの欄「Cà phê pha thủ công」を手がかりに、使う豆と抽出器具を聞いてみてください。ハンドドリップやエアロプレスなどの方法を指定したい場合は、当日の対応を確認しましょう。La Vietの公式商品には、ダラットのTrạm Hành地区で育てたアラビカをハニープロセスで仕上げた「Đà Lạt Serie 2 – Datanla」があり、焙煎度はLight Mediumです。地元の豆を探すなら、まずこうした産地の分かる商品を入口に。別の産地とも比べたい場合は、その日の豆のリストを見て、同じ抽出方法で飲み比べられるか相談すると違いをつかみやすくなります。
豆を持ち帰るなら、2026年9月28日の公式通販では「Light」250gが125,000VND、「Datanla」250gが165,000VNDです。店頭の在庫・価格とは分けて見てください。両商品ともアラビカ100%ですが、同じ味という意味ではありません。家にミルがあるなら豆のまま、なければ使う器具に合わせた挽き方を相談しましょう。250gは一杯15g使う計算なら約16杯分。たくさん買う前に、帰国後に飲む量を考えると選びやすくなります。
A distinctive space from a renovated warehouse
Nguyễn Công Trứ店を選ぶ理由は、飲み物だけではありません。倉庫を生かした天井の高いカフェで、豆を加工する場所と客席が一つの建物に収まっています。一般的な街角の小さな喫茶店よりも、コーヒーが商品になる工程に目を向けやすい空間です。写真だけを撮ってすぐ次へ移るより、一杯を飲む時間と商品を見る時間を分けて取ると、この店らしさを楽しみやすくなります。
住所は200 Nguyễn Công Trứ。ダラットの観光案内では、入口側を客席、奥側をコーヒーの加工エリアとする配置が紹介されています。公式サイトに転載された開業当時の取材記事にも、ガラスで囲まれた焙煎ラボや大きなドライミルが登場します。客席、豆の販売、加工の場所がつながる構成は、カフェと工場の間のような店をイメージする手がかり。ただし、作業エリアは自由見学の展示室とは異なるので、入れる場所や撮影の可否はスタッフに確認してください。
開業当時の記事では、ドライミルは毎時1トンの生豆を処理できる設備として紹介され、案内付きでラボから設備を見て回る客の様子も伝えられています。これは2015年当時の報告で、現在もいつ行っても機械が動いているという保証ではありません。焙煎や加工を見たい人は、営業開始時刻だけでなく作業や案内の予定も聞いておきましょう。飲むための来店と、工程を学ぶための訪問は、必要な準備が少し違います。
この店の空間を見るなら、装飾の細部より、広い客席と加工設備が同居していることに注目したいところです。コーヒーを飲む場所の奥に、商品をつくる仕事がある。その距離の近さが、倉庫型カフェを選ぶ面白さです。落ち着いて話したい場合は作業の音や混み具合を見て席を選び、写真は通路やほかの客の邪魔にならない位置から。建物が広いからといって、いつでも静かに過ごせるとは限りません。
ダラットの涼しさも、温かいコーヒーを選びたくなる理由の一つです。ベトナム観光当局の気候紹介では年間平均気温は約18度。ただし、平均値だけでは日中と朝晩の寒暖差は分かりません。毎日の天気は別に確認し、朝晩の滞在には薄手の上着を。観光当局は11〜1月の防寒着、4〜11月の雨への備えも案内しています。雨の日に屋外観光を詰め込まず、カフェで過ごす時間を残しておくと旅程に余裕ができます。
Practical guide
Price range:Nguyễn Công Trứ店のShopeeFood掲載例では、アメリカーノ35,000VND、カプチーノ40,000VND、ラテ45,000VND(2026年9月28日確認)。ラテ二杯なら掲載価格の合計は90,000VNDです。手淹れの豆の選択、追加ショット、菓子や土産は別に予算を取り、店頭ではその日のメニューを確認してください。カフェ代と豆代を分けて考えると、買い物も含めた支出が見えやすくなります。
Address:200 Nguyễn Công Trứ, phường Lâm Viên – Đà Lạt, Lâm Đồng。公式サイトの現行表記です。古い地図や配達サイトにはWard 8(P.8)が残っています。ダラットには4D Trần Quý Cápなど別店舗もあるため、倉庫型の店を訪れたい場合は「200 Nguyễn Công Trứ」まで指定しましょう。
Hours:公式のNguyễn Công Trứ店案内は7:00〜22:00。問い合わせ先は026 3398 1189です(2026年9月28日確認)。年末年始などの特別営業や作業見学の時間は別途確認してください。同じダラットでもHoà Bình店は公式案内が7:00〜17:00なので、全店共通の時間ではありません。
Access:ダラット大聖堂やスアンフーン湖周辺から向かう場合は、タクシーや配車アプリで店名と番地を指定する方法が分かりやすいでしょう。出発場所、車種、混雑で所要時間と料金が変わるため、乗車前にアプリの見積もりを確認しましょう。タクシーの場合は料金の計算方法を確かめておくと安心です。配車画面の目的地が200 Nguyễn Công Trứになっているか確認してから依頼を。帰りに別の観光地へ向かうなら、そちらへの移動時間も含めて休憩を組み込みましょう。
Guide to length of stay:旅程上の目安として、休憩だけなら30分〜1時間、商品選びや案内を受ける時間も取りたいなら1時間半〜2時間を確保すると慌ただしくなりにくいでしょう。公式にはベトナム式コーヒーの淹れ方を学ぶ体験案内がありますが、毎日飛び込み参加できるという意味ではありません。ワークショップ希望なら、開催場所、日時、料金、使用言語、予約方法を事前に問い合わせ、返答を受けてから移動予定を決めてください。
Ordering tips:まずラテかブラックか、ホットかアイスかを決め、豆に興味があれば産地と焙煎度を質問しましょう。「Which beans are from Da Lat?」ならダラット産を探す意図が伝わります。英語対応は担当者によるため、商品名を画面で見せる方法も用意しておくと便利です。酸味が苦手、ミルクを入れて飲む、家ではペーパードリップを使う、と自分の好みや器具を伝える方が、漠然と一番よい豆を尋ねるより選びやすくなります。
Souvenirs:豆のままか粉にするかを先に決め、焙煎日や製造日、賞味期限、包装状態を手に取って確認しましょう。真空包装など特別な包装を希望する場合は、対応できるかを購入前に聞いてください。器具を持たない相手には、公式通販で105,000VNDの「Cà Phê Túi Lọc」(100g・10袋入り)も候補です。お湯に浸して抽出するタイプで、溶かすインスタントやカップに掛けるドリップバッグとは使い方が違います。渡すときに抽出方法も添えると、相手が迷わず楽しめます。価格は2026年9月28日の通販表示で、店頭在庫は別途確認を。
How to get to Da Lat:ホーチミン市からはリエンクオン空港への国内線、または長距離バスが選択肢です。同空港は工事による休止を経て2026年8月19日に運航を再開しました。航空当局が報告した再開日のホーチミン発便は所要55分で、飛行時間は約1時間が目安。ただし空港手続きと、市街から約30km離れた空港への地上移動は別に必要です。便は航空会社、バスは利用会社の予約画面で当日の出発・到着時刻を確認してください。カフェ巡りも楽しむなら、移動だけで一日を使い切らないよう、1泊2日以上で余裕を取る組み方がおすすめです。
Summary
La Viet Coffee(ラ・ヴィエットコーヒー)は、ダラット産アラビカの背景に触れながら、飲む一杯と持ち帰る豆を選べるブランドです。Nguyễn Công Trứ店の倉庫型空間は、コーヒーをつくる仕事にも興味がある人に向いています。ミルク入りが好きならラテ、豆の違いを知りたいなら手淹れについて相談する、と自分の飲み方から選んでみましょう。
飲んで気に入った豆の名前を知り、家の器具に合う形で持ち帰る。その一歩があれば、カフェでの休憩を帰国後の楽しみにつなげられます。加工の見学や教室まで希望するなら事前に予定を合わせ、そうでなければ一杯と商品選びだけでも十分。何もかも体験しようと詰め込まず、高原の街を歩く合間に、自分の好みを確かめる時間として立ち寄ってみてください。
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