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ベトナム旅行の楽しみの一つが、お土産選びです。
街角のカフェや市場で目にした小さな雑貨、香り高いコーヒー、手仕事の温もりが伝わる布製品など、ベトナムには日常に溶け込むお土産が豊富にあります。観光地向けの派手な商品よりも、現地の人々が実際に使っているものや食べているものの方が、帰国後も長く愛用できるのがベトナムらしさです。
本記事では、2026年最新のベトナムお土産人気ランキングをご紹介します。定番のコーヒーやお茶から、注目の伝統菓子、実用的な雑貨まで、旅行前に知っておきたい情報を網羅しました。
ベトナムのお土産選びで迷ったら、まずはこのランキングをチェックしてください。

2026年のベトナムお土産で最も注目されているのが、YUGOCブランドの伝統お菓子です。ベトナム人女性が大学卒業後に立ち上げたこのブランドは、ベトナムの伝統菓子や全国の特産品を旅行者向けに商品化し、現在ではハノイ、ダナン、ホーチミンの20店舗以上で販売されています。
非加熱生はちみつ(ローハニー)を筆頭に、ベトナム伝統焼き菓子のビナクレープ、屋台スナックのバンチャン、様々なフレーバーを楽しめるカシューナッツなどがベストセラーです。企業規模は小さいながらも、ベトナムでしか手に入らない独自性の高さが評価されています。
インドネシア原産のジャコウネココーヒー(コピルアク)は、少量ながらベトナムでも生産されています。ただし、偽物や量産品も多く市場に出回っているため、信頼できる店舗での購入が重要です。
ハノイでは、旧市街及びハノイ大教会から徒歩5分のところに2店舗を展開する「Anne’s Maison(アンヌメゾン)」が人気です。予算に合わせて選べるジャコウネココーヒーのほか、ベトナム産コーヒーも種類が多く、日本人旅行者に支持されています。
ベトナム国内の高級チョコレートブームの先駆けとなったMarouブランド。カカオ率70%以上のビターなダークチョコレートが特におすすめです。全国のお土産店及び、主要観光都市の直営カフェで購入できます。
ベトナム中南部高原ダラットで生まれたコーヒー豆ブランドで、現在はホーチミンを中心に主要観光都市に展開しています。ハイランズ地方で栽培された特有のフルーティな香りが特徴で、他のベトナム産コーヒーブランドと比較しても飲みやすいと在住外国人に定評があります。
ベトナム大手カフェチェーン「Trung Nguyen Coffee」が提供するブランド「G7」のインスタントコーヒーは、ベトナム全国のコンビニやスーパーで買える定番土産の一つです。コーヒー/ミルク/砂糖が入った3in1とコーヒー/砂糖の2in1から選ぶことができます。
日本の食品メーカー・エースコックがベトナム現地で販売開始したインスタント麺「Hao Hao」は、2000年の発売以来、ベトナム人における知名度100%(ほぼ)と言われる圧倒的認知度とシェアを手に入れています。近年逆輸入として日本でも一部で買えるようになりましたが、ベトナム旅行では本場のHao Haoをまとめ買いしていくのがおすすめです。
メコンの農家支援と自然環境保護の目的で2000年に創業された自然食品ブランドです。ストロベリー、ポメロ、パイナップルなど、ベトナムらしいフレーバーのジャムが揃っています。
出典 ベトナム王「【2026年度】ベトナムのお菓子土産ランキングTOP7」(2026年)より作成
ベトナムは世界有数のコーヒー生産国です。
深煎りで力強い味わいが特徴で、独特の抽出方法で楽しむベトナムコーヒーは、一度飲んだら忘れられない存在になります。スーパーや空港でも手に入りやすいのがTrung Nguyenで、現地では知らない人がいないほどの存在であり、ベトナムコーヒーの代名詞的ブランドです。ドリップバッグや粉タイプが充実しており、お土産としても扱いやすいです。

もう少し現代的なパッケージで選ぶならKing Coffeeも人気があります。日本人にも飲みやすく、ギフト向けとして選ばれることが多いブランドです。コーヒーと一緒に、アルミ製の小さなフィルターを持ち帰ると、抽出の時間そのものが旅の延長になります。
ゆっくりと一滴ずつ落ちるコーヒーを眺める時間は、ベトナムの穏やかな時間の流れを思い出させてくれます。
ベトナムでは日常的にお茶を飲む文化があります。
緑茶をベースにしたものから香りを楽しむお茶まで幅広い種類があり、特に印象に残りやすいのが蓮茶です。茶葉に蓮の花の香りを移したお茶で、やさしく上品な香りが特徴です。老舗ブランドとして知られるVinaTeaは、蓮茶やジャスミン茶など伝統的なお茶を多く扱っており、パッケージも比較的落ち着いています。
ホーチミンやハノイでカフェ文化と結びついた存在としてはPhuc Longがあり、茶葉やティーバッグは若い世代へのお土産としても選びやすいです。一杯のお茶を飲む時間が、旅の記憶を呼び起こすきっかけになります。
食品系のお土産も選択肢が豊富です。

ドライフルーツはマンゴー、パイナップル、ドラゴンフルーツなど南国らしいラインナップが揃います。甘みが強いものが多いですが、市場や専門店では砂糖控えめの商品も見つかります。ナッツ類やカシューナッツのお菓子、胡椒やチリなどのスパイスも軽くて持ち帰りやすく、料理好きな人へのお土産として重宝します。
インスタント麺も日本とは異なる味付けで、手軽にベトナムの食文化を思い出せる存在です。特にHao Haoは現地で圧倒的な人気を誇り、日本に持ち帰って食べると、ベトナムの屋台の雰囲気が蘇ります。
雑貨に目を向けると、ベトナムの手仕事の魅力がよりはっきりと伝わってきます。
竹やラタンを使ったかご、素朴な陶器、布製のポーチやバッグなどは、派手さはありませんが生活に馴染みます。市場で見つけた雑貨は、一つひとつ微妙に表情が違い、それが一点物としての価値になります。日本の部屋に置いても主張しすぎず、ふとした瞬間に旅の記憶を呼び起こします。
衣類やファッション小物も実用的なお土産として選ばれています。軽くて涼しい素材の服、シンプルなサンダル、刺繍入りの小物などは、価格も手頃で使いやすいです。特に布製品はかさばらず、色や柄の選択肢が多いため、複数人へのお土産にも向いています。

ベトナムのお土産は、場所によって品揃えや価格が大きく異なります。
スーパーマーケットは、コーヒーやインスタント麺、お菓子などの食品系お土産を手頃な価格で購入できる場所です。ホーチミンやハノイの大型スーパーでは、観光客向けのお土産コーナーも充実しています。市場では、雑貨や布製品、スパイスなどを現地価格で購入できますが、値段交渉が必要な場合もあります。
専門店では、YUGOCのような伝統菓子ブランドや、Anne’s Maisonのようなコーヒー・お茶専門店で、品質の高い商品を選ぶことができます。空港の免税店は価格が高めですが、時間がない場合や買い忘れた場合に便利です。
ベトナムのお土産を選ぶときに大切なのは、完成度の高さよりも背景にある物語です。
市場で交わした短いやり取り、カフェで過ごした時間、街を歩いて感じた空気。それらが染み込んだものほど、帰国後に価値を持ちます。コーヒーを淹れる数分間、お茶を一杯飲む時間、棚に置いた雑貨に目が留まる瞬間。その一つひとつが、旅を思い出させる小さなきっかけになります。
予算を決めておくことも重要です。ベトナムは物価が比較的安いため、つい買いすぎてしまうことがあります。誰に何を渡すかをリストアップしておくと、無駄な買い物を避けられます。また、賞味期限や持ち帰り制限にも注意が必要です。
ベトナムのお土産は、旅を終わらせるための記念品ではありません。
日常の中に旅の気配を残し続けるためのものです。何を選ぶかに正解はなく、自分がどんな時間をベトナムで過ごしたかを思い返しながら手に取ることが、そのまま一番のお土産になります。
2026年のベトナム旅行では、定番のコーヒーやお茶から、注目の伝統菓子、手仕事の雑貨まで、幅広い選択肢があります。この記事で紹介したランキングや選び方のコツを参考に、あなただけの特別なお土産を見つけてください。
ベトナムで過ごした時間が、お土産を通じて日常の中に静かに溶け込んでいく。そんな体験こそが、ベトナム旅行の本当の価値なのかもしれません。
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