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The franchise version of the Vietnamese coffee giant
旅先でG7のコーヒーを見かけて、その会社のカフェも気になったら、Trung Nguyen E-Coffee(チュングエンEコーヒー)は候補の一つです。母体のTrung Nguyenは、ダン・レ・グエン・ヴー氏が1996年にダクラク省バンメトートで創業し、2003年にG7を発売しました。公式沿革ではE-Coffeeモデルの登場は2017年、ブランド紹介では小売・フランチャイズモデルの本格展開を2019年8月としています。カフェの一杯と、持ち帰る包装商品を両方見られるのが、このブランドを知る入口になります。
E-Coffeeが公式に打ち出すのは、飲食と物販を組み合わせた、小さなコーヒーの世界です。フィンで淹れるコーヒーだけでなく、包装コーヒーや抽出器具、書籍なども扱うモデルで、店内で飲んで終わりとは限りません。「E」を電子商取引の略と決めつけるより、カフェとコーヒーショップの二つの役割を持つ店、と捉える方が実際の使い方に近いでしょう。飲み物と土産を一緒に探したい日に向いています。
2024年9月にはフランチャイズモデルを刷新。同年10月の企業発表では800店舗以上、契約1,000件以上と紹介されていました。ただし、これは発表当時の規模で、契約数がそのまま営業中の店舗数になるわけではありません。3,000店舗も拡大目標として示された数字です。2025年には企業発表で「Top 5 Strong ASEAN Brands 2025」の受賞も報告されています。広がりを知る材料にはなりますが、旅行の計画では大きな数字より、行きたい支店の住所と営業状況を優先しましょう。
海外展開も進んでいます。公式発表によると、2025年2月に米国カリフォルニア州へ進出し、同年6月7日にはテキサス州キャロルトンの店舗が開業しました。インスタント商品の輸出だけでなく、フィンで淹れる一杯を飲む場所そのものを海外へ広げている点が、この話の面白いところです。なお、同じグループのTrung Nguyen LegendやWorld of Coffeeは別の店舗ブランドなので、地図で探す際はE-Coffeeの表記まで確認してください。
Recommended menu
最初は「ブラックかミルク入りか」「フィンかエスプレッソ系か」の二つで絞ると選びやすくなります。公式の品ぞろえ紹介には包装商品なども含まれており、どの店でも100種類以上の飲み物を注文できるという意味ではありません。以下の価格は、2026年9月28日に確認したbeFood掲載のホーチミン市Tân Mỹ地区・Đường số 4店の配達メニューを例にしています。店頭価格や他店、サイズによって異なる点は押さえておきましょう。
ベトナムらしい抽出方法に興味があるなら、フィンドリップコーヒー(Cà Phê Phin)を。カップの上に金属製のフィルターを置いて抽出する方法で、例の支店にはPhin Sáng Tạo 4のブラックが55,000VND、ミルク入りが59,000VNDで掲載されています。同じ「コーヒー」でもブレンドや抽出方法が違えば価格も変わります。目の前でフィンから落ちる様子を楽しみたい場合は、カップにフィンを載せて提供するか、注文時に聞くと期待がずれません。豆の配合は商品ごとに確認しましょう。
甘いミルクコーヒーが飲みたいなら、カフェ・スア・ダー(Cà Phê Sữa Đá)が定番です。コンデンスミルクと氷を合わせる飲み方で、同店では「Cà phê sữa năng lượng」が43,000VND、ブラックの「Cà phê đen năng lượng」が39,000VNDです。フィンの指定メニューとは名前も価格も分かれているので、抽出方法を重視するなら商品名まで見ましょう。甘さを控えたいときは、砂糖だけでなくコンデンスミルクの量も相談するのがポイント。ミルクを減らすと甘さと一緒に口当たりも変わります。
特別な包装商品を探すなら「Legend」も見比べたいところです。公式通販のLegend 225gは、2026年9月28日の表示で1,255,000VND。メーカーはこの商品を、ジャコウネコの消化過程に着想を得た発酵技術によるものと説明しています。ただし、Legendという名の商品すべてが同じ製法という意味でも、天然のジャコウネコ由来の豆という意味でもありません。これは一杯の料金ではなく包装商品の価格です。高価だから自分好みとは限らないので、商品名、淹れ方、店内で飲めるかを分けて確かめましょう。
ラテやカプチーノ、冷たいフラッペ系がよい人にも選択肢があります。先ほどの配達メニューではラテとカプチーノが各59,000VND、パイナップルやスイカのジュースが各52,000VND、フラッペ類は75,000VNDの掲載があります。コーヒーを飲まない同行者とは、まずこのあたりを一緒に見ると選びやすいでしょう。食事は支店差があり、カントーのE-Coffee 586は自店サイトで麺料理や牛肉煮込みとパンなどを案内しています。全店でサンドイッチやパンがそろうとは限らないため、朝食も済ませたい日はフードの有無まで確認してください。
A community-rooted authentic café
Trung Nguyen E-Coffeeは、観光の中心地だけでなく、住宅街や地方都市の店も探せるブランドです。例えば公式の2025年4月の開店案内には、ホーチミン市の旧トゥードゥック地区にあるĐường 182の店舗が載っています。ホテルやオフィス、交通施設などに合わせた出店も想定するモデルで、小さなスペースを活用しやすい点が特徴。ほかのチェーンとの優劣より、宿や観光ルートから寄りやすい場所にあるかで選ぶ方が、旅行中は役に立ちます。
その背景として知られるのが「0ドン」のフランチャイズ制度です。ただし、無料で店を開けるわけではありません。2026年9月28日に確認した公式募集ページでは、協力・管理費を0ドンとする一方、導入パッケージは75,000,000VND、150,000,000VND、215,000,000VNDからの三つが示されています。物件なども含めた開業総額と、ブランド側に払う特定の費用は別の話です。「豆を使うだけで費用はかからない」と捉えないこと。この仕組みを知ると、同じ看板でも店の広さや提供内容が一様ではない理由が見えてきます。
旅行者にとっては、初めての街でも知っている商品名を手がかりにできるのが助かるところです。お気に入りができたら、メニュー名を写真に残して次の店で見せる方法もあります。ただ、同じ看板だからメニューや料金、英語対応まで同じとは限りません。冷房のある席で休みたい日と、持ち帰りで一杯買いたい日では、見るべき条件も変わります。入店してから困らないよう、飲み物より先に座席や店内の様子を見ておきましょう。
コーヒー文化や商品を知る楽しみもありますが、E-Coffee全店を博物館のような大型店と想像すると違いが出ます。グループには別ブランドの大型空間やコーヒー博物館もあり、写真を見て訪れる場合は施設名まで合わせてください。E-Coffeeで注目したいのは、休憩と物販をどう組み合わせているか。包装商品の棚がある支店なら、飲む前に気になる商品を見て、その商品を店内でも注文できるか聞くと、土産選びにつなげやすくなります。
Practical guide
Price range:上記のTân Mỹ店の配達掲載例では、ブラック39,000VND、ミルク入り43,000VND、フィン指定55,000VNDから、ラテ59,000VND、フラッペ75,000VND。全店一律の25,000〜55,000VNDとは考えないでください。二人でミルク入りを一杯ずつなら掲載価格の合計は86,000VNDです。配達料や追加注文は別で、店頭利用なら店のメニューで予算を確認しましょう。
Store count and areas:800店舗以上という数字は2024〜2025年の企業発表に基づく規模の目安です。公式の開店案内にはホーチミン市、ハノイ、ダナン、ニャチャン、ダラットなどが登場し、カントーには支店の自社サイトもあります。ただし、過去の開店記事は現在営業している全店の一覧ではありません。地図では「Trung Nguyên E-Coffee」に滞在する地区名や通り名を添え、住所と最近の営業案内を照合してください。
Hours:支店ごとの確認が必要です。一例として、カントーのE-Coffee 586は自店サイトで5時30分〜22時と案内しています。掲載住所はG2, 17–18 Cao Minh Lộc, Hưng Phú, Cần Thơ。早朝の散歩や朝食に組み込みたい場合は候補になりますが、この時間を他店に当てはめないでください。移動日の朝なら、開店時刻に加えて食事を注文できる時間も聞いておくと予定を立てやすくなります。
Ordering tips:ミルク入りのアイスなら「Cà phê sữa đá」、ブラックのアイスなら「Cà phê đen đá」が手がかりです。砂糖なしは「không đường」、練乳を少なめにしたいなら「ít sữa đặc」と伝えて相談できます。ブラックでも自動的に無糖とは考えず、希望を添えましょう。抽出と提供の待ち時間は混雑にも左右されます。出発が迫っているときは「エスプレッソなら必ず早い」と決めず、何分くらいかかるかを先に聞く方が確実です。
Souvenirs:手軽さならG7などのインスタント、抽出する時間も楽しんでもらうなら粉やドリップバッグ、と相手の使い方で選びましょう。公式通販のTrung Nguyen Legend Vietnamese Blendの紙フィン商品は10g×10袋入り148,000VND(2026年9月28日確認)。お湯に溶かすタイプではなく、カップに掛けて抽出する商品です。5人に2袋ずつ配るなら一箱で足ります。通販と支店の在庫・価格は別なので、買いたい商品が決まっている場合は先に取り扱いを確認してください。
Wi-Fi and power:全国共通の設備としては保証できません。仕事や充電が目的なら、注文前にWi-Fiの利用と、自分が座る席のコンセントを確認しましょう。店内に電源が見えても、客が使えるとは限りません。長く滞在する日は冷房や椅子の座りやすさも一緒に見ると、飲み物の価格だけでは分からない使いやすさを判断できます。
Summary
Trung Nguyen E-Coffee(チュングエンEコーヒー)は、G7でも知られるTrung Nguyenグループが、カフェと物販を組み合わせて広げてきたブランドです。地域の店でフィンのコーヒーを飲みたい人や、休憩しながら包装商品を探したい人に向いています。一方で、どの店も同じ広さ・メニュー・設備ではないので、長居や食事が目的なら支店選びが大切です。
最初の一杯は、甘いミルク入りかブラックかを決め、フィンで飲みたいならその名前まで伝える。気に入ったら、家でも同じように淹れられる商品かを確かめて持ち帰る。その順番なら、たくさんの商品を前にしても迷いにくくなります。旅の途中で看板を見つけたら、大きなブランドの話だけでなく、その店を自分の休憩場所として使えるかにも目を向けてみてください。
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