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ベトナムを代表する国民食「フォー」をテーマにした「フォーフェスティバル2026」が3月20〜23日、ニンビン省で開幕した。全国から50以上のブランドが集結し、伝統から現代に至るフォーの歩みを体験できる4日間のイベントだ。ユネスコへの無形文化遺産登録申請に向けた取り組みの一環でもある。
フォーフェスティバル2026のテーマは「ベトナムのフォー―現代に生きる伝統遺産」。ニンビン省チエントゥオン広場で開催された今回は、フォーの歴史的な変遷を料理実演や展示で再現し、伝統のだし作りから麺の打ち方まで、職人の技を間近で体験できるプログラムが揃った。
マサン・コンシューマーをはじめとする大手食品メーカーも参加し、国民的ブランドの出展もあった。4日間を通じてフォーへの理解と愛着を深めるセミナーやパネルディスカッションも実施された。
ベトナム政府はフォーをユネスコ無形文化遺産に登録申請すべく活動を進めており、今回のフェスティバルはそのための基礎データ収集の場ともなっている。登録が実現すれば、フォーの国際的な知名度はさらに高まることになる。
フェスティバルの開催報告に対し、ベトナム国内のSNSやニュースコメント欄からさまざまな声が集まった。
「フォーはベトナムの魂。ユネスコ登録を目指すのは当然のことだ。世界中の人にこの深みを知ってほしい」(読者コメントより)
「ニンビンでの開催というのが良い。ハノイだけでなく、地方都市でもこうした文化イベントを増やすべき」(読者コメントより)
「毎年このフェスに行くのが楽しみ。今年は麺の実演コーナーが特に印象的だった」(読者コメントより)
「フォーの歴史をこれだけ丁寧に伝えてくれるイベントは貴重。若い世代にも伝統食の価値を知ってもらえる機会になる」(読者コメントより)
フォーはベトナム旅行で必ず食べたい定番料理のひとつ。特にハノイの北部スタイルフォーはシンプルで奥深いスープが特徴で、現地老舗への訪問はぜひ旅程に入れたい。今回のフェスティバルを機に、各地のフォー専門店や老舗に足を運んでみるのも旅の楽しみになる。
ユネスコ登録申請が進む中でフォーの国際的注目度も上昇中。ニンビン観光とあわせてフォーの歴史を学ぶのもおすすめだ。お土産としてはフォーのインスタント品やスープパックも人気で、お土産ランキングも参考にしてほしい。
参照:Festival tai hien lich su pho Viet(VnExpress、2026年3月22日)