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近年、デジタルノマドやリモートワーカーの間で、ベトナムが新たな働き先として急速に注目を集めています。
その背景には、日本からのアクセスの良さと滞在コストの安さがあります。東京からハノイまでは約5時間半、時差はわずか2時間という近さ。さらに、ノービザで45日間滞在できる制度が整っており、長期滞在のハードルが大幅に下がりました。宿泊費は個室でも1泊1,500円程度から見つかり、ローカルな食事なら1食150〜200円ほど。月6〜7万円あれば快適に生活できる環境が整っています。
ベトナムは世界第2位のコーヒー生産国であり、特にロブスタ種の生産量は世界最大を誇ります。街中には個性豊かなカフェが数多く点在し、コーヒー文化が人々の生活に深く根付いています。コロナ禍をきっかけに時間や場所に縛られない働き方が広がり、カフェもワークスペースとしての機能を強化。Wi-Fi環境や電源設備を整え、快適に作業できる環境を提供するようになりました。

ベトナム最大の商業都市ホーチミンには、ノマドワーカーに最適なカフェが数多く存在します。
煉瓦造りのワイン倉庫のようなおしゃれな空間が特徴的なカフェです。Wi-Fi速度は下り75.2Mbps、上り52.4Mbpsと安定しており、3階建ての広々とした空間で集中して作業できます。ただし、2人席はテーブルがやや小さいため、資料を広げて作業したい場合は他の席を選ぶと良いでしょう。入り口が少しわかりにくいので、近くまで来たら人に聞くのがおすすめです。
ベトナム戦争証跡博物館の近くに位置し、Wi-Fi速度は下り88.7Mbps、上り92.7Mbpsと非常に高速。天井が高く開放感があり、席数も豊富なので、自分の気分に合わせて座る場所を選べます。約半数の席にコンセントが設置されており、長時間の作業にも対応しています。
Wi-Fi速度が下り164Mbps、上り169Mbpsと驚異的な速さを誇るカフェ。ほぼ全席にコンセントが完備されており、静かな環境で集中したいときに最適です。唯一の欠点は、コーヒーの価格が東京と同程度で、他のカフェよりもお得感が少ない点でしょう。

出典
note「ベトナムでおすすめのノマドカフェ-ホーチミン編」
より作成
ダナンは「ちょうどいい」街として、ノマドワーカーから高い評価を得ています。
ハノイやホーチミンに比べて人やバイクの密度が低く、街全体が穏やかで落ち着いています。過剰に精神を刺激しない環境が、長期滞在に適していると言えるでしょう。ビーチが徒歩圏内にあり、仕事の合間にリフレッシュできる点も大きな魅力です。
快適な空間と安定したWi-Fi環境で、ノマドワーカーに大人気のカフェです。終日スムーズに使えるWi-Fiが最大の魅力で、1日中仕事をしたい方向けにコーヒー飲み放題のプランも用意されています。唐揚げ定食やカレーなど日本食メニューも充実しており、日本食が恋しくなったときにも重宝します。
リトルプサンエリアにひっそりと佇む、ヨーロッパ風の外観が印象的なカフェ。天井が高く広々とした空間で、Wi-Fi完備、充電可能な席、セルフサービスの無料水も提供されています。お客さんの半数ほどがPCを広げて仕事をしており、欧米系の利用者も多く、落ち着いた環境で作業したい方にぴったりです。
アントゥンエリアにある、白と木目を基調とした南国らしい落ち着いた雰囲気のカフェ。2階建ての広々とした空間で、壁側の席にはコンセントが完備されています。ビーガン料理が充実しているのもポイントで、美味しくてヘルシーなメニューが豊富です。
出典
VIETWORK「【ベトナム/ダナン】近年注目されるノマドワーク 作業が快適に…」
より作成
ノマドワークに適したカフェを選ぶ際、いくつかの重要な基準があります。
作業内容によって必要なWi-Fi速度は異なります。文字中心の作業なら5Mbps程度でも可能ですが、画像検索をスムーズに行うには20Mbps以上、動画視聴や大容量データの送受信には30Mbps以上が推奨されます。ベトナムのカフェはWi-Fiの当たり外れがあるため、事前に口コミをチェックするか、複数の候補を用意しておくと安心です。
長時間作業する場合、電源の確保は必須です。壁際の席やカウンター席にコンセントが設置されていることが多いため、入店時に確認しましょう。一部のカフェでは全席に電源が完備されており、座席選びの自由度が高くなります。
集中して作業するには、適度な静けさが必要です。音楽がうるさすぎず、落ち着いた客層のカフェを選びましょう。ノマドワーカーや読書を楽しむ人が多いカフェは、自然と静かな雰囲気が保たれています。

ベトナムのカフェは日本と比べて非常にリーズナブルです。
1杯あたり約30,000VND(約180円)からとなっており、気軽に訪れることができます。ビーチフロントなど立地の良い場所では価格が高めに設定されていますが、それでも日本と比べれば手頃な価格帯です。1日飲み放題プランを提供しているカフェもあり、長時間作業する場合はこうしたプランを活用するとコストパフォーマンスが高まります。
長時間滞在する際は、適度に追加注文をするのがマナーです。ベトナムのカフェは比較的寛容ですが、混雑時には席を譲る配慮も必要でしょう。私語厳禁を掲げるカフェもあるため、電話会議などは小声で行うか、クローズドな場所を選ぶことをおすすめします。
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VIETWORK「【ベトナム/ダナン】近年注目されるノマドワーク 作業が快適に…」
より作成
ダナンでのビーチノマドライフは、生活習慣の改善にもつながります。
日本との時差が2時間あるため、日本時間の朝9時(ダナン時間の朝7時)に始業し、日本時間の夕方6時(ダナン時間の夕方4時)に終業できます。夕方4時から晩ご飯までプライベートを満喫し、夜9〜10時頃に自然と眠くなる生活リズムが確立されます。早寝早起きは心身ともにコンディションが良く、一日を充実して過ごせる高揚感が得られます。
徒歩圏内にビーチがあることも大きな魅力です。仕事の合間にビーチを散歩したり、終業後に海を眺めながらリラックスしたりすることで、ストレスが軽減され、創造性も高まります。ダナンは「ベトナみ」が濃すぎず、適度に先進的で居心地が良いという声も多く聞かれます。

出典
note「ダナンのビーチノマドでQOLが爆上がりした件」
より作成
ベトナムは、ノマドワークに最適な環境が整った国です。
ホーチミンやダナンには、Wi-Fi環境が整い、電源が完備された快適なカフェが数多く存在します。料金も手頃で、長時間滞在しやすい雰囲気が魅力です。日本からのアクセスも良く、45日間のノービザ滞在が可能なため、気軽にチャレンジできます。
ビーチが近く、コーヒー文化が根付いたベトナムでのノマドライフは、仕事の生産性を高めるだけでなく、生活の質を向上させる可能性を秘めています。ぜひ一度、ベトナムのカフェでノマドワークを体験してみてください。
ベトナムの観光情報やコーヒー文化についてさらに詳しく知りたい方は、VNをご覧ください。ベトナムを訪れる前に知りたい情報が一つの場所にまとめられており、カフェ文化やコーヒーの飲み方、現地での選び方など、実際に役立つ内容が充実しています。
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