ベトナムコーヒーの世界へようこそ。コンセプトページはこちら
カフェ

Nagocha抹茶ガイド|ベトナムで味わう本格宇治抹茶

このカフェの写真をもっと見たい方はNagocha Matchaのカフェ図鑑ページをご覧ください。

ベトナム初の日本式抹茶専門チェーン

コーヒー大国ベトナムに、日本の抹茶文化が静かに、しかし確実に根を下ろし始めています。その最前線に立つのがNagocha(ナゴチャ)。ベトナム初の日本式抹茶専門チェーンとして、2020年代に急速に存在感を高めてきたブランドです。

Nagochaが使用するのは、京都・宇治、鹿児島、福岡、静岡など日本各地の名産地から直接仕入れた「セレモニアルグレード(茶道用最高級)」の抹茶のみ。ベトナムで手に入る抹茶ドリンクの多くが工業用グレードの粉末を使っているのに対し、Nagochaは原料の質で圧倒的な差別化を図っています。

日本人旅行者にとって特に興味深いのは、Nagochaが日本の抹茶文化を忠実にリスペクトしながらも、ベトナムの気候や嗜好に合わせた独自のアレンジを加えている点です。ニャチャンからハノイまで全国9店舗以上に拡大し、2026年にはハノイ・タイホー区やハノイセンターなど新店舗も続々オープン。ベトナム全土での抹茶ムーブメントを牽引しています。

おすすめメニュー

Nagochaのメニューは、ほうじ茶ラテとスノーユズ(柚子かき氷)を除き、すべて抹茶ベースという徹底ぶり。抹茶への揺るぎないこだわりが伝わってきます。

看板メニューの抹茶ラテ(Matcha Latte)は149,000〜209,000VND(約895〜1,255円)。Nagochaの抹茶ラテは「コールドウィスク」と呼ばれる独自製法が特徴で、伝統的な熱湯ではなく常温のミルクで抹茶を点てます。これにより、抹茶のうまみと甘みがより繊細に引き出され、苦味が穏やかになるのだそうです。

暑いベトナムでは、アイス抹茶ラテが圧倒的な人気。たっぷりの氷に注がれた鮮やかなグリーンのラテは、見た目の美しさもあってSNS映えも抜群です。抹茶の風味をより深く楽しみたい方は、薄茶(Usucha)のストレートもおすすめ。茶道で使われる本格的な抹茶の味わいを、カフェスタイルで気軽に体験できます。

スイーツメニューも充実しており、抹茶ティラミスや抹茶チーズケーキなど、抹茶の風味を存分に楽しめるデザートが揃います。ドリンクとのセットで注文すると、より満足度の高い抹茶タイムを過ごせるでしょう。

価格帯は150,000〜300,000VND(約900〜1,800円)と、ベトナムのカフェとしてはやや高級路線。しかし、日本で同等品質の抹茶カフェを訪れれば軽く1,000〜1,500円はするので、それを考えれば十分にお得感があります。

日本の味をベトナムで

旅行中に日本の味が恋しくなることは、誰にでもあるもの。Nagochaは、そんなときに立ち寄りたい「ベトナムの中の日本」です。

店内は和のテイストを取り入れた落ち着いた空間で、竹やナチュラルウッドを基調としたインテリアが特徴。ベトナムの喧騒を忘れて、ほっとひと息つける場所になっています。一部の店舗では茶道具のディスプレイもあり、日本文化に興味を持つベトナム人の若者たちで賑わっています。

Nagochaは抹茶パウダーの小売販売も行っており、自宅で本格的な抹茶を楽しめるテイクアウト商品を展開しています。Shopeeなどのオンラインプラットフォームでも購入可能で、お土産としても人気です。宇治産や鹿児島産など、産地別の抹茶パウダーを選べるのは、抹茶好きにはたまらないポイントでしょう。

日本のメディア「KILALA」でも紹介されるなど、在ベトナム日本人コミュニティからの評価も高く、「日本で飲む抹茶に限りなく近い」という声も聞かれます。旅先でクオリティを落とさずに抹茶を楽しみたいなら、Nagochaは間違いのない選択肢です。

実践ガイド

価格帯:149,000〜300,000VND(約895〜1,800円)。セレモニアルグレードの抹茶を使用しているため、ベトナムのカフェとしてはプレミアム価格帯です。

主な店舗:

  • ホーチミン市:Landmark 81(L3)、The Hallmark、Saigon Marina IFC、Thiso Mall Sala、Vincom Thao Dien、6B Le Lai(ベンタイン市場近く)
  • ハノイ:38 Quang An(タイホー区・西湖エリア)、HanoiCentre(175 Nguyen Thai Hoc)
  • ニャチャン:24A Tran Binh Trong

営業時間:店舗により異なりますが、概ね8時〜22時で営業しています。

注文のコツ:英語メニューが完備されています。初めてなら「Iced Matcha Latte」が万人向け。抹茶本来の味を楽しみたい方は「Usucha」を試してみてください。甘さの調整も可能です。

アクセスのヒント:ホーチミン市のLe Lai店はベンタイン市場から徒歩圏内で、観光の合間に立ち寄りやすい好立地。ハノイの西湖店は湖畔の散歩と合わせて訪れるのがおすすめです。

まとめ

Nagocha(ナゴチャ)は、日本のセレモニアルグレード抹茶をベトナムで味わえる貴重な抹茶専門チェーンです。コーヒー文化が圧倒的に強いベトナムで、あえて抹茶一本で勝負する姿勢には清々しさすら感じます。

宇治や鹿児島の茶園から届く最高級の抹茶を、ベトナムの気候に合わせたコールドウィスク製法で楽しめるのは、世界中を見渡してもNagochaだけ。ベトナム旅行中にふと日本の味が恋しくなったとき、あるいは旅先で新しい抹茶体験をしたいとき、Nagochaはきっとあなたの期待に応えてくれるでしょう。

ベトナムの活気ともに事業を伸ばしていく。
広告掲載募集中

小島 怜

京都で食品ブランドを運営しながら、これまで乾燥野菜や野菜パウダーなど、素材の魅力を活かした商品づくりに携わってきました。現在はベトナム在住2年目で、現地ではコーヒーの生産現場にも関わり、栽培から加工、味づくりまで一貫して学んでいます。毎日の暮らしの中で、安心して楽しめる食品を届けたいという思いから、生産背景や作り手の顔が見える商品を大切にしています。日本とベトナム、それぞれの食文化の魅力を活かしながら、日常にちょっとした豊かさを届けることを目指しています。

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP