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ベトナム南部の大自然を体験できるメコンデルタツアー。
ホーチミンから日帰りで行けるこのツアーは、手漕ぎボートでジャングルを進むクルーズや水上マーケット、果樹園巡りなど、ベトナムならではの魅力が詰まっています。でも、初めての方にとっては「どのプランを選べばいいの?」「予約方法は?」と不安になりますよね。
この記事では、メコンデルタツアーの選び方から予約方法、料金相場、ベストシーズンまで、あなたが知りたい情報をすべて解説します。

メコンデルタは、東南アジアを流れる全長4,000km以上の国際河川・メコン川が形成する広大な低湿地帯です。
ベトナム南部に位置するこの地域は、無数の水路が交錯し、川とともに生きる人々の暮らしが今も息づいています。ホーチミン市内から車で約2時間の距離にあるミトーという港町を拠点に、多くのツアーが催行されています。
ツアーの醍醐味は、なんといっても手漕ぎボートでのジャングルクルーズ。熱帯の自然に囲まれた水路を進む体験は、都市部では味わえない非日常感に満ちています。果樹園でのトロピカルフルーツの試食、ココナッツキャンディ工房の見学、伝統音楽の鑑賞など、ベトナム南部の文化を五感で楽しめる内容が盛りだくさんです。
日帰りツアーが主流ですが、より深くメコンデルタを体験したい方には宿泊プランもあります。
日帰りツアーは、ホーチミンから朝出発して夕方に戻ってくるスタイルです。所要時間は約8〜9時間で、限られた時間でメコンデルタの魅力を凝縮して体験できます。
朝8時頃にホテルでピックアップされ、ミトーまで約2時間のドライブ。到着後はモーターボートでタイソン島へ渡り、果樹園見学、手漕ぎボートでのジャングルクルーズ、ココナッツキャンディ工房やハチミツ工房の見学を楽しみます。昼食には名物のエレファントフィッシュを含むベトナム南部料理が提供され、午後3時頃にはホーチミンへ戻る行程です。
初めてのベトナム旅行や、ホーチミン滞在が短い方には日帰りプランが最適でしょう。
宿泊プランでは、メコンデルタの夜の雰囲気や朝の水上マーケットを体験できます。
日帰りツアーでは訪れにくい早朝の水上マーケットは、地元の人々が野菜や果物を売買する活気あふれる光景が魅力です。ホームステイ型の宿泊施設に泊まれば、地元の家庭料理を味わったり、現地の人々との交流も楽しめます。時間に余裕があり、よりディープなベトナム体験を求める方には宿泊プランがおすすめです。

メコンデルタツアーの料金は、サービス内容や予約方法によって幅があります。
日本語ガイド付きの混載ツアーは約8,000円〜14,000円が相場です。専用車プランになると約13,000円〜20,000円と高めになりますが、プライベート感を重視する方には価値があるでしょう。一方、現地で英語ガイドのツアーを予約すれば、約3,000円〜4,000円とかなりリーズナブルです。
料金には通常、往復送迎、昼食、ボート代、果樹園やキャンディ工房の入場料が含まれています。ただし、飲み物やチップは別料金となることが多いので注意しましょう。
出典HIS「ミトー メコン川クルーズ終日観光ツアー」(2026年料金)より作成
予約方法は大きく分けて3つあります。
日本の旅行サイトから事前予約するのが最も安心です。HIS、KKday、Expediaなどの旅行サイトでは、日本語で詳細を確認でき、ツアー内容や料金も明確です。口コミも参考にできるため、初めての方には特におすすめです。
現地の旅行代理店で予約する方法もあります。ホーチミンのバックパッカー街・ブイヴィエン通りには多くの旅行代理店があり、「MEKONG DELTA」と書かれた看板が目印です。英語が通じるので、直接交渉すれば日本から予約するより安く済むこともあります。ただし、当日予約できるかは運次第で、繁忙期は満席の可能性もあります。
ツアー催行会社に直接予約する方法もありますが、電話対応が必要で言語の壁があるため、旅慣れた方向けでしょう。
メコンデルタツアーのハイライトは、なんといっても手漕ぎボートでのジャングルクルーズです!
小さな木製ボートに乗り込み、地元の船頭さんが器用にオールを操りながら、熱帯植物が生い茂る狭い水路を進んでいきます。木々の隙間から差し込む光、水面に映る緑、鳥のさえずり…五感すべてで自然を感じられる贅沢な時間です。対向するボートとすれ違ったり、水辺で暮らす人々の生活を垣間見たりと、川とともに生きる文化に触れられます。
タイソン島の果樹園では、ドラゴンフルーツ、ジャックフルーツ、ランブータンなど、日本ではなかなか味わえない南国フルーツを食べ放題で楽しめます。
もぎたての新鮮なフルーツは、甘みと香りが格別です。フルーツタイムには伝統音楽の生演奏も披露され、最後には日本語の「幸せなら手をたたこう」を一緒に歌う場面も。異文化交流の楽しさを実感できる瞬間です。

メコンデルタはココナッツの一大産地で、ココナッツを原料としたキャンディ作りが盛んです。工房では職人が手際よくキャンディを切り分け、包装していく様子を間近で見学できます。出来立てのキャンディは柔らかく、ココナッツの自然な甘さが口いっぱいに広がります。お土産にも最適です。
ハチミツ農園では、メコンデルタ産のハチミツを使ったジュースやお酒の試飲ができます。濃厚な甘みとフルーティーな香りは、疲れた体に染み渡る美味しさです。
多くのツアーでは、永長寺という寺院にも立ち寄ります。
ここには巨大な涅槃像があり、フランス植民地時代の影響と中国仏教の要素が混ざり合った独特の建築様式が特徴です。敷地内には他にも大きな仏像が点在し、ベトナムの宗教文化の多様性を感じられます。自由見学の時間が設けられているので、ゆっくり写真を撮ることもできます。
メコンデルタを訪れるなら、乾季の11月から4月がベストシーズンです。
この時期は雨が少なく、気温も比較的過ごしやすい25〜30度前後。ボートに乗る際も雨に降られる心配が少なく、快適に観光できます。一方、雨季の5月〜10月は午後にスコールが降ることが多く、ツアー中に雨に見舞われる可能性があります。ただし、雨季でもツアーは催行されており、緑がより濃く生い茂る景色を楽しめるという魅力もあります。
服装は動きやすいカジュアルなスタイルが基本です。
ボートの乗り降りや果樹園の散策があるため、履き慣れたスニーカーやサンダルを選びましょう。ヒールやビーチサンダルは避けた方が無難です。日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めは必須アイテム。水上は意外と日陰が少ないため、薄手の長袖シャツがあると日焼け防止になります。
虫除けスプレーも持参しておくと安心です。ジャングルクルーズでは蚊に刺されることもあるので、特に雨季は対策が重要です。飲み物はツアーに含まれていないことが多いので、ペットボトルの水を持参すると良いでしょう。

自力でメコンデルタに行く最大のメリットは、費用を抑えられることです。
ホーチミンからミトーまでバスで移動し、現地で直接ボートを手配すれば、約2,000円〜3,500円程度で済みます。時間やルートも自分で決められるため、自由度が高いのも魅力です。現地の人との交流を楽しみたい方や、ローカル感を味わいたい旅慣れた方には向いているでしょう。
ただし、言語の壁や交通手段の不安があります。特に帰りの最終バスの時間を把握しておかないと、ホーチミンに戻れなくなるリスクもあります。価格交渉でぼったくられる可能性もあるため、相場を事前に調べておくことが重要です。
ツアー参加の最大のメリットは、安心して観光できることです。
ホテルからの送迎付きで、日本語ガイドが同行するプランなら、言語の心配もありません。クルーズや昼食、各種見学がパッケージになっているため、現地で迷うこともなく、効率的に観光できます。初めてのベトナム旅行や、海外旅行に不慣れな方には、ツアー参加が断然おすすめです。
デメリットは、出発時間やコースが決まっているため、自由度がやや制限されることです。とはいえ、混載ツアーならコストパフォーマンスも良く、クルーズ以外の観光や昼食も含まれているため、総合的にはお得に感じられるでしょう。
メコンデルタツアーは、ベトナム南部の自然と文化を凝縮した魅力的な体験です。
日帰りプランなら効率的に観光でき、宿泊プランならより深く地元の暮らしに触れられます。料金相場は日本語ガイド付きで約8,000円〜14,000円、現地の英語ツアーなら約3,000円〜4,000円と幅があります。予約は日本の旅行サイトから事前に行うのが安心ですが、現地で直接予約すればコストを抑えられる可能性もあります。
手漕ぎボートでのジャングルクルーズ、トロピカルフルーツの試食、ココナッツキャンディ工房見学など、ここでしか味わえない体験が待っています。ベストシーズンは乾季の11月〜4月で、動きやすい服装と日焼け・虫除け対策を忘れずに。
初めてのベトナム旅行でも、この記事を参考にすれば安心してメコンデルタツアーを楽しめるはずです。
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