コーヒーよりお茶派、ベトナムでしか味わえないお茶を堪能したい方は、ぜひベトナムのお茶をお土産として選んでみてはいかがでしょうか。
この記事では、ベトナムで購入できるお茶のブランドや購入場所を中心にご紹介します。
ベトナム茶の魅力と、自分に合った選び方を見つけていきましょう。
ベトナム茶がお土産に選ばれる理由

ベトナム茶が選ばれる理由
- 日本では珍しいフレーバーが豊富
- 種類が多く選びやすい
- 高品質なのに手頃な価格
- ばらまき〜ギフトまで対応可能
ベトナムは茶の生産・輸出国の一つですが、「世界第6位」は対象年、茶種、生産量か輸出量かで順位が変わります。順位だけで品質を判断せず、産地・製法・包装を見て選びます。ベトナムでは日常的にお茶を楽しむ習慣があり、レストランでは水の代わりにお茶が提供されることも珍しくありません。
ベトナム茶がお土産として人気を集める理由は、以下の3つが挙げられます。
- 独特な風味
蓮茶やアーティチョークティーなど、日本ではあまり見かけない香り高いお茶が多く、特別感のあるお土産になります。
蓮やジャスミンの香り、緑茶の渋みは好みが分かれます。「日本人なら合う」と決めつけず、香りの強さと普段飲む茶種を基準にします。
ふわっと広がるやさしい香りに心が癒され、一人でじっくりと味わうだけでなく、団らんの場にぴったりです。
- 種類が豊富
フレーバーティーから健康茶まで幅広く揃っており、相手の好みに合わせて選びやすいのが魅力です。
- 高品質
市場に出回っている安価なお茶だけでなく、高品質なお茶が手に入りやすいのも人気の理由です。タイグエンやダラットなどの高地で育てられた茶葉は香りが高く、品質の高さで評価されています。
- 価格
スーパーのティーバッグから専門店の茶葉まで価格幅があります。円換算は為替で変わるため、内容量、1包当たり、VND表示で比較してください。ばらまき用は個包装と原材料表示も確認します。
ベトナム茶の種類と特徴
| 種類 | 特徴 | おすすめ |
|---|---|---|
| 蓮茶 | 華やかな香り・高級感 | ベトナムらしいお土産を購入したいとき |
| 緑茶 | 香ばしくしっかりした味 | 普段使い |
| ジャスミン茶 | すっきり・飲みやすい | ばらまき |
| アーティチョーク | ほんのり甘い健康茶 | 健康志向 |
蓮茶(ロータスティー)

蓮の花を緑茶にブレンドしたものは、ベトナムを代表するお茶です。特にハノイの西湖(タイホー)で収穫された蓮の花を使用したものは最高品質とされ、1キログラムで2万円~3万円の値段がつくこともあります。
最高級品は、蓮の花からわずかに取れる「花の芯(雄しべ)」を何度も茶葉に重ねて香りを移したもので、最初は緑茶特有のしっかりとした渋みを感じますが、後からほんのりとした甘みが広がる独特の風味が特徴です。
一方、スーパーで手軽に買えるタイプは香り付けを工夫したものが多く、日常的に飲みやすい味わいになっています。ふわっとお花の香りがして、ベースが日本人にも馴染みのある緑茶なので、お土産として非常に喜ばれます。
緑茶
ベトナムの緑茶は、ハノイから車で1時間半〜2時間ほどの距離にある「茶の聖地」タイグエン省で生産されるものが有名です。
日本の緑茶が「蒸す」工程を経て作られるのに対し、ベトナムでは高温の釜で一気に炒り上げる「釜炒り製法」が主流です。そのため、香ばしさが際立ち、しっかりとした苦味と渋みを感じるのが特徴です。
ジャスミン茶
ジャスミン茶は、クアンナムやバオロックなどの涼しい高原地帯で生産されるお茶で、香り高い茶葉にジャスミンの花の香りを移して作られます。
ジャスミン茶は香りとすっきりした後味を楽しむお茶です。胃腸改善やリラックスを医薬品のように保証する表現は避け、緑茶ベースならカフェインを含む点も確認します。クセが少なく日本人にも馴染みやすいため、日常使いしやすいお土産としても人気があります。
アーティチョーク

アーティチョークティー(Atiso茶)は、ダラット名産の健康茶で、花や葉、茎を乾燥させて作られます。自然由来のほんのりとした甘さが特徴で、飲みやすいお茶です。
アーティチョーク茶は香ばしさやほのかな甘みを楽しむ飲料で、商品によって花・葉・茎、砂糖や香料の有無が違います。肝機能、脂質、むくみへの治療効果を期待して飲むものではありません。服薬中、妊娠・授乳中、持病がある人への贈答は、原材料を確認して本人に判断してもらいましょう。
スーパーで買えるおすすめのベトナム茶ブランド
ホーチミンやハノイには、ロッテマートやWin Mart、イオンなどの大型スーパーがあり、お茶のコーナーには驚くほど多くの種類が並んでいます。スーパーでの購入のメリットは、滞在中に立ち寄りやすく、商品数も多いことです。
ここではスーパーで購入できる、代表的なベトナム茶のブランドをご紹介します。
Phuc Long(フックロン)

フックロンは、ベトナムで最も信頼されているお茶ブランドの一つです。ティーバックのお茶の販売だけでなく、ベトナム全土にカフェチェーンを展開しています。
高品質な茶葉を使用しながらも手頃な価格設定で、地元の人々や観光客に愛されています。紅茶やピーチティーなどさまざまなな種類の茶葉を楽しめるので、手軽な自分用のお土産としても重宝するでしょう。
Cozy(コージィ)

コージィは、スーパーでも手軽に購入できる人気ブランドです。ティーバッグタイプが充実しており、蓮茶をはじめとするさまざまなフレーバーが揃っています。価格や品ぞろえは店舗と時期で変わります。VNDの店頭価格、包数、個包装の有無を確認し、相手の好みに合う場合だけ選びましょう。
専門店で買えるベトナム茶
高品質なお茶を求めるなら、専門店やセレクトショップがおすすめです。
専門店でも品質は商品ごとに異なります。価格や店の雰囲気だけで決めず、産地、製造者、製造日、茶種、香料の有無、保存状態を確認します。自分へのご褒美や大切な人へのお土産として、特別感のあるお茶を選びたい場合に最適です。
【ベトナム全土】Lang Farm(ランファーム)
ランファームは茶、コーヒー、ドライフルーツなどを扱うブランドです。「オーガニック」は全商品共通と決めつけず、必要なら商品ごとの認証表示を確認します。店舗数や所在地は変わるため公式情報で確認してください。お茶だけでなく、コーヒーやドライフルーツなど多種多様な商品を取り扱っており、ここだけでベトナムの主要なお土産が揃う便利なお店です。
お茶はアーティチョークの取り扱いが多く、液体タイプやティーバッグなど商品もさまざまで、試飲ができることが多いため、不安な方は一度試してから購入しましょう。
【ハノイ・ホーチミン・ダナン】STAR KITCHEN(スターキッチン)

日本人オーナー監修のお土産さん、「STAR KITCHEN(スターキッチン)」。
お菓子やナッツも魅力的ですが、淡いピンクのパッケージが印象的な蓮茶もお土産にぴったりです。
個別包装で4袋入っているので、大切な人へのプチギフトとしても重宝するでしょう。ティーバッグにはベトナムらしいノンラーと花のイラストが描かれており、お茶の香りと共にベトナムの喧騒を思い出すことができます。
【ハノイ】Huong Sen Shop(フオンセン ショップ)
特別な蓮茶を求めるなら、ハノイ旧市街にある「Huong Sen Shop(フオンセン ショップ)」をおすすめします。
50gで350,000~500,000VND(約2,100~3,000円)と高級ですが、自然製法で作られたお茶は香り高く、ハノイを訪れるなら、一度は味わいたい一杯です。
お茶と一緒に販売されている蓮の実のお菓子は、素朴な味わいで蓮茶との相性抜群。試飲も可能なのでここだけでしか買えない蓮茶をじっくりと選ぶことができます。
【ハノイ】レピスリドゥメトロポール

高級ホテル ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ 内にある L’Epicerie(レピスリ・ドゥ・メトロポール) では、スイーツやパンなどの軽食に加え、質の高いお茶も購入できます。
黒い缶に入った茶葉は重厚感があり、紅茶や蓮茶などさまざまな種類を楽しめるのが魅力です。
ホテルクオリティのお土産のため価格帯はやや高めですが、送別の品やビジネスシーンなど、特別な場面での贈り物として選ばれています。
【ホーチミン】HATVALA(ハトバラ)
ホーチミンで高品質なベトナム茶を求めるならこちらがおすすめ。
ベトナムらしいイラストが特徴的なパッケージが魅力で、単品からギフトボックスまで用途に合わせた商品が充実しています。
スーパーの商品では物足りない、特別なお土産がほしいときに訪れたいお店です。
【通販サイト】Tinh

日本にいながらベトナム茶を楽しみたい!そんな方には「Tinh」がおすすめです。
「Tinh」を展開している株式会社Enchaは、日本の通販サイトでベトナム茶の販売をしています。
ハザン地域の茶を扱っています。「完全無農薬」や「自生」は強い表示なので、購入時点の商品説明、検査・認証の範囲、販売者情報を確認してください。
茶葉の大量生産で消えつつある、伝統的な製法を守り丁寧に作られたお茶は非常に貴重で、やさしい味わいが特徴です。大切な人へのプレゼントや自分のためのご褒美としてもおすすめです。
ハノイやホーチミン、日本で、定期的にイベントや販売会が開催されています。最新の情報は、公式SNSをチェックしておきましょう。

ベトナム茶の価格相場と選び方
ベトナム茶は多種多様なため、事前に価格相場や品質を見極めるポイントをおさえておくことでスムーズな買い物が可能になります。
価格帯別の選び方
ベトナム茶の価格は、品質と種類によって大きく異なります。
- スーパーで購入できるティーバッグタイプ:1箱5万ドン(約300円)から15万ドン(約900円)程度
- 中級品:1箱10万ドン(約600円)から30万ドン(約1800円)程度
- 高級品:1箱30万ドン(約1800円)以上
特に最高級の蓮茶は1キログラムで2万円から3万円の値段がつくこともあります。予算や渡す相手によって使い分けましょう。
品質を見極めるポイント
質の高いベトナム茶を選ぶには、いくつかのポイントがあります。
まず茶葉と香り素材の産地を分けて確認します。地名や標高だけで品質は決まらないため、製造日、茶葉の形や香り、異物・湿気、製造者、密封状態まで見ます。次に、パッケージの状態をチェックします。密封性が高く、湿気や光から守られているものを選びましょう。
市場は保存状態が良くない場合があります。お土産を購入する場合は、専門店もしくはスーパーでの購入をおすすめします。専門店で購入する場合は、試飲させてもらうのも良い方法です。
ベトナム茶を持ち帰る際の注意点

ベトナム茶をお土産として持ち帰る際には、いくつかの注意点があります。
- 飛行機での持ち込みについて
お茶は基本的に問題ありませんが、液体タイプのお茶や茶器を一緒に購入する場合は注意が必要です。液体物は100mlを超える容器に入っている場合、機内への手荷物持ち込みが禁止されています。茶器などの割れ物は、布で包み動かないように固定してパッキングしましょう。
- 保存方法
直射日光を避け、涼しく乾燥した場所で保管してください。開封後は密閉容器に移し替え、なるべく早めに消費することをおすすめします。適切に保管すれば、ベトナムの香りと味わいを長く楽しむことができます。
飲む人を基準にした確認リスト
- 緑茶・紅茶ベースならカフェインを含む
- 「ハーブ」「自然由来」でも薬との相互作用や体質差がある
- 砂糖、香料、乳成分など茶葉以外の原材料
- 産地と加工地、製造日、賞味期限、密封状態
- 高級蓮茶は天然香付けか香料か、内容量と製法
健康効果を贈るのではなく、香りと飲み方を贈る、と考えると選びやすくなります。妊娠・授乳中、服薬中、カフェインを控える人には、本人が原材料を確認できる商品を渡してください。
まとめ:ベトナム茶で特別なお土産を
ベトナムでお土産に迷ったら、まずはお茶を手に取ってみてください。
スーパーで手軽に選ぶのも良し、専門店でじっくりお気に入りを見つけるのも旅の楽しみのひとつです。
どれを選んでも、日本ではなかなか出会えない一杯になるはずです。
旅の記憶は、時間とともに薄れていきます。だからこそ、帰国後もふとした瞬間にベトナムを思い出せる「お茶」を、大切な人や自分へのお土産として選んでみてはいかがでしょうか。
コーヒーやお菓子、雑貨も含めて渡す相手に合わせて選ぶなら、ベトナムのお土産特集をご覧ください。



